故郷福井で開催された福井マラソンを走った翌日に 心のふるさとである足羽川から足羽山をぶらりとジョグってきました。
台風18号の影響で朝から強い雨風が吹き荒れてホテル内に閉じ込められていたが、お昼前から雨も止んできたので、足羽川の河川敷を走り足羽山へと足を延ばしてきました。
懐かしいホテル裏の徳川家ゆかりの越前東照宮とも言われる佐佳枝廼社に参拝してイザ出発・・・・・
境内の鉄の灯籠は、「寿・徳・・」や獅子・龍の彫物があり実に風格がありましたが、作者は不明でした・・・
足羽川堤防から河川敷の河原へ出て日本一の桜トンネルを眺めながら九十九橋までジョグっていましたが、雨のあとで散歩人の姿も無く、思えばあの福井豪雨で大水害となって満10年となっており、すっかり整備されていましたね。
九十九橋から足羽山へ向かい愛宕坂階段に取りつき足羽神社へと向かったが、足羽山はかつては愛宕山とも呼ばれていたそうで、山城国の愛宕大権現社を勧請したことに始まると聞く。
約220段の階段を駆け上がると、昔、福井博物館が置かれた後に福井城郭が復元されています。
幾重にも濠をめぐらせた福井城郭の全貌が偲ばれました。
継体天皇を祀る足羽神社に立ち寄り参拝して境内を散策してみると、樹齢360年の枝垂れ桜や珍しい狛犬など見どころ一杯でしたね。
継体天皇御世系碑には、応神天皇から継体天皇までの系図が記されていました。
その一つの六地蔵宝塔は、6角石に六地蔵が彫られており中央には回転車輪があり、回転して難を逃れることができるそうです
足羽神社から継体天皇像のある山頂三段広場へ向かい、天皇立像の階段下には天魔ケ池があり、豊臣秀吉が柴田勝家の北ノ庄城を攻略した時に本陣を置いたところと言われている歴史的スポットです。
山頂古墳の上に鎮座する継体天皇像は、約4m近い巨像ですが、遥かに越前平野とその先に三国港を望み九頭竜川の治水に尽力されたと伝えられている。
三段広場からさらにドングリの道を走りますが、春には桜が咲き市民の憩いの場所となっているようで、一度春には訪れてみたい誘惑に駆られました。
足元には、どんぐりコロコロと転がっており、お池はありませんが 鳩さん達が飛んできていましたね・・・ドングリにも色々種類がありましたね。
周辺には多くの古墳群があり、その先の稲荷山古墳跡に立つ白亜のドームの平和仏舎利塔に到着。インドのネール首相より贈られた仏舎利など6粒が納められているそうです。
この日は、平和塔で折り返して招魂社の足羽山デッキへと向かい一休みでした。【続く】
沿道での懐かしい顔は、さぞ嬉しかったでしょう。
愛宕坂からの登り口、思い出します。
たびたび、故郷に帰られること自体、羨ましくお幸せなことです。
どの大会よりもやはりふるさとの街並みを観ながら走れるのは最高ですね。
旧友や親戚から熱い声援を受けられるのも福井だけですね。
足羽山は心の故郷であり、あの緑道の歴史のみちも想い出多い懐かしのスポットです。