漆喰の壁に描かれた絵は何か判じ物なのでしょうか。
名工、石川雲蝶さんも結構洒落っ気、愛嬌も持ち合わせていたようです。
狭い隙間さえ使って彫刻や絵が嵌められている。
何回も見ていますが、普段は写真撮影は禁止。この日ばかりは気のすむまで写させて頂きました。
さて、その洒落っ気、愛郷心、遊び心の発露でしょうか。
廊下を兼ねたような広い縁側の厚い板の節穴が細工されていて、これも見ものです。
節穴をただ塞ぐだけではなくて、木片を細工して埋めているのです。
あんな精緻な彫刻を施す大家がする、した仕事なのでしょうか。少し不思議です。
これは何を模したものでしょうか。
ドングリかなー、細い柄まで丁寧についていますよ。
越後のミケランジェロと呼ばれるにしてはユーモアにあふれた細工です。
まだ、ご覧いただいていない方にはぜひ見物することをお勧めする「開山堂の彫刻群」です。
そして、もしもお出でいただけたら、この紹介した廊下、縁側の節穴隠しもご覧ください。
機会がありましたら、スベルベがご案内いたします。いや、前にはプロの語り部もおられたなぁー。
(続く)