昨日のしめやかな話の筆あともまだ乾かぬうちに「サイコーでーす」のタイトルは如何なものか。
あまりにも軽薄ではないか……とのひんしゅくを買うかもしれないことを予測して、先ずもって一言お断りを申し述べておきたい。
『なにとぞお許しを』。そしていまひとつ弁解がましいことを言わせていただくと……。
今回の叔母さんの逝去に当たっては、悲しみであることにもちろん異論はない。
ただ、母の時と同じように100歳という長きを生きたということは、そんな人にこそ贈られる「天寿を全うした」という称賛に値する快挙でもあることを忘れてはいない。
そんな快挙を成し遂げて大往生を遂げた叔母さんの葬式は、もちろんお弔いではあるが、お祝いの側面もあると確信している。
そんな意味からも葬儀から一日開けた今日、気分よく大きな声で叫んでみたい、サイコーでーす、と。
『2試合連続でサヨナラ弾を放った広島カープの鈴木誠也外野手(21)が連日上がったお立ち台で再び吠えた。サイコーでーす、と』
1―3で迎えた9回裏、1死一、三塁で迎えた鈴木の打席は、打った瞬間にそれとわかる左中間への逆転サヨナラ3ラン。前日のお立ち台で5度も叫んだ「最高で~す!」をこの日も繰り返し絶叫し、カープファンで埋まったマツダスタジアムを沸かせた。(ネット記事より)
高卒3年目にして一軍切符を手にした若きスラッガー。
カープでは、菊池・丸のキクマルコンビの陰に隠れそうな人気度ではあるが、その実力たるや目を見張るものがある。
そんな彼の偉業を追いかけるわけではないが、ひょっとして瓢箪から駒かも???などとジジが勝手に胸膨らませている。
孫三男坊の悠雅君が1年生ながらソフトボールチームの一員として練習に参加させてもらっている。
いわば野球選手入門編をひもといているといったところか。今日も真夏日の陽ざしの中、延々4時間、練習を見守った。
監督やコーチの優しいまなざしの中、みんなとほぼ同じメニューの練習をこなしている
何度もある水分補給タイム。両手に余るほどのボトルから冷たいスポーツドリンクをゴクゴク。
広いグランドをランニング、ダッシュの繰り返し、トスバッティング、シートノック守備練習、シートバッティング、
果てはベースランニング、スライディング ・・・
付いていくだけで大変なように思うのはジジの方だけ。本人はやる気満々。指導者も上手に褒めたり叱ったり。
今日は背番号をもらった。12番である。ということは11人のチームに悠雅君が12番目に入ったということ。
その中に6年生が4人いるという。来年6年生が卒業したら、たちまちどこかよそのチームと合流しなければ存続しない。
そんなきわどいチーム事情はあるが、兎に角1年生で野球デビューできる下地を、このジジが鍛え上げてきたことを、単純に喜んでいるのである。
持ち前のやる気と、鋭い観察眼を忘れず、野球に親しむ楽しい少年時代を過ごしてくれたら、それこそ「サイコー!!」