梅雨間の散歩日和となり、馬堀海岸から走水海岸、観音崎までうみかぜの路をぶら散歩してきました。
馬堀海岸のうみかぜの路では、防潮堤のコンクリート壁に約15点の壁画が描かれて素晴らしい「うみかぜの画廊」となっています。
「うみかぜの路」は、横須賀から観音崎まで約10kmの遊歩道ですが、ヤシの木の並木道と広いウオーキングロードとなっており、四季を問わず潮風を受けて絶好の海岸沿いの遊歩道でランナーの人気スポットとなっています。
横須賀中央方面や房総半島を望む素晴らしい光景を見ながら観音崎へとスロージョグしながらイザスタートでした。
馬堀海岸の先に、走水海岸・御所ケ崎を目指してピッチが上がっていました。
春には桜の名所となっている走水水源地沿いの坂道を上った破崎緑地の展望台からは、猿島や横浜、富士山も望める関東富士見百景に選ばれているビューポイントですが、富士山は見れませんでした
その先には、御所ケ崎岬があり、日本武尊が東征の際に仮の御所を設けて軍旗を立てたことに由来する伝説の場所で、広場の右手の御所ケ崎には以前に弟橘媛を祀る橘神社があったそうですが、現在は走水神社に移されています。
広場から東京湾を望む青々とした光景
走水漁港の山手にある走水神社には、日本武尊より賜った「冠」を石櫃に納めてその上に社殿を建て日本武尊と弟橘媛命を祀る神社で、心込めて日の国の発展を願って参拝してきました。
この日も境内には、コロナ禍で参拝者の姿は見られず、静かな雰囲気の中でこの国のコロナ禍の収束を祈願していました。
弟橘媛命の顕彰と海の安全と平和を祈る「舵の碑」
日露戦争の戦利品の「露国機械水雷」
走水の水を祀る水神社には、水の化身の河童も祀られて海の安全を守っています。
境内の丘陵の上には、弟橘媛命が海に身を投げた時に詠んだ歌が書かれた歌碑が建てられています。
さらに山道の上には、神明社・須賀神社・諏訪神社の三社が鎮座しています。
三社の奥地には、古代稲荷社跡が保存されています。
境内の展望テラスから走水漁港と房総半島を望む光景も見られます。
神社前の旧道には、赤頭巾や赤布レースを付けた道祖神も見られ、歴史を感じるスポットです。
走水漁港から観音崎ホテルの海沿いには、ウッドデッキの約1kmのボードウオークが設けられており、波打ち際の潮風を受けてお休み処となっています。
一休みしてこの日の目的地の観音崎公園へ向かいました【続く】
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