MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

スケッチ散歩~横須賀

2010年07月16日 | まち歩き

梅雨明け前のこの日も暑かったが、曇り予報の中で久しぶりに、横須賀ヴェルニー公園へスケッチ散策に出かけてきた。

横須賀には、これまでもマラソン大会や米軍基地の一般開放などで何度も訪れているが、スケッチに出かけたのは、2年ぶりだろうか?港町や軍港としての独特の風情があり、好きな街である。

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JR横須賀駅前のヴェルニー公園からの眺めは、対岸に米軍基地の艦艇や潜水艦などの遠望があり、自衛隊の基地にも多くの艦艇や護衛艦が停泊して、これぞ横須賀という風景である。

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この日のスポットは、駅前のヴェルニー公園を散策して『ベルニー記念館』『逸見波止場衛門』を選んだが、バラのシーズンも終わり平日とあって、訪れる人も少なかったようだ。

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逸見波止場衛門は、旧横須賀軍港逸見門の衛兵詰所だったもので、横須賀指定文化遺産となっていますが、そのレトロ感のある景観は素晴らしく、軍港時代の面影を残しており、両側から描いてみた。

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銅板貼りのドームや八角形タイル壁の外壁など、明治末期頃の建築物の2棟の向き合った景観は、何とも言えないバランスがあり、面白い構図となっている。

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「ヴェルニー記念館」は、この日は、休館日だったので内部の展示物は見れなかったが、その外観は、フランスのブルターニュ地方の住宅の特徴を取り入れた設計だそうですが、屋根の形状や屋根窓、煙突は、基地の風景との調和はないが、街路樹とプロムナードとの調和を描いてみました。

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海沿いののボードウオークをぶらりと散策してみると、春のバラは終わっていたが、公園中央の開明広場や洋風あずまやなどを周り、潮風を受けてベンチから眺める基地の眺めも基地の街横須賀らしい雰囲気であった。

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横須賀と言えば、誰しも連想する基地の街であるが、つい先日 原子力空母のジョージ・ワシントン(GW)が、出港したばかりのようで基地内の様子は知る由もないが、多くの艦艇・潜水艦などが接岸して静かな港風景が見られていた。

また、横須賀を唄う名曲 『これっきりこれっきりもうこれっきりですか~急な坂道 駆けのぼったら 今も海が見えるでしょうか ここは横須賀・・・・・・・』「横須賀ストリー」の横須賀の街並みや海の輝きを思い浮かべていた。

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プール管理指導員講習会へ

2010年07月15日 | 地域活動

関東地方は、すでに梅雨明けかと思える程、連日夏日が続いており、来週からは学校は夏休みとなるが、学校プールの開放時期がまもなくやってくる。

学校のプール施設を効果的に活用して、広く市民の健康増進を図ると共に、親子の触れ合いや、地域コミュニテイづくりの促進を図る為に、毎年、夏休み時期に地域住民へ開放されている。

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プール開放事業の為には、地域の体育指導員や市民ボランテイアなどが、利用者の安全確保とプールの適正な管理が必要となり、市の教育委員会より指導者教育・講習を受けて委嘱される事になる。

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講習会では、学校プール開放に必要な基本的な管理法と万一の事故発生に備えた救助・救命手当て の実践的な方法の訓練やAEDの使用法などの実践指導を経験して、事故防止に結びつけます。

自分も、体育指導員として毎年講習を受け、市民救急員として参加しているが、管理要領や水質管理などは改良されており、緊張をもって学習している。

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また、救命救急法も、心肺蘇生法やAEDの使い方も、年々多少変更されている点もあり、何回受講しても、イザという時に問題なく実施できるかについては、疑問も少なくない。

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今回の受講者にも初めて受講される人が多く、心肺蘇生法やAEDの使用について、頭で理解した通り実践できる人は、殆ど見られなかったが、何事も経験することが大切である。

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最後には、プールサイドに出て監視方法の指導や、溺れかかっているモデルを見つけての救急の蘇生法を実践したり、緊張感が漲っていたようだ。

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毎年、学校プール利用者は増えているようで、暑い日には一日100名近い利用者があることもあり、朝の受け入れ準備から終了の片付けまでは、緊張した長い時間が続くのである。

ご近所の家族連れや子ども達は、何よりも自由に家族や友達と安心してプール内で水と戯れることが、この時期の何よりの楽しみのようで、その笑顔を見ながら今年も無事役目を努めたいと願っている。

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第92回 高校野球選手権神奈川県大会~開会式

2010年07月14日 | スポーツ

今年も高校球児の熱い夏がやって来ました。

すでに全国各地で都道府県大会が始まっていますが、我が神奈川県の開会式が11日、横浜スタジアムで行われ、何より優先してスタジアムへ駆けつけてきた。

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スタジアムに着いてみると、丁度各校の入場行進が始まったところでしたが、スタジアムは例年にも増して、内野席は満員で外野席も含めて約8割の2万人近い観客で埋まっていた。

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今年の出場校は186校と、統廃合が進んで減少しており、全国一の座は愛知県に譲ったそうですが、全国再激戦区には変わりなく、神奈川代表を勝ち取るには、大変な道程である。

