快晴となった富士山の日に曽我丘陵をハイキングした後に、曽我梅林を花見散歩していました。
「曽我の梅林」は、別所会場や原会場、中河原会場で約3万6千本の梅が咲き誇る関東屈指の梅林となっており、今年はコロナ禍で梅まつりは開催されていませんでしたが、見頃となった紅梅やしだれ梅など鮮やかに咲き誇っていました。
別所会場の剣沢川の散歩道からは、富士山の日に因んで雄大な富士山が姿を見せる絶景が拡がっていました。
川沿いには紅白の枝垂れ梅がその華麗な姿を競い合う光景は、「かながわ景勝50選」に選ばれているこの時期ならではの絶景が見られました。
県道沿いの民家には、3万5千本の梅の中で最も鮮やかな樹齢60年の藤牡丹枝垂れも見頃となって見応えある姿を披露しています。
紅梅交差点の先にも枝垂れ梅園があり、高さ4m近い大きな枝垂れ梅が舞姫のような美しさを競い合っています。
白梅も大きな枝を延ばして紅梅に負けない姿を見せています。
田島地区の玉泉寺では、七観音塔や笠付三猿塔など珍しい石造物が多く見られ歴史路となっています。
玉泉寺を後にして72号線沿いを進むと、蓮台寺の道路沿いには、可愛い「祭り地蔵」や「踊り念仏」のレリーフが置かれ、お祭り広場となっていました。
さらにその先の菅原神社に立ち寄ると、学問の神菅原道真公を祀る天神さまで、境内には「撫で牛」や「わらべうた 通りゃんせ 発祥の地」の石碑があり、足腰の疲れも癒されていました。
御神木のムクノキの大木は、主幹の下から空洞が出来ていますが、天然記念物に指定された樹齢800年近い老木ですが御利益により元気な姿を見せています。
曽我梅林の梅・菜の花と富士山のコラボした湘南の絶景に酔いしれたぶら散歩でした。