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夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

偶然

2017-09-25 13:08:22 | 子供のこと身辺雑記
長男が内科の受診日で次の診察日が12月14日で午前10時

あっらあ なんて偶然
先日 私も整形外科で次の受診日が全く同じ12月14日の午前10時

私と長男は同じ病院に通院しています

整形外科は1階 内科は2階ですが

長男は私の診察日は知らないので全くの偶然

ちょっと面白いな~~~って こんなこともあるのだわと


12月14日って確か赤穂浪士の討ち入りの日ですよね
その日はお蕎麦でも食べて帰ろうかな

なんでも食べることに結びつける私・笑

体力温存?!の土曜日

2017-09-24 09:16:53 | 子供のこと身辺雑記
基本 土曜日は姑の入浴日

姑の家に向かう前に半時間か1時間ほど少し眠って休んでから向かいます
己の体力の無さを実感しつつ・笑


夕方 姑は大相撲を観るのが好きです
昨日は姑が私の顔を見るなり 掛け布団のカバーが大きく破れているから新しいのを買ってきてほしい」と

で まだ主人の帰宅まで時間があったので近くのお店まで買いに行きました

ところが近い所のホームセンターさんカバーは置いてなくて^^;
少し遠いお店まで


無事にカバーを買って戻るとさすがに主人も帰宅していて 姑の入浴準備にかかっていました

大相撲の放送終わる 
姑が入浴
それから夕飯ーというのが姑が入浴する日の主人の予定

浴室ではとにかく姑がこけないようにと そこに一番気を遣います

お風呂から上がり着替えを終えて姑が食卓につくと そこでお手伝いは終わり


まだ姑は杖をついてでも歩くことができるので 身の回りのこともできますし
そうしたところはボケてもいないので助かっています




昨夜は豆腐入りハンバーグを作りました
お肉だけで作るより ちょっともちもち感あり

つけ合わせは茄子とピーマンを炒めたの 味付けは砂糖・味醂・醤油で


乱切りしたトマトをオリーブ油で炒めて塩胡椒と醤油で味つけしたのをハンバーグにどっさりかけています




お昼ご飯から

2017-09-23 11:47:25 | 子供のこと身辺雑記
ちょっと前のオレンジページ(2017年4月17日号)から



23頁「たまごふわふわ」など真似して作ってみました








昆布と鰹節で出汁をとり それに砂糖・塩・醤油で味つけし沸騰したところへ泡立てて置いた卵を流し入れ蓋をして10秒蒸して すぐに火を止めて
鍋を火からおろす

そして香り付けの浮き身としては刻んだ三つ葉と柚子の皮とか

レシピ紹介のお店は土鍋で作っておられますが 我が家はIH ストウブの鍋を使って作りました
ストウブの鍋は冷めにくく余熱調理ができるーと ちょこっと土鍋とも共通点があるんです^^;


塩ひとつまみと砂糖を加えた卵白を泡立てる
ハンドミキサーよりも泡だて器で手で泡立てた方が良いそうです



分けて置いた卵黄を加えてざっくりと混ぜます




これを沸騰している味付け済みの出汁に流し入れる




すぐに蓋をし10秒 数えましょう



火を止めて 蓋を開けたら こんな感じです^^;