観客席は、毎年のことではあるが、各校の父兄応援団が、早朝から席取り合戦となり、一般客との小競り合いがあり、この日も係の人が大声で席取りは止めて、譲りあうように注意を呼びかけていた。

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内野席は、陣取った各校父兄応援団が、カラフルな揃いのTシャツに身を飾り、わが子の行進には、ビデオを回しながらわが子の名前を呼びかけての熱い応援風景が見られた。

入場行進は、前年度優勝校の横浜隼人校を先頭に、我が愛する「桐蔭学園」、「東海相模」などシード校についで186校が入場完了まで約53分の堂々たる行進には、暑さを忘れて感動していた。

行進曲も7校600人のブラスバンドも、毎度のことながら素晴らしい演奏で、行進する選手の晴れ舞台に、何よりの勇気を与えていると思う。

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我が息子も、20年余り昔のことであるが、この舞台で堂々と行進して本当に感激したのが昨日のように想い出される。

それ以来、自分は高校野球ファンとして、予選大会から関連校の応援に駆けつけて、熱い夏を過ごしているが、これだけファンを集めての人気ぶりは、全国一ではないだろうか?

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丁度、隣の席の方も、中年の高校野球ファンだそうで、行進を見ながらマニアックな話になり、楽しく過去の試合や活躍選手などを話し合った。

関係者の挨拶にも、「勝敗を超えたところにも、大事なことがあり、フェアープレーに徹し、マナーやルールを大切に闘って欲しい・・」と謳われていたが、あのサッカーの試合と比べながら、野球の良さを再確認していた。

開会式を締める国旗・大会旗掲揚とともに、大会歌『栄冠は君に輝く』を斉唱には選手の気持ちを思いつつ、熱い気持ちが湧いてくるのを押えきれないのである。

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『雲は湧き 光溢れて 天高く 純白の球 今日ぞ飛ぶ  若人よ い~ざ まなじりは 歓呼にこたえ  いさぎよし 微笑む希望 ああ栄冠は君に輝く』 を歌いながら、感動と勇気と希望を与え合う熱戦を期待したい。

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開会式終了後に、我が桐蔭学園選手団とスタジアムの外で出くわして、昨年の無念を今年こそは雪辱して欲しいと激励したところ、一選手が「ありがとうございます 頑張ります・・」と、握手を求めてきた。

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ツール・ド・フランス2010~第7-8ステージ

2010年07月13日 | サイクリング

序盤の平坦コースから、いよいよ中級山岳コースに入り第7ステージでは、アップ・ダウンの繰り返しで、マイヨ・ジョーヌ争奪戦も激しく動きが出てきたようだ。

総合優勝(マイヨ・ジョーヌ)を狙うクライマーなどが、動くのかと期待していたが、この日は、様子をみるステージだったようで、第2ステージと同様、序盤から山岳ポイントを狙うピノーとシャヴァネルが抜けだして、後半は執念のシャヴァネルの独断場となり、イエロージャージを奪い返していた。

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驚いたのは、中盤で我が新城幸也が集団の先頭を引き、重要な仕事をしていたようで、解説者も感動してこのシーンは、「永久保存のシーンですよ」と興奮気味に話していたのが、印象的であった。

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この為だろうか、新城は、総合順位を70位から102位へ下げていたようだ。

期待のコンタドールやランス・アームストロング、A・シェレクには、大きな変化は無かったが、げ、シャヴァネルとは、さらに差が広がっていた。また、前日のマイヨ・ジョーヌのカンチェラーラはいつの間にか、大きく順位を下げていた。

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第8ステージは、上級山岳コースで頂上ゴールとなる素晴らしい景観と共に、コンタドールなどクライマーの攻めが楽しめるコースで、総合優勝には大変重要な1日となり、期待していた。

ところが、前半から集団落車があり、アームストロングやピノー、エヴァンスも巻き込まれていた。

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さらに驚いたのは、何とあのアームストロングが、ペタルを道路縁石にひっかけて、落車し路面に叩きつけられ、リタイヤかと思われた?

スタートから解説者が、今日は何かが起きそうな予感がすると言っていたが、このシーンを予測していたのだろうか?

さらに後20KMのレゲ峠でも巻き込まれて落車し、アームストロングのこんなシーンは、見たことがない・・・・

それでも、痛々しい姿で走り始めたのには、落車に強いと言われるアームストロングには、本当に驚きました。

アームストロングのツールは、終わったのだろうか?辛い不運な一日だったようだ。

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波乱の第8ステージは、A・シェレクがステージ優勝し、マイヨ・ジョーヌは、エヴァンスが、シャヴァネルから奪い返し、A・シェレク、コンタドールと続き・・・・アームストロングは、39位と大きく遅れて、もはやマイヨ・ジョーヌは、遠い手の届かぬところになり、「ツールは終わった」と言わせたようだ。

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一方のコンタドールも、未だコンタらしい走りが見られず、力を温存して後半の山岳超級に勝負するのだろうか?それともどこか体調が悪いのだろうか?

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山岳では、フランスらしい絶景や選手を迎えるモニュメントが工夫されており、休日を挟んで佳境に入り、本格的な山岳コースのマイヨ争いに目が離せない・・・

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江の島八坂神社 天王祭

2010年07月12日 | まち歩き

この日は、来月のトライアスロンのバイクトレを兼ねて、江の島へ出かけてきた。

湘南の夏の風物詩である、江の島神社の末社である八坂神社の夏祭り 『天王祭』が、11日開催されて、多くの見物客で大変賑わっていました。

天王祭は、毎年、腰越の小動神社と合同祭礼として行われており、龍口寺にて小動神社の神輿合流しての勇壮な合同神輿となることで、大変勇壮な祭礼として有名で、「かながわ祭り50選」にも選ばれているそうだ。

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江の島神社に着いたときには、既に神輿の出陣前の神事が行われており、八坂神社や江島神社本殿(辺津宮)前は、訪れた人でびっしりと埋まっていた。

 八坂神社のご神体はその昔、小動神社に祀られていたそうで、大波で流されものを漁師が引き上げたとそうで、両神社は強い結び付きがあり、祭礼も毎年同時に開催されて、小動神社へ「里帰り巡行」とも言われている。

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神事の後は、島内の住民の方々が揃いの法被で、手作りの子供山車や太鼓隊などの先導で、天王囃子の優雅な調べを奏でながら、神輿が階段や参道を静かに下り、待ち構えていた観客や地元の人達から大歓迎を受けていた。

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神輿の海中渡御や天王囃子など、江の島あげての雄壮なお祭りですが、島の方に聞いたところ島の住民も500人弱だそうで、神輿の担ぎ手や祭りの準備など島の住民だけで執り行なうことはもう限界だそうで、担ぎ手は、関東近辺からも応援をお願いしているそうです。

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午前11時きっちりと、弁天橋際の特設スロープから裸の担ぎ手に担がれて、神輿が引き潮の砂浜におりて、いよいよ海中へと入水すると、周辺に待ち構えていた群衆から大拍手で迎えられていた。

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裸の担ぎ手は、約100人位だろうか?神事のため全員白褌で、ゆっくりと海中渡御に向かい、海には神職を乗せた船が神輿を迎え、お祓いが行われていた。

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最大の見せ場である海中では、掛け声を発しながら神輿が浮き沈みさせながら、担ぎ手の首の深さまで進み、浄めの水を受けていた。

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約20分位だろうか、海中渡御の後、スロープを上がり勇壮な姿を披露して、大きな歓声が沸き上がっていた。

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丘に上がった神輿は、公園内で放水されて潮抜きが行われ約1時間の休息をとり、腰越の小動神社へと向かうべく準備がされていた。

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残念ながら、今年も次の用もあり、引き上げざるを得なかったが、片瀬東海岸では、休日とあって海水浴客も大勢出ており、カラフルなヨットやウインドサーフが出ており、湘南海岸らしい風景が見られた。

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ぶらり散歩~東京スカイツリーへ

2010年07月11日 | まち歩き

東京の新名所となった『東京スカイツリー』が、東京タワーの高さを超えた時から、多くの見物客がその姿を一目記憶に残しておこうと、連日工事現場周辺に訪れているようだ。

丁度100日前に初めて訪れていたが、この日も久しぶりに東京に出たついでに、天候も晴れていたので、銀座から京橋、東京スカイツリー、六本木ミッドタウンなどをぶらりと散策してみた。

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銀座も時折訪れてはいたが、銀座4丁目には銀座三越の巨大なビルが出来ており、ビックリだった。

40年近く通い慣れた晴海通りの光景が一変しており、歌舞伎座も工事中で完成すれば、この周辺は見違えるようになるだろうと思われ、寂しさも感じていた。

あの花畑牧場の販売店が、銀座4丁目に出没とは?

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メトロで押上駅に着いてみると、こちらもスカイツリー周辺は、工事が進んでおり北十間川沿いは、護岸改修工事が進み巨大なスカイツリーも第一展望台がくっきりと姿が出来ていて、3ヶ月前とはすっかり周辺の景観は変わっていた。

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前回は、北十間川の下流側の源森橋近辺から歩いたが、この日は上流の逆さツリーが見える西十間橋、十間橋、柳島歩道橋へと向かった。

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平日であったので、逆さツリーの撮影ポイント周辺は、それ程混んでいなかったが、やはり橋上には、常連も含めて入れ替わり立ち代わりシャッターチャンスを求めて人垣ができていた。

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天気は良かったが、残念ながら川面はさざ波が立っていて、ツリーの写りは悪く期待したシーンは見られなかった。

浅草通りを下がり、スカイツリーを見上げる場所にある『おしなりくんの家』に立ち寄ってみると、地元商店街の皆さんの歓迎をうけてしばらく休憩をとると、狭い空間ですが おしなり(押業)くんも休憩中でした。

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スカイツリーの真下の北十間川沿いには、多くの散歩連れやツアー客の姿もあり、係の方が交通整理に大変苦労していたようだ。

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東京スカイツリーの建設現場でのクライミングクレーン( JCC) の荷役作業は、この日は特に注目するものは無かったが、JCCは元会社の製品であり、このスカイツリー用に特別設計のものだと聞いており、その作業状況に注目して見ていた。

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特に、 第一展望台から地上までを受けもつ中継クレーンを使用する荷役作業は非常に珍しい事例だと聞いている。

この日のツリーの高さは、398Mと表示されていたが、これからの工法におけるJCCの活躍が非常に興味があり、とくに超高度までの荷揚げには風対策が工夫されているそうですが、期待通りの完遂を祈っている。

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また、ツリーの形状が底辺の三角形から上部に行くにつれて正円形に変わっていくことになるそうであるが、このシルエットにも日本の技術が活かされているそうだ。

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しばし、そびえるツリーを眺めながら東武業平駅前のスカイツリー・インフォメーション・センターに立ち寄り、建設中のビデオや技術資料などを閲覧していたが、ツリー建設はいよいよこれからが正念場を迎えるようで、益々関心が湧いてくる。

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時間を惜しみながら、国立新美術館へと急ぎ、前述の書道展を観てから、六本木のミッドタウンへと足を延ばして、一服しながらガラレア(GALLERIA)内を歩いたが、東京での指折りのファッションタウンは、さすがにお洒落な店が多く、テイタイムを取りながら雰囲気に酔っていた。

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ツール・ド・フランス2010~第5-6ステージ

2010年07月10日 | サイクリング

想像以上の波乱で、これからの中盤のツールの行方に大きなインパクトがあった第4ステージまでの序盤戦を終えて、第5-6ステージは、フラットコースであり殆ど動きが期待できないお休みコースと思われる。

興味は、何れも最後のスプリント勝負のみで、たんたんとレースは展開するだろうと思われていたが、予想通り第5ステージも第6ステージも、駆け引きらしいものもなく、スタートから7Kmあたりから飛び出した先頭集団も、ポイント争いのみで最後には、プロトン(集団)に吸収されていた。

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第5ステージの最後は、第4ステージでも勝てなかった、あのカヴェンデイッシュが実力通り抜けだして、初のステージVを獲得し、涙していたのが印象的である。

カヴェンデイッシュと言えば、悪童とも言われマスコミに叩かれていたそうで、その反動もあるのだろうか?そのスプリント力は圧倒的な強さであった。

マイヨ・ジョーヌ争いは、全く変化なくこの日は勝負しないステージだったようだ。

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我が新城幸也は、スプリント争いに加わり、15位でフィニッシュしたのには、ビックリだった。

フランスの広大な風景や応援光景も、実に楽しいもので、沿道の興奮がそのまま伝わってきた。

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第6ステージは、最長の227.5Kmのフラットコースであるが、プロトン(集団)は全く動かずに最後はスプリント勝負でステージを終わった。

後30KM地点では、新城が落車してヒヤリとさせられる場面もあり心配したが、何食わぬ顔で走り出していたので、大きな怪我はなかったようで、最後のスプリント争いに加わり、19位でフィニッシュして元気な姿を見せてくれた。

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この日も、スプリンターは後6KMから、集団の前へ前へと激しく位置取りに動き、新城もその中で仕事をしていたようで、最後はカヴェンデイッシュが圧倒的なスプリン力を活かしての2連勝となった。

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マイヨ争いのコンタドール(9位)やA・シェレク(6位)などは、変化なく中盤の山岳コースへ勝負は持ち越されていた。

この日の放送では、緊張感のなくマッタリムードで進んでいたため、栗村氏の明快な解説がツールに精通されたウラ話やツールのイロハなど、レースの展開よりも大変興味深く、その豊富な知識や経験からの説明には、まさに『クリムラ ワールド』が拡がり、納得の貴重な時間であった。

また、コンタドールが昨年のマイヨ・ジョーヌのお礼にと、同僚だったアームストロングに記念の時計をプレゼントした話が紹介されたが、アームストロングが「マイヨ勝利は、偉大なチームの助けを借りてのマイヨVであることをやっと解ってくれた」とコメントしたそうで、いろいろ取りざたされていた、両雄の関係を垣間見たようだ。

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途中の補給地点でのサコッシュの受け渡しや、選手が捨てる中身やボトルを死にものぐるいで奪い合う光景は、本場ならではの光景だろう。

そのゲットしたボトルやサコッシュが、ネット・オークションで売買されているそうだ。

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また、コースにあるレトロな美しい古城が幾つも紹介されるが、ツールコースを旅したい誘惑に駆られていた。

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いよいよ明日から中盤の山岳コースとなるが、世界一のクライマーであるコンタドールの躍進に期待したい。

【写真はテレビ画面より】

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ぶらり散歩~書道展(白峰社・毎日)

2010年07月09日 | アート・文化

梅雨本番の蒸し暑い日が続いているが、梅雨の晴れ間となったこの日、知人が出展されている現代書の展示会が、東京銀座と国立新美術館で始まり、数々の素晴らしい書道作品を鑑賞させてもらった。

この日の「白峰社役員展」には、知人が会員として活動されており、毎年、「白峰社書展」「白峰社役員展」の開催時には、お招きをいただいているが、この日も顔馴染みになっていた会員各氏と、楽しくお話を伺いながら素晴らしい『書』の世界を覗かせてもらいました。

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自分は、これまでも全く書道には縁がなく、『お習字』の延長の上にしか知識がないが、昨今の『書』の奥深い世界は、想像を超えている。

今回は、『霧』『霞』をテーマに、『夢幻の世界を~』を創作された約110点の作品には、霧や霞が盛り込まれており、会場内は霞んではいなかったが、幻想的な書の世界があった。

