畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

すすめ!じょせつきかんしゃ(その2終わり)

2019-07-28 05:00:59 | 暮らし

 幼児用の絵本侮るべからずですね。

描いた画家は女性のようだけれど、資料はどういう風にして入手されたのでしょう。

 

  お、スベルべ青年が窓から顔を出していますよ。

と、言いたいところですが右端の席は副操縦者の席で、正操縦者、責任者のスベルべはいつも外からは見えない真ん中。

 

  極度の緊張を強いられる実作業も大変だったけれど、作業後の後始末も大変。

機関士に、除雪部の中に入ると通告していても、やはり怖かったですよ。ゴトンと掻き寄せ部が回ったら潰される。

 事実、北海道でしたがこのDD53よりも一回り小さいDD14の清掃中に機械が回って死亡した事故も発生。

少し小さめに描かれていますが、回転翼なんてスベルべの慎重ほども有りましたからね。

 

  最後のページには詳しい構造まで描かれていました。

そして、全体の編成まで描かれていますが、プッシャーと言う後押し機関車まで入れて3,000馬力だったのかな。

 これを見て作者の絵が国鉄から得た情報によるものだと理解しました。

重ねて言いますが、下の絵のロータリー部が改悪後の絵。初めは運転室は投雪口の前に有りましたからね。

 

  何回も紹介している写真ですが若き日のスベルべが茶色のウインドブレーカーを着て初期型のDD53-3の前に立つ。

官給品の紺色のアノラックを嫌う、少し生意気な20歳代のスベルべでした。

 ま、心意気と思っていただいたら嬉しいのですが、定年退職間際の先輩たちまで叱咤激励していましたから。

1歳4か月になる孫が「ポッポ、ポッポ」と言いながら読むことをせがむようになりました。

 パソコンからこの写真を取り出して見せましたが、まだ説明してわかる年齢では有りません。

何時の日にか、孫が呼ぶところの「ジーちゃん」の雄姿を見せてあげることにしましょう。

          (終わり)

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連載205「ご飯を炊く」(その2)

2019-07-27 04:26:26 | 食べ物

       ご飯を炊く(その2)

米の研ぎ方さえも、無洗米、米洗い機と様々な方法もあり、冷たい水で手を真っ赤にして手で研ぐなんて、

時代遅れのようでもある。


 台所でうろうろするゴキブリ亭主を自認してはいるが、長年米研ぎにだけは手を出さなかった。

これをやったら女性の出番がなくなる。

と、思ったわけでも無いのだけれど、何だか自分の中に米研ぎだけは手を出さない、

出すまいと思い込んでいる部分があった。


 しかし、ある日テレビの番組で、米屋の若主人が指導する「美味しいご飯の炊き方」を見て、

考えが変わったというか、自分でも試してみたくなってしまった。

その方法とは、格別変わった方法でもない。研ぎ方一手間多くかけるだけのこと。

ざっと一度洗い流し、ごしごしと揉む。そして、水を二回、ことによったら様子を見てもう一度、

計3回も丁寧に替え、研ぎ汁に白い残り汁が無くなるまでに仕上げる。

           (続く)

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すすめ!じょせつきかんしゃ(その1)

2019-07-27 04:12:10 | 暮らし

 誰かからのプレゼントかまたは、親の買い物か。

孫の特製(紙製品)書棚にこんな本が入っていました。

 

  何気なく見たのでしたが、機関車番号を見て驚いた。

なんと、「DD533」とあるではありませんか。スベルべが青春を掛けたと言っても過言ではないロータリーです。

 

  この形式は扱いにくいと言う意見から改造した「DD53-3」です。

最もこの3号機の乗務経験の多いスベルべに意見も聞かず、改良ではなくて改悪に走ってしまった。

 

  改造?(改悪)する前は、雪を吹き出す投雪口の上に操縦席が有りました。

いや、投雪口よりももっと前の雪を掻き寄せる回転翼の真上に操縦責任者は乗っていましたね。

 

  上越線、石打~大沢駅間での「DD53-3」の作業風景です。

右側、山寄りの斜面には災害派遣された自衛隊員の姿が見えます。

 進行左側に投雪したのでは、元の木阿弥と言うやつで雪崩を誘発しかねません。

これは下り線の作業ですが、「逆投げ」と呼びましたが上り線を越えて反対側に飛ばしています。

 投雪口の角度を上向きにし過ぎると反対線の架線を切る恐れがあるし下向きだと線路を埋めてしまいます。

ここで、その作業を上手くこなせたのが若き日、20歳代の青年スベルべだったのですよ。

         (続く)

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連載205「ご飯を炊く」(その1)

2019-07-26 12:21:26 | 食べ物

     ご飯を炊く(その1)

  昭和30年代の燃料革命ともいうべき時代を過ぎて、ご飯の炊き方もずいぶん変わってきた。

ガスもLPガスからパイプラインによる天然ガスへと変わってきている。

もっとも、ほぼ時を同じくして電気式炊飯器も生まれ、炊き方の選択肢は増えたように思う。


 昔、そう60年以上も前の古い茅葺の家では、薪でご飯を炊いていた。

カマドはやや現代式になった珪藻土の釜土の外側にタイルを張った「文化式釜土」だったが。

(この文化式釜土は今でも我が家の高床式住宅にあり、餅つきなどの際に活躍してくれている)


 この文化式釜土は古い家の土間の片隅、台所にわたる狭い板敷の通路の脇にあった。

朝目覚めて母を探すと、火口からこぼれる薪の燃える火の明るさに頬を赤く染める母の姿が見えたものだった。

 さて、時は流れ現代はガス釜もましてや電気式釜もICコントロール付きで炊き加減も自由自在。

炊き込みご飯だって、赤飯だって玄米だってうまく炊き上がる優れものになっている。

      (続く)

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ヴィオレッタ・デ・フィレンツェが最盛期に

2019-07-26 04:18:19 | 野菜

 

 イタリア原産のナス「ヴィオレッタ・デ・フィレンツェ」がこんな大きさに。

片手で持ちきれないほどの大きさにまで成長するが実は柔らかく、見た目よりも目方も軽い。

 

  100本育てた苗を牛糞堆肥とボカシ肥「笑愛」をたっぷりと蒔いて耕し大きな畝を作って植えた。

大きな「ヴィオレッタ・デ・フィレンツェ」がなる割にしては、樹勢は強くなく管理もしやすいですね。

 

  少し心配なのは何かの病気で何本かが枯れている事。

まだ、元気のない株も見受けられるので、心配はそこにあります。

 

  「ヴィオレッタ・デ・フィレンツェ」、フィレンツェの紫、またはスミレと称されるだけに美しい。

この辺りで一般的な梨ナスほど色は濃くなくて、本当に美しい紫、スミレ色が朝日に輝きます。

 

 今のところは最大収穫量は一日20個程度ですがまだ増えそうです。

この「ヴィオレッタ・デ・フィレンツェ」と同じく大型茄子の「山本ナス」でコンテナ一つほどの収穫。

 ただ、こんな大きなナスを食べる習慣がこの地には無いので、スーパーでの売れ行きももう一つ。

今日金曜日は「スズキチ」の仕入れ日。昨日は少し収穫を控えていたので今日の収穫量は多いはず。

 そこに栃尾のレストラン「エスポワール」のマスターからの注文が入ったり、「八尾善」の注文が入ったり。

昨日は19時少し前まで山の畑で赤いジャガイモ「ノーザンルビー」と紫の「シャドウクイーン」を掘っていました。

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