先ほどもアップした一枚です。白い点々は隣の山芋を傷つけたもの。
蔓が二本は見えたのでしたが、これほど接近しているとは思わなかった。
これは場所を代わっての山芋かな。
右に見える黒っぽい影の正体は親芋。その年の山芋は前年の親芋を栄養とし、そして押し広げられた穴に沿って育つ。
この一本は細いです。
なんと、本命の山芋の後ろに寄り添うようにあった一本なのです。
そして、少し太めの山芋も途中で折っちゃいました。
先端まで掘れず、美味しい部分を土中に残してしまいましたよ。
ぽっきり折れた、真っ白な折口を無念の気持ちで眺めます。
選ぶ場所にもよりますが、初山芋掘りは手が慣れず、折ってしまうことが多い。
何回か繰り返してくると、手がコツを思い出してきて、傷つけずに掘るようになる。
毎年のことながら、こんな仕事は毎日しているわけでも無く、難しいものですよ。
今回同行したオジサンは84歳になるが、仕事で鍛えた腕に陰りは見えない。
亡父は80歳まで掘っていた。スベルベも健康を保ち、掘り続けたいものですね。