帰宅して昼食。昼食を摂りながら山を見たらもう一度行きたくなった。
そして、午後1時過ぎに再度出発。この山の切ないところは山芋と独活の根の混生。
独活の株、根を切らずに掘ることは難しくて、エイヤーッとばかりに唐鍬を振るうのです。
何とか折らずに掘り上げた山芋。実は上の一本は少し欠けていますが。
これも山の斜面をじっくりにらんで選んで掘った、美味しい種類の山芋ですよ。
そして、こんな風にぐちゃぐちゃに曲がった山芋も。
午後から仕掛けた場所がやや砂利交じりのところもあり、そこにはこんな山芋が。
それでも、白い肌で美味しそうに見えて持ち帰ったのです。早めに食べましょう。
道具を洗って終わりです。下の「つっくし」と言う道具は貰い物でかなりの年代物ですね。
昔はこの他に、お玉まで持参しましたよ。深い穴から土をすくい上げるためです。
場合によっては携帯式の蚊取り線香を持参することも有り、本当に七つ道具でした。
一日に午前午後の二回出かけて、掛けた時間は数時間。
疲れました。時間のかかるとろろ汁は仕掛けず、簡単な海苔巻きに。
ほら、真っ白なもち肌でしょう。こんな色合いの山芋が最高の味なのですよ。
気温が低く、雨も朝まで降っていて畑仕事は出来なかった日の道楽でした。
(終わり)