宇江佐真理さんの時代小説に「卵のふわふわ 八丁堀喰い物草紙・江戸前でもなし」(講談社文庫)という作品があります
これは↓その作品を以前に読んだ時の感想です

{―八丁堀喰い物草紙・江戸前でもなし―
おのぶは初恋の片思い相手 椙田正一郎との縁談に 胸ときめかせ―そして嫁いで六年 ・・・二度流産し まだ子供はいない
好き嫌いが多いことすら叱る夫とは心の交流もなく 婚礼前の夫には好きな女性もいたことから ま ひらたく言えば うまくいってない
いまふうに言えばグルメな舅 さりげにかばってくれる姑 この二人はいいのだが
夫は 自分を愛してくれてない
好きだったぶん おのぶの心は すりきれていた
―何しても叱られてばかり―
遂に 別れようと思い詰める
激怒する夫
なのに夫は離縁状を書かない
様々な日々起こる事件の中で 二人の心は通い合う日が来るだろうか
はらはらさせつつ 事情 身分乗り越え 結ばれた舅夫婦の情愛
妻に出ていかれ 少し変わってくる正一郎
甥の冬馬の颯爽 気持ち良さ
たいこもちを職業とする今助の深い優しさ
いっぱいの善意の中で
題の卵のふわふわは料理名 どんな料理かは 読んでからの お楽しみです}


そしてこちらは また違うレシピを参考に 卵のふわふわを作った時のものです↓

{以前に宇江佐真理著「卵のふわふわ」を読み 食べてみたいと思ってそのままになっていたのが 新聞記事に簡単なレシピが載っておりました
娘が 何かあっさりしたのが食べたい
風邪薬飲むのにー作ってみました
鰹節と昆布の出汁を やや薄めの お吸い物ふうの味付けをします
ひと煮立ちさせた中に
砂糖を加え泡立て器でさっさか軽く泡立てた卵を流し入れ 鍋の蓋をして 大急ぎで十数え火を止めます
少し待ってから蓋を取り お椀に注ぎます
卵の半熟 ふわふわ加減は お好みで

ちょっと小腹空いたなーなんて時にも いいかもしれません
ご飯にかければ 雑炊ふう
風邪ひきだったら すりおろした生姜を加えて
そうなると もう卵のふわふわからは離れてしまうかもしれませんが

ほのかに甘く 飲んで気持ちがほっこりする

それが 卵のふわふわという料理では?と思います}


卵白の泡立てが少し時間を喰いますが 心と時間にゆとりがある時にちょっと目先を変えて
材料も比較的 家に常時あるもので作れますから

家族の為に工夫を凝らしておいしいものを作る
時代は変われど

勿論 自分の為だけにでもいいのですが


宇江佐真理先生の「卵のふわふわ 八丁堀喰い物草紙・江戸前でもなし」好きな物語です



ほぼ同時に作ったもう一品は回鍋肉 
 
ごま油を炒め鍋に入れて熱してみじん切り生姜とニンニク炒めてから 豚肉・人参・ピーマン・キャベツを加えて炒めて
味付ける



子供が家に居る日のお昼ご飯はマジメに作るのです















冒険心は無いおかず

2017-09-22 16:29:50 | 子供のこと身辺雑記
今日は主人に言いつかった「ガスの点検の人が来るからお昼頼むわ」ってことで^^;
お昼少し前に姑の家に行き 点検の方が来られるまでずっと待っていました

