座間のひまわり畑を散策後、座間の湧水・歴史の里を巡ってきました。
ひまわり畑から約2km程離れた座間キャンプ近くに「番神水公園」があり、公園の奥の三十の神々の三十番神を祀る番神堂が鎮座し、お堂の奥には、日蓮上人が法華経を唱えながら杖を突いたら水が湧き出たと伝えられる伝説の湧き水となっており、現在も湧き水の名所となっています。
番神水公園の北側の座間公園にある座間神社では、「幸福の水」と言われる御神水が湧くパワースポットとなっており、湧水は見つけられませんでしたが、境内には、樹齢300年の御神木のシイの木がパワフルな姿で聳え立っています。
拝殿の前には、多くの風鈴が清らかな音を響かせていました。
夫婦和合・結婚成就・家内安全の夫婦椹の木も見られます。
天神社・山王社・浅間社・名王社など境内社も鎮座し、パワーが溢れる雰囲気となっていました。
本殿から少し離れた所には、「伊奴寝子社(いぬねこしゃ)」が鎮座し、犬やネコなど全ての動物の安全を守る古社となっています。
座間神社に参拝の後、「湧水と歴史の里」呼ばれる湧き水の小径を往くと、道祖神やせせらぎの道となって湧き水の源泉の光景が見られる鎌倉古道となっています。
小径の先の龍源院の境内には、六地蔵が並びその奥には、弁財天の祠の脇から水が湧き出て「龍源院の湧水」と言われ、鈴鹿の小径に向かってせせらぎの小径となっています。
湧き水のせせらぎの道には、「鈴鹿の泉」と称する湧き水の源泉の光景が見られます。
鈴鹿の小径から少し離れた「護王姫大明神」には、源義経の側室の牛王姫がこの場所で亡くなったそうで、牛王姫が祀られ、本殿の横には、墓標の代わりに植えられた樹齢300年の大楠の木が聳え立ち、天然記念物となっています。
護王姫大明神近くの星谷寺(星の谷観音)では、坂東三十三観音の八番所で、七不思議の寺とも言われて境内には、仁王像や東日本最古の梵鐘、大銀杏、宝篋印塔など貴重な史跡が保存されています。
心岩寺の境内の本堂前の不動池には、朱色の橋の奥から湧き水が流れ落ちていて、縄文時代からこの地域に住む人々の生活用水だったことから「天水」と呼ばれ、座間の名水処となっているようです。
心岩寺から急坂の「梨の木坂」を上ると、石の標石が立ち、「座間古説」の中に「梨の木諏訪坂」という名称が刻まれており、古くからあった坂とようで、近くには崖下には、梨の木坂横穴墓群があったそうですが、見つかりませんでした。
座間の湧水・歴史の里などの歴史スポットを巡ったロングポタリングでした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます