江ノ島サムエル・コッキング苑(植物園)の『青の竜舌蘭(アオノリューゼツラン)』が見頃になったと聞いて、マイチャリで駆けつけてみた。
これまでも、7月初めに開花とか、来週開花予定とかの情報で出かけてみれば、咲いていなく無駄足を踏んだが、観光協会のWeb情報で4回目の訪問であった。
アオノリューゼツランは、100年に一度しか咲かないと言われるが、実際には、日本では30-50年で開花するそうだ。
このサムエル・コッキング苑では、別の株であるが、5年前と3年前に咲いていた。
今年は、一辺に6本が咲き始めており、花茎は約5メートルもある。一見、巨大なアスパラガスのようだ。
係りの方に伺うと、約1ヶ月半前に花茎が伸びはじめて、ようやく開花し始めたそうで、花が終わると その直前に 子孫の株を残して枯死するそうです。
花茎1本に、約 数十個の花を円錐状に付けるているが、花そのものは、花茎が高いので、下から眺めても、花の様子が今一見えないのが残念であった。
遠くから来られたという観光客の方も、すぐ近くの展望台から眺めたが、小さくて見えなかったとか。冥土への土産話にならないと 慰めあった。
開花は、一辺に全てが咲くのではなく、上から?順々に開花していくと聞いたが、8月のお盆前後まで 竜舌蘭騒ぎが続くであろう。
『サムエル・コッキング苑』は、明治時代に、イギリスの貿易商のサムエル氏がこの地に和洋折衷の大庭園を開いたのが始まりだそうで、世界の珍しい植物が沢山植えられていて、苑内には、サムエル邸跡が残されている。
苑内には、また、マイアミエリアがあり、そこからの片瀬海岸や鎌倉方面の湘南海岸の眺めは 抜群である。
東洋のマイアミの片瀬を臨める場所という意味か?
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