真っ黄色の可憐な花を付ける荒れ地待つ宵草
今年もあの色鮮やかな黄色い花が、隣の空き地に咲き始めた。
まさに雑草・雑木が生い茂る荒れ放題の空き地。そんな荒れ地の中でも季節をたがえず、敬老の日と共に咲く「荒れ地待つ宵草」が愛らしい。この花が咲くころになると、おふくろさんを出しにして姉や妹、甥姪など集まって、飲んだり食ったりした遠い昔の「我が家の敬老会」を思い出す。そうして段々秋は深まっていく。
今年の山口県の秋と言えば、山口市阿知須の山口きらら博記念公園で開かれている「山口ゆめ花博」が話題を呼んでいる。
と、大自慢したいところだが、実際はどこまで広がっているのだろう、他県や都市部の認知度はどの程度だろう、などという心配が先に立つ。そうはいっても、1年も前から入念な準備で迎えた花博。前売り券売れ行きも好調だとか。多くの人に訪れてほしいイベントではある。
かく言う小生も、早い時期からゲットした前売り券を忘れんように、できるだけ早く訪れてみたい。
正式名称は「全国都市緑化フェアー山口ゆめ花博」で、約1千万輪の花々が出迎えてくれる。明治維新150年の記念施設も見ものだという。日本一を豪語する木製遊具や、全長85mの竹製コースターなど、手作り品の温かさが伝わってくるようだ。
湯田温泉の湯を引いた巨大足湯や、仮想現実(VR)で幕末の名場面を体験できるコーナーもあるという。ということは、今年の大河ドラマ再現で、西郷隆盛が第一次長州征伐を回避した場面に出くわすのかもしれない。ウ~~ン、胸が高鳴る秋半ば。
現実に戻って、夏野菜で疲れた畑に肥しを入れ、汗みどろになって耕して再生させた畑には、カブ・大根・白菜・秋じゃがなどなどの植え付けも済ませた。
荒れ地待つ宵草は、朝に咲いて夕べにしぼむが、畑に撒いた種には昼夜を問わず芽を出す努力をしてもらおう。
大事に育てたメダカさんも、9匹だったのが40~50匹に増えた。これも紛れもない秋半ばの風物詩である。
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