節分を迎え鎌倉の建長寺の節分豆まきで福豆を集めて、鶴岡八幡宮を散策の後、午後から開催された藤沢遊行寺で節分追儺式(豆まき)で、福を呼ぶ福豆拾いに行ってきました。
遊行寺の本堂前に設置された舞台で、豆まきの前に地域の勇壮な太鼓演奏が行われ、本堂内で大般若経が転読された後、住職や地域のとび職、関係者が特設ステージに集まり、参拝者と共に邪気を祓い幸福な一年となるように頑張りたいと声を掛け合っていました。
豆まきでは、住職や地域の関係者から、「福は内~福は内~」と掛け声で一斉に豆捲きが行われ、福豆の奪いとなっていましたが、遊行寺には鬼は居ないようで「鬼は外~」の掛け声は今年も唱えられませんでした
激しい豆拾いでしたが、何とか18個の福豆を得て、その中に景品付きの福豆もあり、今年一年の福を得ることができました。
遊行寺の本殿は、東海道随一の木造銅葺の屋根で懸魚の飾りや鬼瓦など伝統ある景観が見られます。
中雀門は、いつもは閉ざされていますが、この日は開かれていて、唐門の棟上には、皇室ゆかりの菊の御紋や屋根下には徳川家の葵の家紋が刻まれていて、市の重要文化財の姿が見られます。
本殿裏の宇賀神社には、宇賀弁財天が祀られていて、銭洗弁天として財福開運のパワースポットとなっていて、拝殿の裏側には、銭洗いの清水が流れ琵琶を弾く弁天像も飾られています。
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宇賀神社の横には、歴代上人の墓所があり、昨年末に改修工事が行われ、白い塀に囲まれた廟所となっており、中央に開山塔を中心に歴代の上人の宝篋印塔などの墓塔が並ぶ光景が保存されています。
周囲には、白梅も開花して見応えある聖なる景観も見られます。
節分の豆まきで、感染病などの邪気を払って福を呼ぶ一年を願っていました
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