横浜三塔の日(3月10日)を迎えて、横濱のシンボルである「神奈川県庁(キング塔)・横浜税関(クイーン塔)・横浜市開港記念館(ジャック塔)」の『横濱三塔』で、今年も記念イベントは行われませんでしたが、三塔の代表であるキング塔の神奈川県庁から大さん橋をぶら散歩してきました。
キング塔は、今年竣工95年を迎える横浜の代表的なレトロ建築で見応えある幾何学的な装飾模様が特色の荘厳な景観が見られます。
キング塔だけは、内部や屋上が見学可能でしたので久しぶりに、中央階段から屋上を見学してきました。
エントランスの中央階段の球形照明や手すりのグリルなどに、「宝相華」をモチーフにした装飾がみられます。
また、中央エントランスには、ユーモラスな親子像も設置されています。
屋上では、五重塔を連想される塔屋が聳え立ち、屋根上には相輪も飾られています。
屋上からは、開港記念館(ジャック塔)も見られますが、修復工事中で時計塔や屋根ドームもシートで覆われていました。
屋上の展望台からは、ベイブリッジの先に、大黒埠頭に3年振りに寄港した国際クルーズ船の「ダイヤモンド・プリセンセス」や大さん橋が望めました。
屋上の北東側には、横浜三塔で一番高い横浜税関(クイーン塔)の塔上にはイスラム風ドームの姿が見られました。
屋上の一角には、往時の粘土で作られたライト様式のテラコッタの装飾が展示されています。
キング塔から大さん橋へ向かうと、大さん橋のクジラの背中と呼ばれる屋上広場からも、ダイヤモンド・プリンセスや山下公園、赤レンガ倉庫パークが望めました。
背中の芝生園には、東日本大震災12年を迎え、点火前の追悼の花の灯火が並べられていました。
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