異常なしとのこと 良かったです

それが終わってから午後半ば一度帰宅

夕飯おかずを作ったら また姑の家へ届けてきます

いつも変わり映えしないおかず

明太子のばら(安い・笑)の焼いたの




豆腐とわかめの味噌汁




卵焼き





肉じゃが







南瓜の煮たの





「うちな 変わったもん食べたらお腹壊すんや」
そんな姑の言葉を言い訳に?!楽に作れるシロモノばかりです・笑

「珠姫」-遠い約束・過去・6-

2017-09-21 19:02:44 | 自作の小説
夢鬼が人に心惹かれたのは「みゆり」が初めてではない

随分と遠い昔の事 愛した娘がいた
夢鬼にできるのは その頃 その娘の夢に現れ夢の中で逢う
共に過ごすという他愛無いこと

夢鬼にとってその娘は憩であり救いのようなものであったかもしれない
鬼と呼ばれる存在ながら 何故自分が夢鬼と呼ばれる存在なのかにすら疑問を持っていた夢鬼

その娘ー
女ながらに部族を率いる

あちこちに部族は分かれて住み それぞれ争い合っている
戦い疲れて眠る娘は平和を夢見ていた

ー皆が笑い合って暮らせる生活がしたい

毎日毎日武器を手に誰かを傷つけ殺す生活
より強くなければ仲間を護れない

弱いと奪われ殺される

それでも娘は利き腕と左肩に女らしい花びらの形の入れ墨をしていた


娘の何処が夢鬼の気を惹いたのか 興味を持たせたのか
せめて夢の中ででもと夢鬼は娘に美しい光景を見せていた

幸か不幸か娘は強く 娘が率いる部族も強く
しかし強くなればなるほど その強い部族に勝利して自分達の強さを示さんと襲ってくる者達も絶えなかった

疲れて疲れ切って娘は眠る
そして幸せな夢を見る

誰かに守られている美しく平和な世界


勝ち続けていれば いつかは敗北する日もやって来る

突然に 残酷に


美しい娘が率いる部族は評判となり 東から大軍が押し寄せる

大軍を率いる男は娘には自分の女となり その率いる部族は奴隷として差し出せと要求してきた

敵うはずもない数の兵士達
持つ武器も段違い


ーこれまでかー

それでも率いる者達を奴隷として差し出すことは嫌だった
我慢ならなかった

「明け方までにお返事を」と答えた娘は 部族の者達に西の海から逃げるように指示し自分だけ返事を待つ大軍率いる男がいる橋の向こうへ渡る

橋を渡り終えた娘は持つ武器をふるい橋を切って落とした

「我が身はどうなろうとも これが返事でございます」


その橋が無ければ娘が率いる部族の居る場所へは行けぬ
後は険しい峡谷

「たばかったか!」
多くの奴隷を手に入れそこね 大軍を率いる男は逆上した
「ぎりぎり体が千切れる手前までその身を引かせ首を斬り落としてやる」


「いかようにも」嫣然と娘は微笑む

ーそれでこの命を終わりにできるのであれば
今迄多くの命を奪ってきた
血に塗れたこの身ー

娘の身体は馬に四方に引かれ・・・
その首も刎ねられ飛んで川へ落ちた


まだ夢鬼が自分の力のふるいようも知らなかった頃
娘が無慚に殺されて 首は飛び四肢は千切れてばらばら
そうして娘の死で夢鬼の怒りが爆発する


彼は恐ろしい夢を娘を殺した男達に見せた
取り分け大軍を率いる男には凄まじい夢を

ゆえにその男は眠ったまま死んだ


狂う者 死ぬ者


夢鬼は夢を使い人を操ることも覚えた

それでもバラバラになった娘の身体は戻らない
命は還らない


娘の死は夢鬼に人を憎むこと悪く思うことを教えた

夢の中で魂を喰らい人という器をからっぽにすることも

いつか夢鬼に人の夢は餌となる
魂を奪う撒き餌


それでも夢鬼はいつか死んだ娘に出会うことを その心の奥底で希(ねが)っている
護れなかった 護りきれなかった娘
その娘が求めていたものを与えてやれなかった
夢鬼と呼ばれるモノでありながら


夢鬼の夢にその娘が現れることもあるのだろうか

夢鬼はその娘を珠姫と夢の中で呼んでいた



一つ一つ気懸かり用件片付けて♪

2017-09-21 14:29:13 | 子供のこと身辺雑記
今日は朝イチで姑の家に行ってきました
午前中にお寺さんが来られる日なので^^;

ご住職が来られる時間まで待ってー読経が終わってから お部屋片づけに玄関と門の戸締りして

 
丁度お昼でしたので 姑の家から帰り道にあるモスバーガーで叔母が好みそうなハンバーガーにポテトにチキンを買い込んで
スーパーでお惣菜7種類ほど詰めてお土産にして
お彼岸に入ってはおりますが 叔母の家に亡き祖母へのお供えのお菓子など届けて

