題は「風姿花伝」の―道絶えずば、また、天下の時に会う事あるべしーからとられている
三代目 萩野沢之丞が舞台の仕掛けが狂い奈落へ落ち 舌を噛んで死んだ
自殺かたまたまの事故か
一方 血の繋がった兄を差し置き
後継者とされてる宇源次は その名の大きさに 兄の心を図りかね
更には役人に協力することになる
僧 高僧 悪僧 生臭坊主
沢之丞の死 大工の死
無関係人間見えた死は ある寺で繋がる
迷い続ける男と自分なりに進む道を手探りしながらも見つけた兄
市之介の言動が 宇源次も読後感も救います
「一の富」は↓に
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20060903
「二枚目」は↓に
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20060904
「吉原手引草」は↓に
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20070729
「大江戸亀奉行日記」は↓に
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20070830
「果ての花火」は↓に
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20070913
「銀座開化おもかげ草紙」は↓に
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20071013
「非道、行ずべからず」は↓に(「道絶えずば、また」の関連作品です
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20071021
「辰巳屋疑獄」は↓に
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20071116
「家、家にあらず」は↓に
http://blog.goo.ne.jp/yumemi1958/d/20071119
「今朝子の晩ごはん」は↓に
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「奴の小万と呼ばれた女」は↓に
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「そろそろ旅に」は↓に
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いずれ 楽しめる作品ばかりです