江の島散策の後、近くの鎌倉腰越へ向かい腰越漁港から満福寺を訪れてみました。
腰越漁港と言えば、間もなく解禁になるシラス漁で有名ですが、静かな雰囲気となっており、江の島や小動岬を望める素晴らしい光景がみられます。
岬の上には、夏には天王祭りで賑わう腰越の鎮守様と言われる小動神社が見られます
腰越岬の浜では、ワカメの天日干しされており、腰越通りの魚市場でも潮風に揺られている天日干しの光景が見られ、春の風物詩となっています
腰越通りの義経ゆかりの「満福寺」に寄ってみました。
寺の前には、江ノ電が走り沿線の名スポットとなっています。
山門を入り本殿の中には、義経や弁慶を描いた襖絵がありますが、この日は開放されていませんでした。
本殿前には、頼朝に許しを請う「腰越状」を書くシーンで、義経が伝える言葉を弁慶が綴る石像が置かれ、その心境が読み取れるようでした。
その横には、筆供養の地蔵像も見られます。
弁慶が書状を下書きするために墨をすった硯の池や義経の手洗いの井戸が今も保存されています。
他にも怪力の弁慶が手玉にとった手玉石や可愛い子供地蔵も見られます。
墓所へ向かう隧道の壁面には、天女像などのアート作品も描かれています。
春本番近しを感じながら鎌倉の歴史散歩でした。