叔母と一緒にハンバーガー食べて少し近況など話してきました


叔母と私は10歳違いで 
叔母と会っていると なんとなく自分の10年後を思います

叔母はすっきりと随分髪を短くしているのですが 美容院にお任せで染めてもらっているとかで
今回はピンク(少し赤めの色)になっていました


それで思い出したのが 随分昔に祖母の話したことです

テレビで観て白髪を上品な紫がかった色にしている人がいて ああいう色に染めたいと祖母が思ったのですって

でもその頃 祖母はまだ黒い髪も残っていて 一度脱色して染めないと言われてやめたのだと

それから・・・〇十年 祖母の娘がちょっと変わった明るめの色に染めるようになったのだなと

明るい色の髪 叔母に似合っていました

明るい色にしたら気持ちも明るくなるのでしょうか


10年経ったら 不思議な色?!に髪を染めること私もやってみようかな・笑

でも中々 思い切る勇気が持てないかも?!


計算通りには運びません

2017-09-20 12:03:36 | 子供のこと身辺雑記
食糧品売り場を出てすぐの場所に車を停めたかったので開店すぐくらいの早い時間に買い物してきました
飲み物とか重たい系の買い物がしたかったので

ペットボトルは箱買いして一度車に積んでから食糧品を買いに
カートから車のトランクに積めば 重い物を余り長い事持たなくていいので
帰宅しての荷物降ろしは一旦車を玄関横に付けておいて 荷物を降ろしてから車庫入れ

ストックの飲み物などの箱が置ける納戸は玄関近くにあるから 運ぶのは短い距離で済みます

まだね完全には折れた骨がくっついていないので 負担をかけないように用心しています

先日 会った内科医の従弟いわく「重いもんは絶対持ったらダメや また折れるで 
一度折ったら 他もようあちこち折れるもんなんやから
そういうトシやいうことや」






今夜は皿うどんにするので かけるあんだけ作っておきました
これで麺にのっけて電子レンジで温めるだけ


それと胡瓜・わかめ・蛸の酢味噌和え

茹でたタコを買ってきて使っていますが そのままでは気持ち悪い気がして
水洗いしたワカメを切ったのとタコと一緒に熱湯をかけて水切りしてから酢味噌で和えます


しっかし早い時間に買い物すると 今日発売の雑誌も書店ではまだ出していないし
又 行かないといけない

姑の家に届ける仏壇用のお花も買わないといけないし 駐車場が近い場所に車を置けたのはいいけれど 結局・・・
二度手間にはなってしまった気もします


思うとおりに一度で用事を片付けるとは中々うまくいかないものです

いい事あると信じたい♪

2017-09-19 14:28:16 | 子供のこと身辺雑記
連休明けー税金や振り込まないといけないお金などの払いで銀行へ
そうしたら待つ順番カードの番号が88でした

おお♪末広がりと嬉しくなった私
「悪用しないから貰って帰っていい?」と担当のお姉さんに訊いていただいてきました



さて帰りに宝くじでも買おうと思ったのに忘れて帰ってきてしまった
やっぱりお金には縁がない・・・みたいです



ちょびっと早いけど おはぎなどお供え持ってお彼岸のお墓参りも済ませてきました

粒あんのおはぎ
中に餡の入った黄な粉のおはぎ
餡と栗が包んである大福

ドライブ日和でした

2017-09-18 18:52:43 | 子供のこと身辺雑記
夜中の内に台風は去り 広がる青空

今日こそは!と叔父の家へ行こうと着替え中 鳴る呼び鈴さん

自治会の組長さんから届いた配り物は 敬老の日 高齢者の方へのお祝いののお菓子と秋祭り用のお知らせと町の色の黄色い襷
それから回覧板

出掛ける前に先に配りーここで出かけるのが予定より半時間遅れ

でもまあ余裕見て叔父には1時前後に行くからと知らせてあったので大丈夫^^;

こちらに暮らしている頃叔父が好きだったお肉屋さんで揚げてもらったコロッケとミンチカツ
薄切り焼き豚とローストビーフ
叔父が好きなお菓子屋さんのお菓子に果物(叔父は必ず食後に果物を食べます)
隣に住む叔父の長男(先日 美味しい葡萄をおくってくれた従弟)へのお土産も買って

