畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

山芋を折らずに掘られた

2022-10-28 04:40:03 | 山菜

 帰宅して昼食。昼食を摂りながら山を見たらもう一度行きたくなった。

そして、午後1時過ぎに再度出発。この山の切ないところは山芋と独活の根の混生。

独活の株、根を切らずに掘ることは難しくて、エイヤーッとばかりに唐鍬を振るうのです。

 

 何とか折らずに掘り上げた山芋。実は上の一本は少し欠けていますが。

これも山の斜面をじっくりにらんで選んで掘った、美味しい種類の山芋ですよ。

 

 そして、こんな風にぐちゃぐちゃに曲がった山芋も。

午後から仕掛けた場所がやや砂利交じりのところもあり、そこにはこんな山芋が。

それでも、白い肌で美味しそうに見えて持ち帰ったのです。早めに食べましょう。

 

 道具を洗って終わりです。下の「つっくし」と言う道具は貰い物でかなりの年代物ですね。

昔はこの他に、お玉まで持参しましたよ。深い穴から土をすくい上げるためです。

場合によっては携帯式の蚊取り線香を持参することも有り、本当に七つ道具でした。

 

 一日に午前午後の二回出かけて、掛けた時間は数時間。

疲れました。時間のかかるとろろ汁は仕掛けず、簡単な海苔巻きに。

 ほら、真っ白なもち肌でしょう。こんな色合いの山芋が最高の味なのですよ。

気温が低く、雨も朝まで降っていて畑仕事は出来なかった日の道楽でした。

        (終わり)

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せっかく折らずに掘ったのに

2022-10-27 13:32:18 | 山菜

 ここは粘土質の土で砂利も交じってはいない。

こんな土だと、山芋の肌もきれいだし、第一美味しい気がしますよ。

 

 それでね、ようやく先端まで掘ったと思った途端でした。

哀れ先っぽがポキーン!思わず先日と同じに継いでみましたよ。

 

 面白くて、そして切なかったのがこれ。

急斜面をかなりよじ登ったところ。足場が悪くて掘り上げて喜んだ途端にずるずると。

 

 体の下にしたりしたら最悪だと、掲げたが衝撃でこんな始末に。

何せ急斜面で留まる足場も無い。唐鍬で先ずは足場を切りり場合によっては片手で掘るのですから。

 

 8時過ぎから出かけて2時間余りだったかな。それでこの収穫量。

とろろ汁にしたら10人分、いやそれ以上の人数も大丈夫かな。いやー、美味しそう。

      (続く)

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ナラタケ探して山芋を見つける

2022-10-27 04:29:54 | 山菜

 ナラタケを探しに行った際、実は良さそうな山芋の蔓も見つけていた。

畑仕事は順調に進み、山芋ほりにも行く時間は取れる。さぁー、いざ出陣山へー!

 

 これがその場所です。たどり着くにはヨシの林を進まなければならない。

山裾にたどり着きました。斜面の上の雑木に蔓が絡まり葉が色づいている。

 

 葉は小さくて細い。こんな葉と蔓が美味しい山芋の証です。

じっと樹上を観察し、目で蔓の行方を捜し、蔓の根元を見つけるのです。

 

 無事に先端まで掘り下げることに成功。

三本に分かれて見えるけれど、途中で別れちゃっているのかなー。

 

 変な形で途中で別れていなくて一安心。短いながら先端まで無傷です。

山芋は不思議なところがあり、親芋が真っ直ぐでもその年の新芋が変な形に育っていることも。

 人間と同じかなー。親が立派でも子供が曲がりくねって育つなんて。

でも、反対のことも有りますよ。曲がりくねり途中で別れた親芋から立派な真っ直ぐの山芋が生まれることも有るのですから。

        (続く)

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秋野菜が畑からこぼれ落ちそう

2022-10-26 05:00:48 | 野菜

 適期を守って蒔いた秋野菜は順調な成長を見せてくれています。

毎年同じことを言いますが、大根は丁度良いサイズになり、そして雪に遭ったら美味しくなります。

 

 でも、この雪を初雪だから溶けるだろうと侮ると失敗することも。

一気に根雪となり、採りに行く手段が無くなって、大根をダメにしちゃったことさえありました。

 左の畝のキャベツと白菜も順調に大きくなっています。右はわさび菜ですね。

これで、霜が降りるほどの寒さになったら、しっかりと硬く巻いてくれることでしょう。

 

 真ん中はミニ青梗菜ですが、間引きをしなかったら混み過ぎて蒸れちゃっています。

その右は「モミジ」または「赤大根」と呼ぶ大根で、スズキチさんの要望に応えてたくさん作りました。

 

 これは「紅クルリ」で仲間で真っ赤な大根。

日ごとに大きくなっていて、一日見ないと見違えるほどの大きさになっています。

 

 こちらは「北京紅芯大根」薄いピンク色で色合いはスベルベも好きな大根です。

この他に仲間で緑色の通称「ビタミン大根」もあり、この大根類が大きくなったら収穫も大変だなー。

 今年は不順な天候でしたが、幸いなことに台風の直撃も受けず秋野菜は順調な推移。

どんどん消費していただかないと、我が家の畑もパンクしちゃいそうになっています。

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サツマイモオンパレード

2022-10-26 04:01:19 | 野菜

 秋の晴れ間は嬉しく、そして忙しい。

高床式の地下に積んであったサツマイモを引っ張り出し整理し格納する準備。

 サツマイモは寒さに弱く13度以下になると腐り始めてしまうのです。

ここ何年かは、花き農家のサツマイモ貯蔵庫に入れさせていただいています。温蔵庫ですね。

 

 サツマイモを見たらほぼ種類は見分けられる。

でも、この鳴門金時と紅ハルカなどは少し見分けにくいかな。

 

 例年よりも植えた本数は少なかったけれど、出来の良かった「黄金千貫」。

いつも紹介していますが、芋焼酎の原料として有名。安価な芋焼酎にはいじましく(一部黄金千貫使用)なんて添え書きが。

 

 最初に掘った紅ハルカが不作で心配しましたが、最も多く植えたシルクスイートはまずまずの出来。

正直なところ本当に安堵しましたよ。友達の中にはシルクスイートも不作だという人さえいましたからね。

 

 安納芋ですが、二回に分けて植えたのが、一回目の植え付けは出来が悪かった。

それも、二回目の作付け部分は出来が良くて一安心。もう少し安納芋を作ったらよかったかな。

 まだお届けしていない親戚、友人、知人もいますがもう少しお待ちください。

発送用は地下で寒さに備え毛布を冠って休んでいます。こうすると甘さが増していきますからね。

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