靖国神社の秋の例大祭を迎えて、今年の終戦記念日の参拝はコロナ禍で出来ませんでしたが、心込めて参拝してきました。
今年は、コロナ感染防止のため祭儀は開催されていませんでしたが、参道には参拝者の姿も少なく静かな光景でした。
神門には、日章旗と真榊が掲げられ、扉には菊の御紋が飾られて荘厳な雰囲気を感じられます。
当日祭の神事は終わっていましたが、国のために戦い命を捧げられた方々に心を込めて参拝し気持ちを新たにしていました。
拝殿にも菊の御紋が飾られ靖国神社特有の輝きが感じられます。
神門の内側の靖国の桜横には、風格ある青銅大灯籠も見られます。
参拝後、境内を散策していました。神池庭園では、滝石組や花崗岩の橋などがある回遊式の庭園となっており、新潟から奉納された沢山の煌びやかな錦鯉が泳ぎ回っています。
本殿の周りの森林には、全国の憲兵隊や近衛隊から奉納された樹木が茂る神域を感じられる聖地となっています。
森の中には、憲兵隊の功績を顕彰する「守護憲兵之碑」が設置されています。
遊就館の前には、特攻隊の勇士を讃える記念碑があり、大東亜戦争の末期に約5800人の特攻された勇士の姿を見て、この国の繁栄の礎になられた殉国の精神に感動していました。
護国海防艦の記念碑や母の像碑などが立ち、国を護った歴史を感じさせられていました。
遊就館では、零式戦闘機(ゼロ戦)もその英姿が保存されています。
能楽堂前には、全国から奉納された菊花展が開催され、色とりどりの豪華な菊の花が心込められた美しい姿で戦死された方々に気持ちを伝えていました。
第二鳥居の横には、日本一の大灯籠が聳え、灯篭の下には陸海軍の戦闘場面を描いたレリーフが嵌められています。
参道では、名物のイチョウの木はまだ色づきは早いですが、石灯篭と共に靖国神社の美しい光景が見られます。
靖国神社を参拝後、北の丸公園をぶら散歩していました【続く】
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます