「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「マナーモード」

2008年10月09日 | つれづれ噺
ネコも杓子も私でさえも手にしている携帯電話。
使いこなすのに悪戦苦闘しながらも、今では手放せなくなった。便利この上ないが、この便利さを逆手にとって、悪事を重ねる輩がごまんといる。
気を付けよう、暗い夜道と、携帯電話……どこかで訊いたことがあるような…。

携帯電話は、あの小さな図体にしては、それこそ世界でも優秀と言われるような頭脳の持ち主が何人分詰まっているのだろうか、と思われるほどの、記憶力と幅広い機能を誇っている。

そんな精密・緻密を形にした携帯電話を、使いこなそうなどと身の程知らずなことは考えないことにしよう。責めて最低限の使いこなしに徹して、楽しく長いお付き合いにしていこうと思っている。

色んな機能の中で、最もよく使うのがマナーモードである。もちろん、通話やメールが一番であることは当たり前のことで、それ以外ではマナーモードが一番多い。

静かに観賞する映画館や、結婚式で主賓の挨拶のときなどに、呼び出し音が鳴るシーンを想像しただけで鳥肌が立つ。周囲に迷惑をかけるのは言うまでもないが、自分自身が強烈な暗黙の批判に晒されていることに気付くべきである。
速く呼び出し音が消えてくれと祈る。音が消えるのと一緒に自分も消え入りたくなる思いをしないためにも、よくよく注意しなければならない。

今後の話題として残しておきたいので、詳しくは述べないが、プロ野球選手のあたりかまわず、ペッペッと吐くツバ。お相撲さんの品格の失墜。などなど、目に付く場でのマナーの欠落は目を覆いたくなる。そればかりではない。

そんな多くの人たちに、携帯電話のようなマナーモード機能を取り付けさせたい。スイッチ一つで従順にマナーを守れる人間に早変わりするように……。

そんな機能が一番必要なのは、やはり他でもない、あまり自信の持てないアッシ自身かもね。

        ( 写真:携帯電話・マナーモード画面 )

コメント (8)
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