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昨今のパソコンや携帯文化の発達で、生活様式が変化しているが、文字文化は欠く事ができないものとなっており、東洋の漢字やかな社会のみの文化でもある。

その文字を美しく、テクニカルに表現するのは、まさに創作者の人間性や感覚がそのまま形になっているように思われる。

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多くの作品にも、その文字・詩にも個性が表れており、当然専門家から観て優劣があるのだろうが、我々素人から見ると、その形や筆のタッチ、濃淡などで直感的に感じるものがある。

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特に、この日に感じた詩と書体から好きなものは、「濃霧の中を二人で歩く七十年の歳月を・・・」「霧の都倫敦の瓦斯燈に浮ぶ君の影」、「いつかどこかで二人があったあの日も霧に包まれていた・・」などですが、どこか夢やロマンスの匂いが滲んでくるようである。

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また、「霧の摩周湖」「霧子のタンゴ」、「霧にむせぶ夜」など、一昔前に好んで歌った曲も連想されるが、一方では、先の見えない世相を読まれているようでもある。

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しばし、夢を描いた後に、次の会場である『第62回毎日書道展』が開催されている国立新美術館へと向かった。

毎日書道展は、毎年公募と会員含めて3万5千点を超す応募があるそうで、日本最大の書道展と言われており、今回も案内書によると、伝統の書から現代書まであらゆる分野を結集して約1万5千点を超す入選作品が展示されるそうです。

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あの国立新美術館でも、展示スペースが限られて作品分野ごとに、約1ヶ月に亘って4回に分けて展示されるそうです。

美術館は、「オルセー美術館展」が開催されていて、平日ながら待ち時間は無いようであったが入り口は相当混雑していた。

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「毎日書道展」は、それ程混雑はなく1Fから3F までの広い会場の中で、目指す作品の展示されているところを探すのに一苦労していた。

第一期の展示作品は、目録によると約7000点近くあるようで、約2時間近く走りまわったがとてもじゃないが、落ち着いて観れずに、目指す作品を探すだけでも汗をかく有様でした。

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特に、眼につくのは「前衛書」で、これが書道かと思わるようなアート作品が多く、目が引き付けられていた。

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我が故郷の書家である吉川壽一氏の作品も、審査員コーナーで見つかったが、前衛書家の代表的な氏の作品は目立っており、タイトルは「さわやかな真実」である。

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また、特別展として、書家であり書学者であり歌人である、書壇をけん引した松井如流氏の代表作や著書、歌集など約200点が展示されていたが、現代の日本書壇の代表敵存在だったそうで、現代の「書のある生活」を導かれた方の功績を眺め見た思いである。

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書は、絵画とともに作者の心を描き「書は心画である」とも言われるそうであるが、絵画とともに個性が表れており、奥が深いと実感した一日であった。

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ツール・ド・フランス2010~第2-3ステージ

2010年07月07日 | サイクリング

ツール・ド・フランス2010も 2nd、3 rdステージと本格的な展開に入り目を話せなくなってきた。

スタート地点のロッテルダム(オランダ)から、ブリュッセル(ベルギー)を経て、第3ステージでいよいよフランスに入り、激しい駆け引きが始まっているようだ。

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ライブ放送もゴールが深夜1時過ぎとなり、床に入っても興奮状態から眠れない日が続いている。

1st ステージでは、ゴール直前のラスト2Km地点と1Km地点で、集団の落車が相次いで、期待していたスプリント勝負が見られず、プロント(集団)全員が、ステージ優勝のペタッキと同タイムゴールと認定されて記録上の差は無しだとか?

そのような「タイム救済ルール」があるとは全く知らなかった。

2nd ステージでも、思いがけないハプニングが起こってびっくりでした。

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シャヴァネルなどの逃げがなるのか、プロトンが捕まえるのか興味をもっていたが、残り30km地点のストクー峠で、20人程が巻き込まれる大落車が起こり有力選手のランス・アームストロングやコンタドール、Aシュレクなどが肘や臀部を怪我したようで、大変な一日となっていた。

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さらに驚いたのは、マイヨ・ジョーヌのカンチェラーラが集団から下がり、後続のレースデイレクター?と何やら話しあっていたが、どうやらゴールまで集団して走り、スプリント争いを放棄することを認めさせていたそうだ。

解説者などの話などから推察すると、カンチェラーラは、自らのマイヨジョーヌを捨ててでも、遅れた自チームのA・シェレクの優位を保つために、ゴールスプリントを辞めて、プロント全員の同時ゴールを認めさせたらしい。

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その結果、何と総合優勝(マイヨジョーヌ)も、ステージ優勝(マイヨ・ヴェール)も、敢闘賞も、シャヴァネルが独占していたのだ。

続いての3rdステージは、前半の最も難しいステージだと言われ、石畳ゾーンが7箇所合計13Kmも続くコースで、画面で見ていると、あのロードバイクが飛んでいるのである。

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スタート前から、この日は何が起きるか判らないと予想されていたようで、案の定勝負を左右する事態が、相次いで発生していた。

パンクや落車があちらでもこちらでも起きており、プロトン(集団)は石畳ゾーンを通過するたびにちぎれてバラバラに分かれていた。

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あのF・シェレクが路肩に仰向けに寝そべっており、ランスが2度のパンク、コンタドールも巻き込まれて大きく遅れるハプニング続き・・・

