MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

鵠沼皇大神宮例祭 2013

2013年08月18日 | まち歩き

我が街藤沢市の大庭・辻堂・鵠沼エリアの「大庭御厨」領域の総鎮守である鵠沼皇大神宮の夏の例祭(人形山車まつり)が近くの鵠沼皇大神宮で行われました。

日頃は、烏がカア~カア~なく鎮守の森は、鬱蒼とした樹林に囲まれ参拝者の姿も少ないが、「湘南のお神明さま」と呼んで親しまれており、例祭も開始から終了まで短いため「いっとき祭」とも呼ばれています。
例祭(人形山車まつり)は、「かながわのまつり50選」にも選ばれており、藤沢の夏に彩りを添えています。

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2時過ぎに、9基の人形山車が狭い参道に次々と到着して勢揃いしており、その山車はどれも豪華絢爛で伝統のお囃子が響き渡っていた。

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山車に付き添う獅子舞やひょっとこ踊りも、子ども達から一番人気を呼んでいたようで、その振る舞いも実にユニークでした。

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山車が参道を進み順次境内へと引き進むと、境内を埋め尽くしていた観客から大拍手が沸き起こっていました・・・

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入場は、各町内会の那須与一、源頼朝、神武天皇、源義経、徳川家康、楠正成、浦島太郎、日本武尊、仁徳天皇の順で人形山車が氏子に牽かれて参入していました。
何故、9基の人形がこの9人なのでしょうか?面白い人選ですね・・

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境内の三の鳥居前に勢ぞろいすると、3基づつ祭囃子太鼓の競演と引き回しが行われます。

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案内によると、どの山車も約110~120年前に制作されたもので、総欅造りの豪華なものです。
約1時間の間は祭が最高潮に達して、他の祭りでは見られない伝統を感じました。

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山車の屋根で舞を演じたり、山車の周りでは仮装した大黒さまなどの舞で福をよんでいました。

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山車の造りも豪華な彫が施され、五層の飾りも素晴らしいものですが、作者等の紹介はありませんでしたが、由緒あるもののようでした。

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山車の演技が行われている間には、社殿では神事が粛々と執り行われており、その後、藤沢市無形文化財となっている「湯立神楽」が行われていました。
湯立神楽は、打囃子から始まりお祓い、掻湯、湯座、剱舞・・など伝統の神事だそうで、搔湯では煮えたぎる釜の湯を掻きまわしてユタブサに湯花を浸して、参拝者に振りまいて無病息災を願うものだそうです。
伊勢神宮の式年遷宮でも鵠沼皇大神宮の湯立神楽が奉納されるそうです。

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5時30分には、全ての予定が終了して三本締めで「いっとき祭」が終了していました。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
凄い人出ですね。沢山の歴史ある山車も見事です。 (アルルkan)
2013-08-18 18:01:49
凄い人出ですね。沢山の歴史ある山車も見事です。
保存も大変ですね。言うは易いが、いつまでも守られるといいですね。
返信する
アルルkanさん (korman)
2013-08-19 08:15:55
アルルkanさん
広くない境内ですから、東京の祭りとは比較出来ませんが、
地元では伝統の祭りとして、盛り上がっています。
お伊勢さんの系統の皇大神宮ですから、式年遷宮にも地元から多くの奉納が企画されていると聞きました
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