畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

熊を食べる

2020-01-21 04:55:42 | 食べ物

 先日、冷凍ものではない新鮮な熊の肉を知人から頂きました。

獲ったばかりだという新鮮な熊の肉で、スベルベじーさんが調理を担当し「熊汁」に。

ワイルドな感じの熊汁を考えて、大根などの野菜は意識して、大胆に大きくカットします。

 

 肉の塊は1キロ以上は完全にありましたね。

小さなまな板だけれど、そのまな板からはみ出すほどの大きさです。

 

 包丁を入れて、その柔らかさに驚きます。

まだ若い熊なんでしょうね。暖かな気候に冬眠できず仕留められたのでしょうか。

 

 大根のほかにもスベルベママ手作りのコンニャクやニンジン、ネギなどもたっぷりと。

豆腐もワイルドな感じに仕上げるために、木綿豆腐を一丁そっくり大きく切って入れています。

 

 さて、そのお味はいかが。うーん、美味しい!味噌ベースで醤油を少々。

相変わらず、スベルベじーさんの味付けはばっちり。塩から過ぎず甘すぎず。、ワイルドな猟師風の「熊汁」です。

 食べた家族の感想はと言えば「やはり少し匂うけれど、例えたら香水みたい」とはスベルベママ。

1歳10ヶ月の孫も食べましたよ。スベルベじーさん「ガオーのお肉だよ」なんて教えましたが。

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ニューイヤーコンサート

2020-01-20 05:08:50 | 暮らし

 何か月ぶりだったでしょうか、時間のやりくりが出来て「サンドコンサート」に行きました。

何回も紹介していますが、銘酒・朝日山・久保田で知られる朝日酒造さんがスポンサーのコンサートです。

 

 ニューイヤーコンサートと称するコンサートでしたが弦楽四重奏のほかに女性歌手も。

今までと変わって驚いたのが写真撮影。演奏中は禁止されていたのでしたが今回はOKとのこと。

 

 まだ女性ソプラノ歌手は登場していませんが弦楽四重奏のメンバーです。

アンサンブルオビリーの名前で各地で演奏活動をやっていらっしゃいます。撮影OKでSNSで宣伝もOKとのことです。

 

 今年の演奏予定のチラシを頂いてきました。

1月から6月までの内容です。何回行けるかなー。

 

 同じく今年の予定の後半分です。8月の「ムジカマイスター」も面白い男声合唱団です。

メンバー名を見ていたら女性名を一名発見。迫力に満ちた男声合唱に女性の声が加わるなんて今から楽しみですね。

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連載219「永久グルメ(A級グルメ)『松の山の自然を食べる』」(その2終わり)

2020-01-19 04:29:27 | 食べ物

  ずらりと並んだ果実酒です。

 

  メニュの一部です。

        永久グルメ(A級グルメ)松の山の自然を食べる(その2終わり)

 恥ずかしいようだけれど、開業後初めて北越北線を利用し、六日町からまつだい駅までの初乗車。

子供のように運転席のすぐ後ろで風景を見ながらの旅です。

松代に到着し、パーティーの開始までの時間を街中散歩で時間つぶし。

会場になる「カールベンクスハウス」は知人の絵の個展で入ったことが有るから迷う心配もありません。

 

 定刻の20分ほど前に入ったが、まだ客の姿は見えずスタッフが忙しそうに動いているのみ。

スタッフに挨拶し、一人でその日に供される豊富な食べ物やおさけを見て回っていた。

定刻間近になると、乗り合いのバスで来たのか、一気に来客は増える。


 そして、主催者である村山達三さんの挨拶で賑やかなパーティー「松の山の自然を食べる会」が始まりました。

食材の主役はやはり山菜ですが、ツキノワグマの熊肉とか、猪肉などの動物性たんぱくも。


 その日準備されたご馳走は41種類。ドブロク他の果実酒は17種類を数えました。

材料の調達そして調理と、自分の故郷をそして故郷が生んだ食べ物に対する愛、情熱でしょうか。

とにかく、圧倒されるような食の文化展「松の山の自然を食べる会」でした。

 私と言えば、その17種類もあるお酒にも惑わされることも無く、ひたすらドブロクを飲みながら、

料理に舌鼓と言ったところでしたが、酔いも回り、食べたのは半数も無かったのではないかと記憶している。

ドブロクに(密造酒)と書いてあったのは村山達三さんの洒落でしょう。

きっとドブロク特区で製造許可は得ているのでしょうから。

                      (終わり)

