境川サイクリングで横浜の俣野公園から急坂を経て近くの和泉川沿いにある天王森泉公園・境川遊水地公園をポタリングしてきました。
天王森泉公園は、14年前に開園された緑豊かな市民の森公園で、園内には、明治時代に創業された旧清水製糸工場だった建築が保存されて「天皇森泉館」として、当時の姿のまま拠点施設となっており、横浜市の歴史的建造物にしていされています。
森泉館の裏山の急斜面の「涌水の森」と名付けられた森には、竹林の小径があり、わさび田や生態池があり、清水が流れる里山の光景がみられます。
わさび田にも豊富な湧水が流れてわさびが生育されていました。
小径には、ナデシコなど春の花も対照的な色合いで咲き誇っていました。
園内で一番広い雑木林の森は、クワガタが多くいたことから「くわくわの森」と名付けられ、現在はクヌギやコナラの若い木が茂る緑豊かな自然の森となって野鳥の声が響き渡り、生物多様性豊かな雰囲気となっていました。
天王森泉公園の森の中には、多くの石像が設置されて不思議な雰囲気でした。
天王森泉公園から近くの境川遊水地公園では、自然創出のビオトープとして自然豊かな水辺環境が創出されていて、四季を問わず優雅な光景が見られ、人気のお休み処の鷺舞橋で一休みしていました。
公園内の水辺には、アオサギやダイサギが楽しんでいる姿も見られました。
遊水地公園で一休みして、長い坂道を上った丘の上の農場では、珍しい牧草ロールが並び、牧草の刈取りが行われる光景が見られました。
「雲昌寺」は、大河ドラマ鎌倉殿で話題となった鎌倉幕府2代執権の北条義時が入道したことに由来して建立された曹洞宗の名寺となっています。
本堂には、宝輪や三つ葉葵の御紋が見られ、歴史ある景観が見られます。
境内には、ユニークな石像や庚申塔などが見られ、湘南の人気の名寺の雰囲気が残されています。
広い境内の墓苑の歴代住職の墓地の一角には、開基北条義時の供養塔が立てられていました。
横浜の天王森泉公園や遊水地公園など緑豊かな春の景観を満喫しながらのロングライドでした。
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