畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

残暑の中で秋野菜の準備(その2終わり)

2018-08-28 05:42:32 | 

 実は朝早くから、同級生が手伝いに来てくれて、さつま芋畑の草取り。

細かな仕事は苦手ながら、雑草取りはプロ並み。黙って黙々と取り続けてくれたのでした。

 

 さて、やや暑さの治まった午後2時に再度山の畑に行き畝つくりを再開。

この今シーズン秋野菜用に畝つくりを始めた畑は、実はニンジン用に準備した所。

 異例に熱さと、雨不足でとうとうニンジンを蒔き損ねてしまった畑なのです。

ニンジン用に、たっぷりと堆肥を入れて準備した畑ですから、秋野菜にもピッタリの条件。

 

 ニンジン用の畑に12畝の平畝を作り、次にもう一箇所、マックスの柿の木の畑に移動。

トラクターで耕したばかりの柔らかな畑に、キツネの足跡。真っ直ぐなのが特徴です。

 

 この場所は畝の長さもやや長く取れるので、「アスパラ菜」と「チーマディラーパ」用。

左側の藪は、いつの間にか刈り払われていました。JRの管理用地で請負が刈ったらしい。

 

 柿の木の傍も、そしてメーンのジャガイモ畑だった所も秋野菜用としては十分な面積。

ジャガイモの収穫跡に加え、ニンジン用だった畑。ジャガイモも例年より多く130キロ植えた。

 例年のジャガイモ120キロの収穫跡でも持て余す面積が今年はもっと広い。

夏野菜は水不足で出来が悪かったので、秋野菜に期待して出来る限りたくさん作りましょう。

 

 時計を見ると、6時少し前。日が短くなってきたとはいえ、まだ明るい。

もう一仕事とばかりに、作ったばかりの畝にラディッシュとサラダ蕪を蒔いて終了。

 まだまだ畝つくりは始まったばかりで、先は長い。

畝を作っては種子を蒔き、種子を蒔いては畝つくりの日々が続きます。

          (終わり)

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残暑の中で秋野菜の準備(その1)

2018-08-27 04:12:29 | 

 皮肉なことに、夏祭りは雨にたたられ、一気に涼しくなったのでした。

でも、その後台風の影響のフェーン現象もあり、気温は再度上昇し厳しい暑さに。

 でも、鶏糞などを散布してトラクターで耕した畑に昨日の夜降雨があった。

チャンス到来とばかりに、せっせと畝を作り始めます。

 

 もう少し湿り気が欲しいところだけれど、何とか畝は出来る。

大根などの根菜も、葉物野菜も効率を考えてすべて平畝にします。

 

 大根は2列に蒔くので畝はやや広めに。

そして、葉物野菜やラディッシュ、小蕪類などはやや狭い平畝に。

 

 石など全くない「黒ぼく土」と呼ばれる、さらさらとした土です。

朝のスーパーへの野菜出荷を終えてから、一人でせっせと一日畝作り。

 

 例によって、メジャーで間隔を計り、水糸をピンと張って平鍬を使います。

深さも大根、葉物野菜によって少しずつ変え、せっせと一人で力仕事を続けました。

              (続く)

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「スズキチ」へ野菜を出荷

2018-08-26 04:40:42 | 野菜

 「スズキチ」グループの野菜の仕入れが定例の金曜日にあった。

一時期従業員に任せていた仕入れだが、今シーズンはオーナーシェフの鈴木将君自らの仕事に。

 仕入れ日の朝は、スベルべも野菜の収穫に忙しい。

雨上がりの朝になったが、先ずはパプリカを採る。これで60個あります。

 

 子供ピーマン「ピータロー」という名前の小型ピーマン。

数多く採れるので数えながら収穫し、300個と少しを採った。

 

 先に採った山本ナスの上に重ねて、ピーマンを入れる。

「埼玉早生」と言う品種で、形は不揃いだけれど、収穫量は多くて40個。

 

 虫になめられて傷になったがイタリアナスの「ヴィオレッタ・デ・フィレンツェ」。

そして、ズッキーニは家人の要望で、我が家の昼食「夏野菜カレー」の材料です。

 

 山の上の畑で収穫を終えて急いで軽トラで下山。

下の畑で「山本ナス」を収穫しましたが、山の畑と合わせて20個でした。

 農薬を全く使っていないので、虫による食害も多いですね。

他にもブラックベリーを1キロ。生食用カボチャ「コリンキー」が16個。

 そして、ジャガイモをコンテナに二つで、合計33キロ。

今の出荷は、こんな感じですが、6店舗を展開していますからこれでも足らないらしい。

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連載167「エスポワール」その2終わり

2018-08-25 05:09:16 | 食べ物

      エスポワール(その2終わり)

 そちらは奥さんの運転と言う事で、御主人がワインと言う、やや羨ましい状況。

何でも、長岡市内の酒屋さんであり、酒をそのエスポワールに納入する関係で、

招待されたらしかった。


 素面の私がハラハラするほど機嫌の良くなった家内は、

その家族に自分たちが作る野菜の話をし、欠けている部分は私が補足する。


 そして、落花生がどうして出来るか、どういう風に生っているかと言う話題になり、

「今、丁度良いから今度採りに来て」「わー、嬉しい、明日伺います」

と言う話の流れとなったのだった。


 翌日国道の脇の畑で仕事をしていると、その御夫婦と娘さんの三人が駐車場に入ってきた。

約束の落花生の収穫の前に先ず、山の畑を案内し、色々な野菜を見学して頂いた。

そして、待望の落花生収穫は初めての人を驚かせるには十分なものでも有った。


 花が咲き、花が終わると剣と言う子房が下に降りて土に刺さり、

実を結んで豆になると言う不思議な落花生の営み。

 前夜の思わぬ、同席した客同士の思わぬ付き合いの始まりとなったのだった。

その付き合いは細くそして長く、今も続いている。

           (終わり)

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フェーン現象の朝(その2終わり)

2018-08-25 04:54:29 | 自然

 一旦顔を覗かせた太陽の登り方は早く、あっという間に畑を照らす。

我が家の畑の隣、イチカラ畑の蕎麦もすっかり芽が出そろい朝日に輝きます。

 

 そして、蕎麦畑に面した我が家の畑のジャガイモ収穫跡。

先日、二日間同級生の手を借りて残ったジャガイモ掘りと草取りを終えることが出来た。

 

 蕎麦の畑を見ます。

この蕎麦と、牛の飼料用トウモロコシの生命力は強く、雨不足も何のそのと言う感じ。

 

 この蕎麦畑の面積は8反歩。

持ち主の高齢化で、タラの木の育成を止めイチカラ畑に委託したのです。

 スベルべがもう少し若かったら手に入れ、我が家の畑と地続きの1町歩余りの畑にするのだが・・。

持ち主のお年寄りには「売る気があるなら教えてくれ」と言っては有るのだが・・・・。

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