MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

ツール・ド・フランス2010~第5-6ステージ

2010年07月10日 | サイクリング

想像以上の波乱で、これからの中盤のツールの行方に大きなインパクトがあった第4ステージまでの序盤戦を終えて、第5-6ステージは、フラットコースであり殆ど動きが期待できないお休みコースと思われる。

興味は、何れも最後のスプリント勝負のみで、たんたんとレースは展開するだろうと思われていたが、予想通り第5ステージも第6ステージも、駆け引きらしいものもなく、スタートから7Kmあたりから飛び出した先頭集団も、ポイント争いのみで最後には、プロトン(集団)に吸収されていた。

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第5ステージの最後は、第4ステージでも勝てなかった、あのカヴェンデイッシュが実力通り抜けだして、初のステージVを獲得し、涙していたのが印象的である。

カヴェンデイッシュと言えば、悪童とも言われマスコミに叩かれていたそうで、その反動もあるのだろうか?そのスプリント力は圧倒的な強さであった。

マイヨ・ジョーヌ争いは、全く変化なくこの日は勝負しないステージだったようだ。

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我が新城幸也は、スプリント争いに加わり、15位でフィニッシュしたのには、ビックリだった。

フランスの広大な風景や応援光景も、実に楽しいもので、沿道の興奮がそのまま伝わってきた。

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第6ステージは、最長の227.5Kmのフラットコースであるが、プロトン(集団)は全く動かずに最後はスプリント勝負でステージを終わった。

後30KM地点では、新城が落車してヒヤリとさせられる場面もあり心配したが、何食わぬ顔で走り出していたので、大きな怪我はなかったようで、最後のスプリント争いに加わり、19位でフィニッシュして元気な姿を見せてくれた。

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この日も、スプリンターは後6KMから、集団の前へ前へと激しく位置取りに動き、新城もその中で仕事をしていたようで、最後はカヴェンデイッシュが圧倒的なスプリン力を活かしての2連勝となった。

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マイヨ争いのコンタドール(9位)やA・シェレク(6位)などは、変化なく中盤の山岳コースへ勝負は持ち越されていた。

この日の放送では、緊張感のなくマッタリムードで進んでいたため、栗村氏の明快な解説がツールに精通されたウラ話やツールのイロハなど、レースの展開よりも大変興味深く、その豊富な知識や経験からの説明には、まさに『クリムラ ワールド』が拡がり、納得の貴重な時間であった。

また、コンタドールが昨年のマイヨ・ジョーヌのお礼にと、同僚だったアームストロングに記念の時計をプレゼントした話が紹介されたが、アームストロングが「マイヨ勝利は、偉大なチームの助けを借りてのマイヨVであることをやっと解ってくれた」とコメントしたそうで、いろいろ取りざたされていた、両雄の関係を垣間見たようだ。

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途中の補給地点でのサコッシュの受け渡しや、選手が捨てる中身やボトルを死にものぐるいで奪い合う光景は、本場ならではの光景だろう。

そのゲットしたボトルやサコッシュが、ネット・オークションで売買されているそうだ。

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また、コースにあるレトロな美しい古城が幾つも紹介されるが、ツールコースを旅したい誘惑に駆られていた。

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いよいよ明日から中盤の山岳コースとなるが、世界一のクライマーであるコンタドールの躍進に期待したい。

【写真はテレビ画面より】

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