「関東のお伊勢様」と言われる伊勢山皇大神宮が創建150年を迎え、奉祝記念事業として大祭が行われました。
伊勢山の皇大神宮は、天照皇大神を御祭神とする神社で伊勢神宮より天照大神の分霊を勧請した神社で横浜開港以来横浜の総鎮守として広く信仰を集めています。
拝殿前では、氏子様が揃い奉祝の神事が行われており、拝殿に参拝は出来ませんでしたが、聖なる雰囲気が漂う中で、天下泰平、新型コロナウイルスの収束を嘆願していました。
拝殿の背後には、伊勢神宮から移設された輝く本殿が見られます。
大注連柱の横には、シンボルの「照四海」の常夜灯が設置されており、約百年前に設置されて今も横浜港から明かりが見られる灯台を模しているようです。
伊勢山皇大神宮のすぐ近くの成田山横浜別院の「野毛不動尊」に立ち寄り参拝していました。野毛不動尊も150年前に遙拝所として創建された不動尊で開港以来の尊厳ある横浜のパワースポットとなっています。
境内には、奇岩の岩山に不動明王の石像や観音像が異様な姿で狛犬のように並んでいます。
神事を終えた神輿が伊勢山から紅葉坂、けやき通りを経て臨港パークへとみなとみらいエリアを災いやコロナウイルスを払い除けて清めながら静々と練り歩いていました。
臨港パークの会場では、約200mの馬場が特設されて流鏑馬が行われ、コロナ禍の中で馬も興奮気味だったようですが、小雨降る中で大変な盛り上がりでした。
今回は、新型コロナウイルス感染症の予防のため、神輿渡御や流鏑馬も規模を大幅に縮小して開催されましたが、みなと横浜の更なる発展と厄除けを祈願しての盛大な祝祭となり心晴れる気分でした。
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