畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

目が慣れてくると山芋の蔓が見え始める

2022-10-30 09:17:00 | 山菜

 蔓葉の茂り方を見てその場所へと斜面をよじ登る。

次から次へと山芋の蔓、そして土に入る根元が見つかる。しめしめです。

 

 これは前回、根切り棒で断ち切った太い木の根。

今回買い求めた根切り棒の力は絶大で、こんな太い木の根さえ切られるのです。

 

 慎重に蔓元を掘り下げます。

表土は10センチほどが黒い腐葉土。その下は岩のかけら交じりの粘土質の土。

 

 中ほどに砂質土の層がありました。

こんな風に土質が深さによって違ったり、少し場所を変えただけで違う複雑な地層なのです。

 

 そして、最後は泥岩の硬いところで山芋は先端となる。

おっとっと、その硬いところを掘り下げるのが難しい。また折っちゃったー。

 でも、落胆しつつも息をつき周囲を見渡す。あれっ、こんなところにも。

目が山芋慣れしてくると、蔓も見つかりやすくなります。掘り始めてからすぐ脇の蔓を見つけることさえ。

      (続く)

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雨の日に山芋掘り

2022-10-30 06:04:15 | 山菜

 前日の天気予報では一日雨のはずだった。しかし、降ったり止んだりの時雨模様。

畑仕事も出来ないし、と言うか雨模様を理由に山芋掘りに。通い慣れた獣道。獣はスベルベですが。

 

 草藪を漕ぐように掻き分けて進み山裾にたどり着く。

ほらほら、何回か来たけれど、まだ山芋の蔓は豊富に見えますよ。

 

 今までにスベルベが掘った跡です。

ここは鉄道防雪林の一部。個人の持山だったら叱られかねない所業です。

 

 葉や蔓の茎で山芋の種類が分かるのですが、これではねー。

どの葉がどの蔓に連なっているのか、皆目わからないような茂り方の蔓です。

 

 でも、葉の茂みから出る太い蔓を目でたどり、根元は見つけられる。

そして、蔓の上が太くそして茂っていても蔓元、土から出ている部分が細いと上物です。

        (続く)

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