MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

浜離宮恩賜公園散策

2022年09月03日 | まち歩き

先日、好天の散歩日和となり特別名勝・史跡の汐留の浜離宮恩賜公園を散策きました。

浜離宮入口の大手門橋は、日本橋に似た石造りの橋で荘厳な光景が見られます。

庭園の名スポットの一つの「三百年の松」は、約300年前に六代将軍家宣が庭園を改修した時に植えられた松で、太い枝が低く張出し地面を這うように枝を延ばした威風な姿のクロマツが見られます。

お花畑では、約30万株のオレンジと黄色のキバナコスモスとオレンジ色のコスモスが見頃となって鮮やかな色合いで咲き誇っていました。

花畑では、蝶や蜂が蜜を求めて飛び回っていました。

花畑の一角には、数十年に一回咲くと言われるアオノリュウゼツランも咲いていました。

東京湾沿いの河畔には、約65年前に立っていた洋式灯台跡や将軍のお上がり場跡が保存されています。

「新樋の口山」からレインボーブリッジも望めました。

園内の池は、海水を取り入れている「潮入の池」で、潮の干潮により水位が変化する珍しい池で、水位を調整する横堀水門が設置されています。

水門の横には、「樋の口山」があり山頂には美形の松が植えられて東京湾が望めるビューポイントとなっています。

潮入の池沿いには、「三百年の松」に負けない姿の松も見られます。

「庚申堂鴨場」には、大小の引堀が設けられており、鴨を引き寄せて鴨猟を行っていたという珍しい情景が保存されていて、鴨池にはこの日はカモの姿は一羽だけでした。

「庚申堂鴨場」の大堀

大掘りの覗き窓からは優雅な池の光景も見られ、一羽のシラサギの姿が見られました。

潮入りの池に架かる「海手お手伝い橋」

園内のほゞ中央にある「御亭山」からは、東京タワーや高層ビルを望める絶景ポイントとなっています

潮入の池端から望む「松の御茶屋」

池の中の石の上には、偶然にも鳥が羽を拡げて撮ってよ~とハイポーズしてくれました  

「潮入りの池」に架かる木製の「中の橋」

園内の汐留川沿いには、富士山に似た形に造形された「富士見山」では、潮入の池を望むお休み処となっています

約120mの「お手伝い橋」は、池の中島、小の字島を繋ぐ木橋で、その先にある御茶屋とその先にある三つの御茶屋や池の周りの景観を眺められる園内一の絶景スポットとなっています。

池の先のお茶屋エリアの「鷹の御茶屋」は、過って将軍が鷹狩りを行っていた時の待合いやお休み処で、茅葺の屋根や板造りの姿は、威風の外観となっています。

新銭座鴨場の近くの馬術の練習が行われていた「馬場跡」

内堀広場には、物資を運びこんだ水運水路の役割を果たしていたL字型の「内堀」が保存されています。

江戸時代の風情が残る大名文化の一端を見ながらノスタルジック気分を感じた散策でした。


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