新春恒例の消防出初式が、引地川沿いの防災訓練センターで開催されました。
会場の防災訓練センターでは、早朝から多くの市民が集まり、関係者や消防職団員との交流も行われ、地域の安全・安心の街づくりとなる災害防止への認識を深める貴重な機会となっていました。」
第一部の式典では、市内の各地区の消防署部隊、と消防団部隊が会場に集い国旗掲揚から参加部隊の観閲が行われ、力強い号令や勇ましく頼もしい掛け声で信頼高まる独特の雰囲気に包まれていました。
市長や来賓のご挨拶でも、災害に強い街づくりを行うべく、市民と共に安全・安心な一年となるように努力することを語られて認識し合っていました。
第2部の公開演技では、消防音楽隊が会場を巡りながらドリル演奏が行われ、会場に音響が響きわたり気分高まる雰囲気が作られました。
その後には、地域の消防部隊と消防団隊の指令車や消防ポンプ積載車、救急車など約30台の分列行進が行われ、日頃の活動に感謝や感動を呼ぶ光景が見られました。
分列行進の後は、市内のとび職連合会による「木遣り・梯子乗り」が行われ、粋な半纒姿のとび職による木遣歌を歌いながら火消し隊の行進の後、梯子乗りでは、頂上技や返り技など様々な演技が披露されて、観客から盛大な大拍手が送られ、町火消の心意気をが伝わっていました。
梯子乗り演技の後は、高層ビルで発生した火災を想定した消防隊の活動が紹介されて、如何に被害を最小に留められるかの消防署部隊の演技が公開披露され、感動を呼ぶひと時でした。
公開演技の最後は、消防団部隊により一斉放水が行われ、会場には晴天の青空を背景にレインボーカラーのフィナーレを飾る光景が見られました。
今年は、東日本大震災から12年、関東大震災から100年を迎えますが、災害防止に向けて安全・安心で災害に強い街を目指す災害意識を高めるべく確認し合っていました。