第2回、岩国検定試験会場風景 2012.12.2 AM10:15
かれこれ4年の歳月をかけてこぎつけた、第2回岩国検定試験。
受験応募者76人に対して実質受験者71人という結果であった。
この数字が多いとか少ないとか、自慢をするつもりないし、嘆くつもりもさらさらない。
ただ水の如く、淡く清く、静かに現実を受け止めている。
第1回目より受験者数は減った。それはそれで致し方なし。
初物に弱い人間心理と、野次馬根性が相乗りして、初めて試みた第1回目は相応の話題として取り上げられた部分はある。好奇心を刺激した部分もある。
これは一番煎じと二番煎じのお茶の味にも似て、やはり一番最初めというのは魅力があるものだ。その点からいうと、岩国検定はそこそこに魅力を保ち続けたと言えるだろう。
裸の大将にも似た、全くの組織もバックボーンも持たない、小さな小さな市民グループが、丸腰でぶつかった感じのある岩国検定というご当地検定。
こちらが一方的に始めたグループ活動なのだから、誰に頼るわけでもない。ましてや行政や大きな組織を動かそうなどという大胆な働きかけもしないまま今日まで来た。
それでも、第2回検定試験の参考書として発行したテキストブックは、それこそ引く手あまたのままあっという間に品切れ。そんな実績も残した。
これから先の市民感情の動向が気にかかるところではあるが、さてどうする。
やっと肩の荷を下ろし、今夜から検定のケの字が夢枕に立たなくなるだろうという安堵感に浸ろうとしている今、そんなことまで考えなくてもいいか。
第2回検定試験が、まずまずで終えられたことに肩の荷をおろし、満足感に浸ろう。
たとえそれが自己満足の世界であろうと、10人のメンバーの10分の1のノルマは果たせたのだろうと思うから。
何よりも、応募してもらった76人、そして実際に受験してくれた71人の方々に感謝したい。そして、目に見えないところで常に水かきをして、仲間を励まし沈没を防いできた、水面下の強力な水かき力に脱帽、そして感謝、さらに大きなねぎらいを贈りたい。
まさに毛利元就三矢の教えの通り、多少のデコボコはあっても、メンバーが力を合わせることでこういう結果が得られるという実感を得ました。
若い人の多さは、岩国検定の特色かもね。
この人たちが、ご当地検定に本当の興味を持って郷土の隠された諸々を知ろうとしてくれることが一番の望みです。
本当に大変なお骨折りの結果が、このような形に現れたのだと思います。
こんなに立派に終えられたのも、手弁当で馳せ参じ、旺盛なボランティア精神で取り組んだメンバーの、前にいる、リーダーのお陰ですよ。
みんなよくわかっています。他の誰にも勤まらない名伯楽の手綱さばきです。
お互い、しばらく頭をすっからにして休養しましょう。オット、こちらはいつもスッカラでした。
お陰さまで、まずまずの結果で終えることが出来ました。
ちょっと小休止ですね。
いつも思っていました。
10人の信頼とやる気、これ以上の団がどこにありましょうか。
試験会場、一見して思わぬ笑みが浮かびました。
若い人の姿がけっこうあるように見えました。
間接的にはどれだけの日本の大きな力に通じるでしょう」と思いました。
これですよね。