演歌ファンの世代として年末から大変気になっていた少女歌手の『さくら まや』さんが、今フィーバーしているようだ。
演歌ブームと言える程ではないが、昨年からジェロのヒットや、清水博正、大江裕など異色の歌手が次々とヒットしている。
中でも「さくらまや」は、天才少女歌手としてジェロとは違った演歌の心を唄っているように思う。
『大漁まつり』でデビューしてから、ジワジワと人気が出ているそうで、テレビでの放映はあまり多くないが、
昨日の「情報ライブ ミヤネ屋」に生出演して、偶然その唄いぶりやインタビューを見たが、大人に負けない根性や歌唱力を持っていると感じた。
ヒットメーカーの岡千秋氏に、「20-30年に一度の逸材である」と言わせた、その抜群の歌唱力には、一度聞いただけで吸い寄せられる魅力がある。
また手振りや振り付けも、ベテラン歌手顔負けの演技で決まっており、インタビューでもスポットライトを浴びるのが大好きで、實にカメラ慣れしているのだ。
ド演歌に近いこぶし、しゃくり、ビブラートが素晴らしく、ド演歌ファンにはたまらない魅力である。
演歌は、その歌詞の心の理解が必須であるが、作詞家に歌詞の意味を教えてもらって和の心を習得して、感情をこめてこぶしを効かしているそうだ。
人によっては、子供らしくないとか、こましゃくれているという批判もあるが、天性を活かして頑張ってほしい。
夢は、「紅白歌合戦に出て、曾オバアチャンに見てもらいたい・・・」そうで、ジェロの後を追い紅白出場を果たしてほしい。
尊敬する歌手が、北島三郎と美空ひばりだと聞いて、またビックリである。
番組で、「リンゴ追分」の一小節を唄っていたが、ひばりを超える歌手では?と思ったほどである。
住まいが帯広市のため、就学中はテレビ出演などは制約があるそうであるが、幼児からの様々のレッスンは欠かせないそうだ。