このようなレースは見たことがないが、これが自転車競技だそうである。

運が働き、チームが戦術で走り、個人競技ではないのが、ツールのようだ。

結果は、早くも第3ステージまでで、カンチェラーラ(サクソバンク)がマイヨジョーヌを奪回して、同僚の6位 A・シェレクに1’09”差、9位コンタドールには1’40”差、18位 ランス・アームストロングには 2’30”差の大差がついていた。

第5ステージからも、山岳コースに入るなどまだまだ何が起きるか判らない激しい闘いとなるだろうが、この大差は簡単には変わらないのではないような気がするが、ますます目が離せない展開となりそうである。

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サクランボ~『佐藤錦』が届きました

2010年07月07日 | 食・レシピ

今年も季節の味、山形東根産のさくらんぼ『佐藤錦』が知人より、相次いで贈られてきました。

サクランボと言えば「佐藤錦」というほど、「佐藤錦」はサクランボの代名詞となっている黄色地に鮮やかな紅色はルビーのようで、初夏の果実の宝石といっても過言ではない。

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早速、食卓に彩りを添えて、家族で奪いあうようにいただいているが、あの甘味は何とも言えないジューシーで、他の品種を寄せ付けないものがあるのではないだろうか?

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とても家族だけでは食べきれず旬な内にと、友人にもおすそ分けしたが、大変喜んでもらった。

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この時期には、スーパー店頭に並ぶ真紅の誘惑に負けて、つい「アメリカンチェリー」も買い求めるが、やはり佐藤錦に勝るものはない。

サクランボの出回り時期は短く、しばらくの間に店頭からも姿を消してしまうが、それだけ微妙な誉れ高い価値を感じている。

早速、佐藤錦の姿をスケッチしてみたが、この宝石は恥ずかしがって描かせてくれず、筆も鈍っていた。

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佐藤錦の生まれた産地である山形東根市には訪れたことはないが、果樹王国と呼ばれていおり、つい先月には「さくらんぼマラソン」も開催され1万人規模の大会となったそうで、ぜひ機会をつくり来年にはチャレンジしてサクランボ狩りも楽しみたいと願っている。

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地域交流イベント~バウンドテニス大会

2010年07月06日 | スポーツ

今年度の地域スポーツ交流会の3回目の事業として、近年 中高年に人気のあるインドア・スポーツである『バウンドテニス大会』を開催し、5チーム約50人の参加を得て盛り上がった大会となった。

この日も、梅雨はどこへ行ったかと思われるほど、夏日であったが、インドアゲームでもあり、多くの参加者を得て、熱い熱戦が繰り広げられた。

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バウンドテニスは、ニュースポーツとしてまだ歴史は浅いが、 「いつでも」「だれでも」「どこでも」楽しめる生涯スポーツとして、小学校の夜間一般開放においても、楽しむファンが多く成っていた。

ルールは、基本的には硬式テニスとほぼ似たルールで、テニスコートの1/6程のコートで行うスポーツですが、結構高度テクニックが使われており、毎年、神奈川県はバウンドテニス王国とも言われる程盛んで、初心者から熟年者まで愛好者が多いそうだ。

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この大会では、男子・混合・女子のダブルス3ゲームでリーグ戦での競技となったが、ベテラン選手あり、初経験選手ありで、競技開始前にルールやテクニックの説明を行ってのプレー開始となったが、初心者にも結構楽しんでプレーされており、プレーに慣れてきた頃には、ハッスルしての熱い熱戦となっていた。

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試合の中では、エキサイテイングして勝負に拘る人が出るほどであったが、それほど初心者にも面白く楽しめる雰囲気が漂う白熱した試合もあり、全ての試合が終わった時には、久し振りに汗ビッショリとなった顔には、勝負を忘れて満足感が溢れていたようだ。

生活習慣・環境の変化により、最近では何らかのスポーツを生活の一部にと考えている方が多くなってきているが、なかなか実施に結びつける切っ掛けがないという人も少なくない中で、これらの地域社会体育振興協議会主催の事業の意義も高くなってきていると考えている。

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特に中高齢者にとっては、自分の好みや環境に応じて、運動・スポーツを生活習慣の中に取り入れて、生活を充実させるとともに健康の保持増進や生きがい作りに役立って欲しいと願っている。

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各チームともに、試合終了後は、慰労会を開催して一杯やることが楽しみであると、準備に向かう打ち合わせが行われていたようだ。

今年度の社会体育振興協議会(社体協)の事業も、順調に推移しているが、見方を変えると各自治会では、結構選手集めに苦労もあるようで、今回も選手が集まらず参加を見合わせているところもある。

『生涯スポーツ』とは、「いつでも」 「だれでも」 「どこでも」楽しめるものとして、推進しているが、あくまで自分のライフスタイルに応じて、且つ、自由参加が前提となるので、強制することも本意ではなく、底辺を広げることは、中々容易ではなく課題も見え隠れしている。

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ツール・ド・フランス 2010がスタート

2010年07月05日 | スポーツ

世界三大スポーツと言われるサイクルロードレースの『ツール・ド・フランス2010』が、3日オランダ ロッテルダムをスタートして、いよいよ23日間21ステージにわたる熱いレースがスタートした。

