ここまで大きくなると、味が落ちてしまうとコンニャク作りのベテランに言われた。
大きいほど良いと思って自慢したら、鼻を折られたのでした。何事もほどほどが大切ってこと。
この木子からは4年ほどで最適なサイズになるのかな。
いま流行り言葉のSDGsと行きましょう。事実何年も繰り返し作っていますよ。
まだ、先の話にはなりますが、コンニャク作りはスベルベママの仕事。
最初は失敗もありましたが、今は美味く出は上がるようになっていますよ。
固まったら適当な大きさに切り大鍋で茹でます。
こうすることにより、凝固剤などのアクが抜けて食べられるようになります。
冷やしたらそのまま刺身でだって食べられます。美味しいです。
凝固剤には「水酸化カルシウム」や「貝殻焼成カルシウム」などが売られています。
凝る人は藁を燃やした木灰を使うと味が良いとも言うし、薪を燃やした木灰でも美味しいと言います。
たかがコンニャク、されどコンニャク。若いころは馬鹿にしていたけれど、食物繊維の塊と聞き、見直したスベルベです。
(終わり)