建国記念の日を迎えてゆかりの明治神宮へ参拝してきました。
例年恒例の奉祝パレードは、コロナ禍で異例の中止となりましたが、初詣を兼ねて静かな雰囲気の中で参拝し、神宮の杜を散策していました。
明治神宮の入り口の原宿駅は、新たな駅舎に変わり神宮橋脇に見違える景観となっています。
南参道では、参拝人の姿もまばらで高木の緑に包まれた聖なる雰囲気が漂っています。
参道の脇には、「代々木」の地名の由来である「代々の楡の大木」が見られます。
正参道の大鳥居は、木造として日本一で高さ12m、笠木と菊の御紋があり、風格が感じられます。
5年前に建て替えられた白木の第三鳥居も白木の美しさで輝いています。
例年、奉祝パレードの後、大合奏が行われる拝殿前も静かな雰囲気でした。
南神門(楼門)の扉には、皇室ゆかりの菊紋や💛マークの金具が飾られています。
本殿前の夫婦楠は、夫婦円満・家内安全の御利益があるパワースポットとなっています。
拝殿や回廊には、ゴールドの飾りが多く飾られて明治神宮独特の神々しい雰囲気が感じられます。
参拝の後、広い神宮の杜を巡り、宝物殿を見学予定でしたが、耐震工事が行われており、休館されていました。和洋折衷の校倉造り優美な外観は素晴らしく国の重要文化財に指定されています。
素晴らしい鬼瓦や懸魚の飾りに魅せられていました。
宝物館前の芝生広場には、君が代に詠まれている伝統のさざれ石が設置されています。
芝生広場で一休みしていると、ランドマークのドコモタワーが聳え癒しの広場となっています。
長寿の神「亀石」もパワースポットとなって人気スポットとなっています。
境内の明治の杜を一巡りして神宮橋と並ぶ「五輪橋」の欄干には、前回の東京五輪を記念したマラソンや体操、柔道のレリーフが描かれていますが、2020東京五輪・パラリンピックの開会が迫る中で、想い出が蘇っていました。
この後、明治神宮から靖国神社へ向かいました【続く】