我々10人のメンバーが足で稼ぎ、手で集め、指先を動かすことで情報収集した、岩国の歴史・自然・文化・観光などなどを集約して冊子に仕上げた岩国検定テキストブック。
いわゆる「いわくに通になろう」が、新聞記者はじめ多く皆さんの目に留まったあの日から20日余りを過ごした。
そんな折、これから地元に根を張って地位の確保を狙わんとする、新進気鋭のローカル紙社主自らがペンを執った、テキストブック「いわくに通になろう」の読後感コラムが掲載されていたことを、実行委員リーダーから知らされた。
読み進むうちに、ささやかではあっても精一杯活動した我々の汗を認めてくれた如き内容に、なんかしら胸が熱くなるものを感じた。同時に、私自身もう少し努力の余地があったことを反省させられている。
およそ新聞記者の目は、ともすれば批判的に観たり、鋭くうがった感覚が紙面を飾ることが多い・・・という一種偏見を持っている。そんな予測を見事にくつがえされた。
素直に嬉しくなったコラムの概要をここに記して、「我々のやったことはこういうことだったのよ」と記憶と記録に残しておきたい。
『ーー・・・前略 岩国検定実行委員会が「いわくに通になろう」とこのほど発刊した。A5判120ページ。カラー印刷。税込みで一冊525円。
上質紙で刷られ、カラー写真もふんだん。ずっしりと重みがある。「魅力ある岩国をもっと知ってほしい」と歴史や史跡、自然、文化、人物、生活・行事、観光市勢をまとめた。
これ1冊で 岩国市の概要を網羅している。ふだん何気なく見ている歴史的建物や景観に、なるほどそんな謂れや言い伝えもあったのかと、学べる喜びがある。
長年、地元で新聞発行を続けていても、「おおこれは知らなかった」と新鮮な発見も数々あった。
岩国の歴史的な誇りがたっぷりと詰められた宝石箱のような冊子だ。・・・ーー後略 』
改めて思う。「単なる趣味没頭の勝手な年寄り」とだけは言わせないぞ~~??
10人の力は1人の10倍ではなく、何十倍にも・・・・、
根底には市民の意識改革を図りたい。と言う事も見えてきます。
10人の製作者の熱意がぎっしり詰まっているんですね。
故郷を思う熱意です。
ご難儀なさったでしょうが、頑張り甲斐がありましたね。
改めておめでとうございます。
それにしても、友とはありがたき存在です。
確かに、同じ方向を向く友の集まり、心強いものを感じます。
そしてその熱意が、周囲に感じてもらえたのかな、と思わせてもられることが嬉しいです。
出来上がってみると、案外難儀や苦労が消えていることに気付かされます。
こういった評価を頂いたことは、やはり私たちの地道な努力をどこかで見てくれる人がいる、という安心感もおぼえました。
同時に、ひけらかすことなく、あくまでも謙虚であることの大切さも。
それにしても的確な、我々の思いをよく捉えてくれました。
故郷・岩国への誇り、根底にはそれがお有りなのですよね。
初めて手掛けた岩国検定、その努力を地元でこきおろそうだなんて、あるはずないでしょう…。
あった??
岩国ってどんなところ?・・・
「岩国よいとこ」というご当地ソングの出だしです。
岩国はとってもいいところです。
ですから、いわくの人が、というより、他人が世間から認められるようなことをすれば、やっかんであれこれ言う輩がいる、という一般的なお話です。
他人の手柄を喜べない人も中にはいますね・・・素人が勝手な真似をして・・・などと。
岩国にはそんな人はいないと思いますよ。