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連載219「永久グルメ(A級グルメ)『松の山の自然を食べる』」(その1)

2020-01-18 05:06:44 | 食べ物

 北越北線「北北線」の時間の関係で一人早めに到着。会場はまだ静かでした。

 

 多彩な顔ぶれの出席者。著名人の顔もちらほらと。

   永久グルメ(A級グルメ)「松の山の自然を食べる」

 有名なイベント「松の山の自然を食べる会」に参加する機会を得た。

きっかけは私が地元紙「越南タイムス」にコラムの連載を始めたこと。

その連載の冒頭に山菜のことを何回か書き、それが思わぬ人たちの目に触れたことだった。


 ある日、面識のない津南町教育委員会から電話を頂いた。

そこで、縄文時代を中心に研究されている学芸員からの突然の電話である。

何でも魚沼市、南魚沼市、湯沢町、水上町、津南町、十日町市で形成される、

「雪国観光圏」と言う名前の組織が立ち上げられていて、その中の「食文化研究会」への参加の誘い。


 好奇心の強い私には、参加したい、皆さんのお話を聞きたい気持ちも募り、すぐに参加要請を受け入れたのです。

会合は湯沢町で持たれたが、何せ多忙な身。畑仕事をこなしては関越自動車道を使って駆けつけたものだった。


 各地域から名うての食通の人たちが集まっていました。

中でも興味を引き付けられたのは十日町でタクシー会社を経営されている村山達三さんのお話。

食べ物に精通しているばかりではなく、ご自分でも山菜を中心とした保存食を食べることに情熱を持たれ、

世の中に情報を発信しそして「A級グルメ」ならぬ、保存食と言う意味合いから「永久グルメ」と名付けて、

食べる会を主宰されているとの事。


 その会こそ「松の山の自然を食べる会」であり、参加していた「食文化研究会」事務局からの紹介、

お誘いがあって参加したのでした。

              (続く)

 (年末年始で新聞への連載も休載でしたが再開になりました。)

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青島食堂のラーメン

2020-01-17 12:12:30 | 食べ物

 先日何かで「青島食堂のラーメン」を目にして食べたくなった。

夫婦で出かける用があり、昼食に信越線上越線の分岐駅「宮内駅」の駅前の一号店に寄ってみた。

 しかし、二十年ほど前に出向先の会社の出張所をこの駅構内に立ち上げた時とは駅前の様子がずいぶん変わった。

当時よりも狭くなった駐車スペースには車が車が満車状態で酸く気配もなく系列店へ。

 しかし、二軒目の系列店にはなんと「麺休日」の看板が下がり内装工事中。

仕方なく、次の系列店「曙」の店へ。看板には「青島食堂本部」の文字があり、ここで製麺までやっているらしい。

 

 入口の引き戸を開くと食券の発券機があり、普通ラーメンとチャーシューを注文。

中に入ると二人の若い店員がカウンターの中で「そのままで結構ですから食券をお見せください」なんて大声。

 食券の内容を見て二人で手分けし、次々と注文の品物をそろえていく。

しばらく待つと「テーブルが一席空きました、相席でよろしかったらどうぞ」なんて声をかける。

夫婦はそれぞれカウンターとテーブル席に分かれてラーメンを受け取り食べ始めたのでした。

 

 これがスベルベの注文した「チャーシュー麺」です。

長岡地域と言うか、新潟県の「生姜醤油ラーメン」の元祖と言われていて、癖のないシンプルな味。

 一号店の宮内駅前店は店が汚れていることと名物の頑固おやじで有名でした。

その後、徐々に有名になり、長岡の三店舗のほかに新潟市内にも何店舗か展開そしてとうとう東京へとなったらしいのです。

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