箱根神社に参拝した後、元箱根の歴史スポットの恩賜箱根公園と箱根関所を巡ってきました。
箱根旧街道の杉並木に入ると、大木の杉並木は ”~昼なお暗き杉の並木~”と唄われている箱根八里の旅人気分になるような雰囲気が漂う景観が見られます。
並木の途中には、戦没者慰霊碑が設置されています。
杉並木を過ぎて恩賜箱根公園の中央門から長い階段坂を上り広い恩賜公園へ入ります。
長い中央園路の先の中央広場には、箱根離宮の西洋館を模した白御影石張りの洋館の湖畔展望館があり、庭園と共に風雅な雰囲気が漂っています。
2階のバルコニーからは、富士山は雲に隠されていましたが、かっての箱根離宮さながらの素晴らしい眺望が望めました。
公園の北の端には、駒ヶ岳を背景にした「弁天の鼻展望台」が眺めます。
西側にある塔の鼻近くにある「塔の鼻広場」も芦ノ湖の借景を望める憩いの広場となっています。
長い階段を下って草花の丘の先には、箱根関所の資料館から関所の江戸口御門へ続きます。
資料館入口のお守り人がお迎えでした
関所の「江戸口御門」
関所の中心の大番所の鑓建・長柄建や休息所には、復元された調度品や武器を配し、当時のリアルな様子が再現されています。
関所内の69段の階段を上った高台には、遠見番所があり、芦ノ湖や街道沿いを足軽が昼夜を問わず見張っていた様子が再現されています。
現在も遠見番所から芦ノ湖を一望出る絶景スポットとなっています。
関所近くの芦ノ湖畔の箱根駅伝ミュージアムでは、新春の風物詩の箱根駅伝の往路ゴールと復路スタート地点のポールが立ち、各参加校の幟が掲げられています。
箱根駅伝栄光の碑
箱根町の恩賜公園や箱根関所跡を巡り、旅人気分となった歴史散歩でした。
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