桃の節句を間近に控えて、毎年開催されている近くの菱沼八王子神社の雛人形展示が開催され、雛まつりを観てきました。
途中の富士見ポイントの赤羽根富士見ファームでは、寒の戻りの寒さで地名の由来となっている雄大な富士の姿が見られました。
富士見ファームから八王子神社へ向かう坂道には、庚申塔や馬頭観音など見られ歴史街道となっているようです。
坂上の八王子神社前の高台からも美しい富士山が見られました。
八王子神社は、江戸時代中期に再建された古刹で、雛祭りや端午の節句のお祭り、盆踊り大会が開催されて地域の信仰を集める神社となっているようです。
拝殿には、神紋が輝く鬼瓦、向拝には龍の木彫り・神石、本殿には千木・鰹木が飾られて伝統の姿が見られます。
ご神木の巨大なタブノキが立ち、幹の太さも2m近い巨木で、市の景観重要樹木に指定されています
神楽殿には、近くの住民が持ち寄った約250体の雛人形が約10mの七段飾りで並び、衣装も様々で見応えある素敵なお人形様で、時代の流れを感じさせる温かい見応えある雰囲気となっていました。
最近は、あまり見られないひな壇に並ぶ多種多様な雛人形の日本伝統の文化に感動を覚えるひと時でした。