快晴のハイキング日和となった先日、鎌倉の紅葉スポットの建長寺から天園コースへ紅葉狩りハイキングしてきました。
北鎌倉駅前の円覚寺の総門前では、大きなモミジの木が赤く染まった見栄えのある姿を見せて撮り合っていました。
建長寺の境内に入ると、巨大な三門が聳え立ち楼上には釈迦如来や五百羅漢が安置されているようですが、鎌倉五山第一位の風格ある重要文化財の姿が見られ、パワーを感じながら門をくぐります。
仏殿には、地蔵菩薩坐像が安置されており、天井や壁には多くの画が見られますが、伝統的な空間が創られています。
また、法堂の天井にも小泉淳作に描かれた五爪の龍の「雲龍図」が見られます。
方丈の正門では、屋根が唐破風になっている豪華な「唐門(勅使門)」と呼ばれ、芝増上寺から移設された門で、10年前に新たに修復されて光り輝いています。
方丈周りの広場には、大木のモミジの木が覆いかぶさるように大枝を延ばして見応えある姿を見せています。
方丈から半蔵坊道を進み、半蔵坊大権現の参道脇には達磨大師像があり、周辺も紅葉に包まれています。
参道から紅葉に包まれた約250段の急階段の階段を登り半蔵坊大権現へ向かいます。
半蔵坊大権現の急坂斜面には、大権現に仕える大小12体の天狗像が祀られています。
急階段の脇の岩肌には、天狗のような彫刻アートが刻まれています。
最頂部の大権現堂前には、威嚇的な姿のお天狗さまが、参拝者をチェックしているようです
富士見台からは、疲労感を忘れさせる秋の富士山が見られ癒されていました。
天狗様の後ろからも建長寺境内や相模湾の展望が望めます。
半蔵坊から更に165段の急階段を登った裏山の「勝上献展望台」からは、鎌倉の街や海と建長寺境内の伽藍が見られ、一休みしながら鎌倉の歴史や景観を実感していました。
一休みした後、天園ハイキングコースを経て鎌倉の紅葉スポットの獅子舞谷へ向かいました【続く】
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