東京五輪マラソンの日本代表選手の選考ファイナルレースとなる「第75回びわ湖毎日マラソン」と「名古屋ウィメンズマラソン」が開催され、期待しながらテレビ観戦していました。
琵琶湖マラソンでは、激しい雨降る中でスタート時刻となって選手がスタートラインに立っても器材のトラブルで号砲がならず、10分後にスタートとなり、選手たちもずぶぬれとなり一旦退避するという異例の事態でした。
選手たちへの精神的な影響が心配されていたが、雨風の中で250名の選手がスタートしました。
10キロ過ぎには、期待された前回2位の川内選手が遅れ、ペースもスロー展開となり雨と風が選手たちを苦しめていたようで、中間点では28人の先頭集団もキロ3分ペースに落ちていました。
後半は雨も止んでいましたが、1位のチェベト選手が、2時間7分29秒でゴールし、日本選手は、MGCの有力選手は大きく遅れ、一般参加の作田選手が日本人トップの4位で記録も自己新でしたが、日本記録には遠く及ばず、大迫選手の日本代表が内定しました。
一方、女子代表を決める「名古屋ウイメンズマラソン」では、こちらも雨風の厳しい悪天候の中で開催され、MGC6位の一山選手が、30キロからペースアップして先頭集団から抜け出して、35キロ過ぎからは、独走となり目標タイムの2時間21分を上回る展開となり、ハラハラしながら期待を込めていました。
過酷な気象条件の中で国内最高記録で日本歴代4位の好記録で優勝し、日本のマラソンファンに感動を与えていました。
2大会連続出場をかけた期待の福士選手は、30キロ付近で棄権となり、残念でしたが、福士選手に代わってニューヒロインとしての一山選手に期待が膨らんでいました。
この日の、琵琶湖マラソンと名古屋ウイメンズマラソンの結果により、男女各3名の代表選手が内定し、東京五輪のコースは札幌に変更されましたが、共にオリンピックでの活躍に期待したいと願っています。
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