畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

コンニャク芋からコンニャクへ

2022-10-23 09:36:49 | 食べ物

 ここまで大きくなると、味が落ちてしまうとコンニャク作りのベテランに言われた。

大きいほど良いと思って自慢したら、鼻を折られたのでした。何事もほどほどが大切ってこと。

 

 この木子からは4年ほどで最適なサイズになるのかな。

いま流行り言葉のSDGsと行きましょう。事実何年も繰り返し作っていますよ。

 

 まだ、先の話にはなりますが、コンニャク作りはスベルベママの仕事。

最初は失敗もありましたが、今は美味く出は上がるようになっていますよ。

 

 固まったら適当な大きさに切り大鍋で茹でます。

こうすることにより、凝固剤などのアクが抜けて食べられるようになります。

 

 冷やしたらそのまま刺身でだって食べられます。美味しいです。

凝固剤には「水酸化カルシウム」や「貝殻焼成カルシウム」などが売られています。

 凝る人は藁を燃やした木灰を使うと味が良いとも言うし、薪を燃やした木灰でも美味しいと言います。

たかがコンニャク、されどコンニャク。若いころは馬鹿にしていたけれど、食物繊維の塊と聞き、見直したスベルベです。

         (終わり)

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コンニャク芋を掘る

2022-10-23 04:02:30 | 野菜

 コンニャク芋が掘り頃を迎えた。

一部は倒れたが、立っているものは切り取ったらよい。

 

 特大が一個ありました。

カメラのケースと並べてみます。持ち重りのする大きさです。

 

 変な芋虫に葉を食べられた小さなものは成長しなかった。

しかし、自家用としては十分な収穫量がありましたね。

 

 コンニャク芋から出た、鬼の爪かカニの目かと言うような突起。

これは木子とか生子と書きますが、「きご」と読み、翌年からの種芋になります。

 

 そんなにたくさんは作られないので、大きい木子を選び残りは廃棄です。

翌年、この木子を植えると秋には丸くて小さい一年子になります。それをまた翌年植えてまた育てます。

 三年、いや四年ほどで最適な大きさに成長するのかな。

欲張って大きくしようとして何年も植え替えると、奇妙な花が咲き一巻の終わりとなります。 

        (続く)

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