「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「メダカの学校」

2016年06月29日 | つれづれ噺

           
               
小さな小さな生き物であるが、紛れもなく生命を感じさせる愛おしい同居人?家族?の一員ではある。
一昨年のこのごろ、姫孫の希さんを連れて散歩をしているとき、ご近所のメダカマニアさんから思わぬプレゼントを頂いた。
それが今、我が家でどんどん子孫を増やしている、通称ダルマメダカと呼ばれるメダカさん達である。

 ♪♪ メダカの学校は 川の中~…… ♪ と歌われるのが本来であるが、我が家の場合 ♪メダカの学校は バケツの中~…… ♪
と歌うべきか。

最初に頂いたのは10尾であった。
雨だれ受けの火鉢や、石臼の溜まり水に入れておいたら、瞬く間に3尾になってしまった。
ご近所さんだけに、こんな無様な話はできない。残された3尾を後生大事に育てた。その間メダカの話は一切せずに。
昨年の夏には3尾が17尾に増えた。な~んだ、これほど繁殖力がいいのかと気をよくして30尾まで増やした。

ある時水替えをして、少し日に当ててやろうという親心を出したまではよかったが、しまうのを忘れて車をバックした。
ガシャッ! ありゃしもうた。慌てて車を前進させたが後の祭り、無残な容器の破片がちらばっている。
肝心なメダカさんたちの大半は庭の泥にまみれて南無阿弥陀仏。
残った数尾を改めて大切に育てた。こんな深い愛情と大失態を繰り返しながら、19尾が生き残った。

水温が上がる6月初め、今年最初の卵が数個産み付けられていた。
真新し買った白いバケツの中で、その親たちは健全に育っている。毎日餌やりや適度な水交換も忘れていない。
卵を別の容器に移して1週間余り。目を皿にして探すと、今年の新しい子が今のところ10数尾泳ぎ回っている。
今年はもっともっと増やして、メダカ王国を作ろうかな?できるわけないか。

この頃ではメダカ1尾だって50円もするお店もある、というではないか。
産めよ増やせよで大量生産すれば、一財産築けるかも?? メダカ頼みの頼りない蓄財をチマチマと。

ところでメダカの本当のお値段っていくらなんだろう。ナヌッ! 9円だと?
そうか、似ても焼いても食えん…… で9円か。おあとがよろしいようで!!

コメント (4)
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