何年か前に農天市場の周りの畑では色々な野菜を育てました。
好奇心が強いことも理由の一つで、ダイレクトメールやネットで色々な野菜の種を取り寄せていました。
この、アーチチョークもその珍しい野菜と言うか、花の一つでしたね。
アメリカの小説か何かで、このアーチチョークを食べることが載っていてそれを思い出したからでしょう。
色々なところから搬入した土で作った畑は土は良いとは言えなかった。
そんな環境の畑でも、農薬はほぼゼロの野菜作りをしていたから、色々な生き物が来ました。
アーチチョークはガクと言うのか、花を包むこの厚い一片一片や中心部を食べるらしい。
レシピを調べることも無く、茹でて食べてみました。歯でしごきとるようにして中身を食べると言います。
でも、味は記憶には残っていません。小説で表現されていたような美味しさは無かったのでしょう。
しかし、食べなくても大輪の大きな花は十分に視覚を満足させてくれるものではありました。
開いた花の上にアゲハチョウが飛来して止まりました。
最近、この写真をプリンターでA4サイズに引き延ばしてあるところに持ち込んだ。
見た受付担当の女性は息をのみ、驚いて見つめていました。
開ききるとこんな風な感じです。イソギンチャクのようにさえ見えます。
多年草であり、何年か楽しめましたが、いかんせん草刈りも満足にしない畑の一隅。
年々芽は出しても大きく育たず、食べることも無く花を楽しむだけで終わってしまった。
他にもフェンネルなどのハーブ類や、西洋野菜を育てきれいな花が咲くことに驚いたものでした。