梅雨本番の中、真夏日が続いており、ランニングには最も苦手な期間で今月に入ってからは、大幅にランを控えていたが、久し振りの青空を見て ホームコースで江の島へとスロージョグへと飛び出した。
この時期は、高温と蒸し暑さから熱中症も心配されるので、特に、昼のランは要注意である。
7月1日は、湘南片瀬海岸の海開きの日であり、海大好き人間には、欠かせない地元のイベントで毎年参加していた。
「海と言えば湘南」、湘南の夏の海は、やはりイメージ通りで、蒼い海が拡がり、江の島周辺にはヨットやウインドサーファーフが色々の帆をなびかせて、サーファーが波に乗る光景は、東洋のマイアミと言われて人気スポットとなっている。
江の島には約2週間ぶりに訪れたが、この日は海開きに相応しく青空が拡がる炎天下となり、片瀬海岸には海の家もずらりと立ち並び、すっかり夏の湘南海岸に変貌していた。
今年の海開きは、片瀬西海岸で開催されたが、今年も藤沢観光大使に任命されている、『TUBE』が来るとあって、9時過ぎから海水浴などマリンスポーツとはかけ離れているのでは?と思われるような人達が集まっていた。
湘南港の特設スタンド脇では、『マイアミビーチショー』として、恒例の神事に始まり、関係者や観光大使のTUBEなどが参列して、クス玉割りなど催事が行われ、この夏の海岸の安全を祈願して、海水浴場がオープンした。
毎年、400万人近い浴客が訪れるそうで、地元の我々はかえって近寄りがたい状況にもなりうるほど、賑わう本格的な熱い夏シーズンが到来する。
集まっていた数百人の若い女性ビジター達は、神事そこのけでTUBEをカメラで追い、二礼二拍手も、TUBEに合わせていたのには、驚いた。
クス玉割の後の記念写真では、カメラかざして「前田さ~ん、こっち向いて~」と、黄色い声が飛び交っており、TUBEが引き上げたら、後の催事には目もくれないで立ち去っていた・・・・
続いて水難訓練や、ライフセイバーの実演なども行われていたが、一部関係者だけの参加となり、救命救急措置について、毎年訓練を受講しているが、さらにテクニックなど専門的なアドバイスももらい自分にとっては意義ある時間であった。
オープンを待たずに近くの園児達だろうか、父兄などに見守られながら、早くも海水浴を楽しむ姿も見られた。
一方、これまで海岸を占拠していたサーファー達は、限定されたサーフビレッジの一角に追われての波乗りを楽しんでいたようだ。