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バイクファンを自称している我が家は、今熱い戦いが続いているWカップには覚めているが、グランツール・サイクルレースには、熱くなり毎年ツール・ド・フランスの期間は、深夜のLIVE放送を見ながら眠れない日々が続く事になりそうである。

初日のプロローグは、オランダ・ロッテルダムをスタートして8.9KMの個人タイムトライアル(TT)から始まったが、ロッテルダム~ベルギー~フランス~ピレネー山脈~パリの3660Kmコースで21ステージに亘って行われる。

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今年も話題が多く、あの世紀の英雄である昨年3位の『ランス・アームストロング』も、ラストレースとなるようで、ランスが率いる新チーム『チームレデイオシャック』の活躍も期待されている。

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マイサイクルのTERKとタッグを組んでいるので、ランス・アームストロングの活躍には、大ファンとして応援していきたい。

また、総合優勝の『マイヨジョーヌ』の争いも、昨年優勝のコンタドール(アスタナ)が最有力であろうが、山岳やTTでのコンタドールの強さは別格だと思われるので、ランスとチームは変わっての二人の一騎打ちが最後までもつれ込む戦いは、ワクワクしてきそうだ。

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さらにアンデイ・シェレクやイヴァン・バッソ、メンショフ、などとの駆け引きも期待され目が離せないようだ。

また、我らが代表の新城幸也が、日本人としてただ一人、昨年に続いての2回目の出場を果たしており、グランツールのツール・ド・フランスとジロ・デ・イタリアの2つを完走した最初の日本人でもあり、大いに期待したい。

初日のプロローグでは、雨の天候であったが、Wカップの熱狂覚めやらぬせいか、コース沿道はさすがに寂しかったようであるが、オレンジカラー一色に染まっていたようだ。

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初日のTTの結果は、僅か10分程度の8.9Kmであるが、カンチェラーラ、マルテイン、ミラー、ランス・アームストロング、トーマス、コンタドール・・・とほぼ実力者が予想通りの結果だったようで、第2ステージ以降が楽しみになっていた。

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第1ステージでベルギーに入るや様子は一変して観客が沿道に途切れることなく続いており、ベルギースタイルの熱烈な応援ぶりに驚き、今更ながらヨーロッパにおけるサイクル人気に驚いた。

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マイヨジョーヌ争いや山岳コースの風景、沿道ファンの歓迎ぶりなど、ツールの興味は尽きないが、歴史ある本場での自転車文化を楽しめる1ヶ月である。

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【写真は、テレビライブ画面より】

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キネシオテーピング講習会に参加

2010年07月04日 | スポーツ

キネシオテープの活用は、我が家では生活の一部として欠かせないものとなっているが、自治体のスポーツ指導部による「キネシオテーピング講習会」が、開催された機会に参加して専門的な指導を受けた。

脹脛に肉離れなど爆弾を抱えている自分には、ジョギングやレースのたびに、痛くなっては休み、休んでは走りを繰り返しながら、キネシオテープやCW-Xタイツの使用は外せないところ。

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キネシオは、主にスポーツ・トレーニングの一環として活用しているが、元々は内科的・精神的療法として応用されており、そのテーピングの使用方法は、なかなか難しい面があり、この機会に専門的な知識を得たいと参加してみた。

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この日も、10名の参加者があったが、スポーツ愛好者よりも、中高齢者の参加者が多く、腰痛や膝痛、肩こりなどの持病を抱えている方が、その治療や症状を抑えたいと、参加したそうだ。

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キネシオテーピングは、伸縮性のあるテープで筋肉をサポートして、体内に隙間を作りリンパ液の流れがよくなり、人間本来の自然治癒力を高めて、回復を促進するものだそうで、別名「人工筋肉テープ」とも言われている。

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効用は理解していても、その貼り方や使い方を誤ると逆効果にもなると言われており、講習ではインストラクターの指導により、腰や膝、ふくら脛などに、実地訓練で貼り方を教わったが、これまでの使用方法は間違っていたところが少なくない。

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『自分で貼れば、痛みも病も、ピタリと治る』と言われているが、症状や目的によって使い方のバージョンがあり、そのABCを得とくするいい機会となった。

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受講者の中には、ランナーもおられて相互にレース中のトラブルや筋肉痛について、情報交換して、悩み解消に有効なヒントも得られて、貴重な機会であった。

最近のレースでは、必ずと言っていいほどふくら脛とハムストレングスに、キネシオを利用しているが、その学問的知識と症状に応じた入り方の指導を受けて、改めて精神的拠り所も得てこころ強く思った。

筋肉の伸びを抑えて痛みの緩和や予防をはかったり、筋肉の過剰な伸びを防ぐことで怪我防止になり、疲労の回復も期待できるそうだ。

マラソンのシーズンオフに入り、走りこみは控えているが、改めて強い味方を得たような気分になり、秋からのシーズンに備えてキネシオの効用を試していきたいと思う。

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スケッチ散歩~横浜開港記念館・山下公園へ

2010年07月03日 | まち歩き

梅雨が開けたのかと思われるほど、朝から強い陽射しが射す陽となり、雨の心配もなかったので、この日もぶらりと横浜界隈へとスケッチへ出かけた。

先日、横浜山下公園の氷川丸に魅せられて描いた後、ぶらぶら散策したが、やはり横浜の代表的な建築物である三塔(キング・クイーン・ジャック)や山下公園界隈を描く誘惑にかられて、再度の訪問スケッチに挑戦した。

