畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

越後のミケランジェロ(3)

2022-10-08 06:12:51 | お出かけ

 漆喰の壁に描かれた絵は何か判じ物なのでしょうか。

名工、石川雲蝶さんも結構洒落っ気、愛嬌も持ち合わせていたようです。

 

 狭い隙間さえ使って彫刻や絵が嵌められている。

何回も見ていますが、普段は写真撮影は禁止。この日ばかりは気のすむまで写させて頂きました。

 

 さて、その洒落っ気、愛郷心、遊び心の発露でしょうか。

廊下を兼ねたような広い縁側の厚い板の節穴が細工されていて、これも見ものです。

 

 節穴をただ塞ぐだけではなくて、木片を細工して埋めているのです。

あんな精緻な彫刻を施す大家がする、した仕事なのでしょうか。少し不思議です。

 

 これは何を模したものでしょうか。

ドングリかなー、細い柄まで丁寧についていますよ。

 

 越後のミケランジェロと呼ばれるにしてはユーモアにあふれた細工です。

まだ、ご覧いただいていない方にはぜひ見物することをお勧めする「開山堂の彫刻群」です。

 そして、もしもお出でいただけたら、この紹介した廊下、縁側の節穴隠しもご覧ください。

機会がありましたら、スベルベがご案内いたします。いや、前にはプロの語り部もおられたなぁー。     

     (続く)

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ザリガニ見ーつけた!

2022-10-08 04:01:33 | 自然

 一日孫の子守を引き受けた。どうして知ったのか、孫はザリガニがいることを知っていてせがむ。

初夏に共同作業で草刈りをした、鉄道と道路の間のザリガニ生息地の水路は藪になっていた。いるかなー。

 

 草をかき分けて水路にスコップを入れて泥を上げる。

なんと、半ばあきらめ気味の作業だったが、なんと二回目には早くも泥の中からザリガニの姿。

 

 それも小ぶりで、孫は挟まれるのも苦にせず摘まみ上げる。

なんと、短時間で5匹ものザリガニを捕まえることができたのでした。

 

 泥だらけのザリガニは帰宅して、例の地蔵清水の水を入れてあげる。

水道水で殺菌用の塩素でも入っていたら、ザリガニも元気を失くすでしょうから。

 

 そして、そこもプラスチックで水漏れの心配のない虫籠の中へ。

一匹2センチ余りの赤ちゃんザリガニもいて、孫は大喜びしていました。

 

 これはザリガニの手ではありません。テーブル上のアケビにそっと手を伸ばすのは孫の手(笑)。

午前中は山の畑に行き、サツマイモ掘りをしたが、サツマイモよりもコオロギやトカゲに夢中でした。

 そこで、休憩替わりにアケビを採りに行きました。初めての味が気に入りなかなか手が止まらない。

ご飯の前だからダメよ、と言うスベルベママの目を盗み、そっと手を出し立ったわけ。

 そして、夕食前にはなんと「ザリガニが食べたい!」なんて言うじゃないですか。

そういえば、前に「ザリガニも食べられるんだぞ」なんて教えたことがあったと思い出しましたがね。

コメント (4)
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