クリスマスシーズンを迎えて、横浜山手西洋館で開催中の「世界のクリスマス~煌めく山手の丘物語」をテーマにした六つの西洋館のクリスマス装飾を観てきました。
山手イタリア山庭園にある「ブラフ18番館」では、赤と白をテーマにスイス連邦のクリスマスを祝うクリスマスデイナーテーブルにスイスを代表する食材などの食卓が再現されていて、廊下には雪が積もったツリーも飾られていました。
外交官の家は、今年は修復工事中で休館となっていましたが、イタリア庭園では、幾何学的なデザインの庭園で噴水が流れる花壇が見られます。
元町公園の「ベーリック・ホール」では、山手西洋館で最大のスパニッシュスタイルの建築で、今年はサンタクロースの出身地のフィンランド共和国のもみの木のクリスマスツリーや美しい緑を基調としたクリスマスデコレーションが飾られていました。
ベーリック・ホールの隣の「エリスマン邸」では、ドイツ連邦共和国をテーマに、森の香りを木の枝や松かさを使ってドイツ風の可愛らしいクリスマス装飾が飾られて華やかな様子が創り出されています。
「山手234番館」では、クリスマス食卓の周りに、ブルガリア共和国のカラフルで細やかな刺繍が施された伝統的なブルガリア刺繍で施された装飾に囲まれた雰囲気が創られていました。
港の見える丘公園エリアの「イギリス館」は、春秋には、市の花のバラ園に囲まれた名所ですが、この日は、館内には、英国のクリスマスソングが流れていて、テーブルにロイヤルクラウンダーヒーの美しい器など赤を基調にしたクリスマスカラーに彩られた花々が飾られて、イギリス独特のクリスマスムードが創られていました。
「山手111番館」では、南半球の南アフリカ共和国のピース細工のオーナメントを飾ったクリスマスツリーや南アフリカの国の花(プロテア)、テーブルには金色の食器が並べられて、アフリカのクリスマスムードが創られていました。
山手111番館前の噴水塔もライトアップされた美しい姿で、クリスマスを祝っているようです。
港の見える丘公園では、マリンタワーや大桟橋に停泊する大型客船が光輝くミナトヨコハマの夜景が見られ、ナイススポットとなって一休みでした。
山手西洋館の日本のクリスマスとは異なる世界のクリスマスムードを実感しながらのぶら散歩でした。
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