箱根駅伝競走の往路では、天候に恵まれて区間新記録が続出し、3年振りに青山学院大が往路優勝を果たし、国学院や東京国際、東海大に2分以上の差をつけ、復路では往路以上の展開を期待しながらテレビ画面に釘付けでスタートシーンを観ていました。
6区の山下りでは、東海大の館沢選手が区間新で追い上げて2位、往路で11位だった東洋大も区間新と7位まで追い上げて抜くつ抜かれつの激走が見られました。
7区でも予想通りの青学大と東海大のは2分差で互いに譲らず後半の優勝争いがどうなるかと心配しながら今年も勝負所の遊行寺坂へ応援に向かいました。
遊行寺坂では、青学や日大、早稲田、神奈川大などの大応援団が待ち受けており、応援合戦となっていました。
復路の勝負どころの遊行寺坂で待つこと約10分で、青山学院がトップを維持して、2位東海大を2分以上離し、国学院大、東京国際大と続き、青学の優勝がほぼ決定的な差を見せていました。
期待の早稲田もシード権を維持しながら、大応援団に手を振って快走していました。
26年振りに箱根路に戻ってきた筑波大は、最下位で通過しましたが、追い上げを期待して背中を押していました。
復路の勝負区間の9区でも青山学院が区間一位の快走で総合優勝を確実にしていました。アンカーへ繋ぐ鶴見中継所では、日大・日体大・筑波大の3校は襷が繋がらない繰り上げスタートとなっていました。
最終区では、東海大の追い上げも見られましたが、青山学院が圧倒的な強さを発揮して大会新記録で総合優勝を奪還しました。
2連覇を狙った東海大も復路優勝を勝ち取っていました。
シード権を掛けた争いもゴール前では、早稲田大が駒沢大を振り切って7位、優勝候補だった東洋大は、10区の大ブレーキでまさかの10位となり、辛うじてシード権を確保しました。
最後は、期待した筑波大が復帰ならず最下位となり、来年の復帰を期待したい。
創設100周年記念大会となった今回は、7区間で区間新記録が出るハイレベルの高速レースとなり、東京五輪へ向けて世界への飛躍を期待したい2日間でした。
【一部の写真は、テレビ画面から】
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