元会社の恒例のOB会が、有楽町東京会館ロイヤルルームで開催され、約250名のOB仲間と昔を振り返りながら、現役幹部を交えて楽しく交流を行ってきました。
東京会館のロイヤルルームは、格調高い会場で毎年参加出来ることを楽しみにしているパーテイーです。
東京会館は築90余年にわたる伝統深い会館ですが、来年1月には営業終了となるそうで、いろいろな想い出多いところで感激に浸っていた。
総会では、現役幹部から経営状況などの説明があり、今も最先端の技術で社会に貢献するという経営方針が生きている事を聞き、益々の発展を誓い合って乾杯でした
参加者の中には、卒寿・傘寿を迎える大先輩も沢山顔を見せられて、「あの時はなあ~」・・・「A君はどうしてる~」 など、意気軒昂に現役時代を懐かしく振り返りながら、いつまでも杯を交わしながらの交歓が行われていましたね
会場の窓からは、小雨に煙る中皇居や新宿方面、霞が関、赤坂などを眼下に眺めながら話が続いていたが、数年後の新築なった会館での再会を楽しみです。
OB会終了後、ロイヤルルームからの眺めに刺激を受けて、丸の内仲通りから日比谷通りをぶらりと散策していたが、明治生命館の重厚な外観には思わず魅かれますね。
戦後まもなくGHQに接収されてマッカーサー司令官が使用していた歴史的建造物で、通りに面した列柱や柱の上のアカンサスの飾りなど、その隅々まで凝りに凝った意匠が素晴らしいですね。
日比谷通りに面する半円窓やランタン、窓格子など飽きることが無い見事なデザインです。
この日は、残念ながら内部公開はありませんでした
正面入り口ドアの意匠もアカンサスの葉が描かれていました。
隅々まで凝りに凝ったコリコリで素晴らしい~
久しぶりに、皇居二重橋へと向かい、ツアー客の撮影ポイントである正面石橋は、アーチ橋の代表的なもので、スケッチに描きたいモチーフですが恐れ多くて未だ描けません。
この場所でスケッチブックを拡げるのも禁止されているのかなあ?
よく眺めると、お濠の水面にアーチが映り込み、めがね橋となっていました。
石橋の正面近くから石橋と皇居正面を望む光景も素晴らしい。
昔 天皇誕生日だったでしょうか、宮殿へ参賀に出かけた時に一度だけ通りましたが、定かな記憶はありません。
石橋の濠の先には、皇居鉄橋(二重橋)が見えますが、伏見櫓は修復工事中でした。
手前の青銅の柵は、明治記念館の柱の上に見られたアカンサスの花だそうです。
引き揚げる頃には、入れ替わりに大挙してツアー客が訪れていましたが、これが全て外国人ツアー客でした。何を語り合っているのか全く判りません (*^_^*)
皇居外苑は素晴らしい松の名所ですが、馬場先濠の角の石垣には、素晴らしい手入れされた松が枝を延ばしており、これぞ江戸の松と言いたくなる光景でした。
小雨交じりの丸の内散歩でしたが、人影も少なく皇居ランナーの姿も少なかったですね
OB会も社内でもいろいろありますが、会場と雰囲気から最も楽しみな会で
この日も元同僚や大先輩と現役との貴重な交流の場でした。
お元気そうでほっとします。やはり同じ釜の飯を食ったという日本人の人情世界は確かに感じます。