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『ジャック塔(開港記念館)』には、先の開校記念日に一般開放されて時計台の上まで、上がっていたが、その時計台をベイスターズ通りの県庁(キング塔)からの眺望を描いてみた。

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何回描いてもジャック塔の複雑な構造と屋根のゴチャゴチャした感じが目に入り、判っていても、眼に入る姿をデッサンしてしまい、難しくなってしまうが、この日は、ベイスターズ通りに面した側を切り取ってみた。

出来る限り細かいところをカットして、塔の面白みを強調すべく工夫してみたが、着彩の出来栄えは今一不満足感が残っていた。

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時折、東京から来ているという小学生グループが覗き込んで褒めてくれるが、真夏の暑さに根負けして早々に諦めて筆を置いた。

午後には、山下公園に移動し、異色な形で横浜の歴史的建造物の一つである『インド水塔』に対面した。

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山下公園からは、ベイブリッジや氷川丸、さらには大黒ふ頭の遠景が望め、素晴らしい光景が拡がっていた。

インド水塔は、案内板によると、関東大震災で被災した横浜の在留インド人達が、感謝の意を込めて、横浜市に寄贈したインド式の水飲場だったそうである。

その構造は、インド寺院を思わせる青い丸屋根構造で、中央には水飲み場があり、天井裏には美しいモザイクの花模様があり、目を奪われる。

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丁度、ここにもどちらからか小学生グループが、出這入りして記念写真撮影で群がっていた。

また、腰を下ろした前には、水塔の眺めを遮断するかのように、子供連れの自転車を置き、全く意に介さないでおしゃべりされたのには、少々ムカムカして筆を走らせていたが、今のヤンママには、他人への迷惑などお構いなしだろうか?

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山下公園は、いつの日も多くの人々が集まる憩いの場所であることを実感しながら、何とかまとめて公園を後にした。

帰路に、横浜スタジアムのある横浜公園を通ると、人もまばらとなっていて昨年開港150周年を記念にリニューアルされた『水の広場』があるが、横浜水道の100周年を記念し造られたそうで、水がめのモニュメントや水の出る4つの彫刻があり、地下には災害時の為の貯水タンクがあるそうだ。

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誰がデザインされたか不明であるが、獅子・龍・イルカ・馬の4つのモニュメントは、それぞれ市役所・中華街・横浜港・馬車道を向いており、市民の水を守る意味が込められているそうだ。

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真夏の陽を避けていたつもりであったが、帰宅したときには首や腕は、しっかりと赤黒く日焼けしていた。

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第60回 ひらつか七夕まつり

2010年07月02日 | まち歩き

湘南の夏の風物詩として知られている『第60回 湘南ひらつか七夕まつり』が始まり、バイクポタリングを兼ねて出かけてきた。

今年は、60回を迎えて、その歴史の1ページを豪華絢爛に飾る彩りが期待していた。

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「ひらつか七夕」は、仙台・安城と共に「日本三大七夕祭り」と称されており、全国から200万人以上の客が訪れると言われている。

大会本部のガイドによると、市内中心街には約500本、市内全域で約3,000本の竹飾りが飾られ、特にメーン会場である「湘南スターモール」には約80本の豪華な飾りが掲出されているようだ。

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スターモールには、全長10Mを超すような大型竹飾りには、今年話題のスケート選手の浅田真央や高橋大輔や、源氏物語、坂本龍馬などの飾りや吹流しが人気を呼んでいたようだ。

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丁度、スターモールに到着した時には、「七夕踊り千人パレード」が始まっており、市内各地の各団体が参加してのおどりが披露されて、沿道から拍手喝采を受けていたが、『見るより、聞くより、踊るもの・・・花笠おどり・・・』と、飾りに負けない美しい光景が続いていた。

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また、七夕恒例の『星に願いを』の短冊コーナーでは、今年から願いをTwitterで受付けられた投稿が掲載されているそうだ。

その内容は、やはり「就職出来ますように・・・」、 「家族が健康でありますように・・」 「素敵な彼氏に出会いますように・・」、 「サッカーが上手になりますように・・」など、世相を写したものや、七夕に懸けて彦星に期待するなど様々の願いが込められていた。

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日が暮れてくると、織姫・彦星?が浴衣姿で訪れる若い人達で賑わい、JR東海道線は、さながら天の川になるようだ。

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また、周辺の通りには、全国から全ての露店が集まったのかと思われるほど、露店が出揃い賑やかに呼び込みの声がかかっていた。

2日目以降には、全国の友好都市から応援の郷土芸能などや振興が披露されるそうで、大変な賑わいとなるだろう。

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また、この多くの竹飾りは、全国の七夕祭りへ下取りされて再デビューするそうで、各地から下調べに来られていると聞く。

今年は、炎天下の夏日に恵まれており、目抜き通りはカラフルな豪華な飾りに囲まれ、着飾った訪れる客で賑わう4日間となることは間違いないと思われる。

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七夕まつりにどっぷりと浸かり、後ろ髪引かれながら、帰路につきペタルを踏んだ。

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