高速道路を走行してたら途中 ナビが歌います「ここから15分ほど渋滞です」
更に数キロ進めば「ここから5キロ渋滞です」
これを二度ほど繰り返し♪

でも全く動かない渋滞では無かったので一般道路を行くよりは早いし
予定通り叔父の家近くのお店で昼食とトイレ休憩して
ほぼほぼ予定通りの時間に到着

例によって叔父の家近くの道路で左折したら 「目的地周辺です」とも言ってくれずに黙り込むナビ
ーこらあ手を抜くんじゃないナビーなどとも思いつつ・笑
「目的地に到着しました 運転ご苦労様」くらいは言えないのかナビーとかね

懐かしい古い写真を見て思い出話などして夕方近くまで居て帰ってきました

帰りの車内では一緒に来た長男がプロ野球の試合経過などラジオを聞いてスマホでもチェックしながら教えてくれるので退屈しないですみました






お昼ご飯は叔父の家の近くにあるガストにて これ帆立の焼いたのがついていたんだけど 食べてから「あ 写真撮ろ・・・」となった食い意地女の私





夕飯はバイパスを降りてから家の近くの回転寿司で 松茸の入った茶碗蒸しが美味しかったです
数日前に秋のお寿司フェアのちらしが入ってて 美味しそうだったんで 広告につられて寄りました



伊坂幸太郎著「アイネクライネナハトムジーク」(幻冬舎文庫)

2017-09-17 19:39:03 | 本と雑誌
アイネクライネナハトムジーク (幻冬舎文庫)
伊坂 幸太郎
幻冬舎



「アイネクライネ」
「ライトヘビー」
「ドクメンタ」
「ルックスライク」
「メイクアップ」
「ナハトムジーク」

それぞれの話は共通する登場人物や過去から現代にかけてつながっている

書かれた動機については著者が「あとがき」にていきさつを説明

男と女の出逢いあり
その子供達世代の物語あり

それぞれの話の登場人物たちが何処かでつながっている


読み手によって心に残る人物は違うかもしれない
うまくいくばかりの人生ではないけれど

「ルルドスの海から」-14-

2017-09-17 13:32:39 | 自作の小説
いつ来るか分からない 来ないかもしれないこの国の大地にとって致命的な大きな地揺れ
それに備える避難とは言え 住む家をましてや国を離れさせる説得には時間がかかる
説得する側の人間にも信じていない者が多いのだから・・・・・

だが・・・ここでソロクレスに剣を向けて敗北 逃亡した神官のエランドが不思議な動きを見せていた

魔女でもあった亡き母からアルストン王への恨みや呪いを吹き込まれ育ったエランド
彼の魂こそがその母の呪いにより歪められたといえよう
母の呪いが無ければ その臨終の恐ろしき願いが無ければ エランドは快活に真っ直ぐに育ったのであろうに

エランドの母親は自分を愛さなかった男を許さなかった
なまじ魔力が使えたことがエランドの母の生き方も歪めたと言えるかもしれない
人並み以上に美しかったのだから本当に自分を愛してくれる男の妻になれば良かったのだ

自分を愛さない男への執着は自分の人生ばかりか我が子エランドの生き方まで狂わせた

いつだってエランドの心は引き裂かれ血を流し続けている

尊敬する兄とその優しかった妃ルルディア
心の底では兄を愛し その家族とも仲良く暮らしていきたかったのに
母の幻影が遺した言葉がエランドを苦しめた

「お前は わたしを裏切るの?」
死してなお残る母の言葉 その声

ールルディアさえいなければ!あの女が王をアルストンを わたしの幸せを奪ったのよ!
どうか約束しておくれ この母の恨みを無念を
この思いを引き継ぎ 母の仇をとっておくれ
あの女の血を引く子供を ルルディアの子供達を殺しておくれ
そうしてお前が わたしの子供のお前こそがルルドスの王になるとー

神官として生きる道を選んだエランドは自分では王位など望んだことはない
おどろおどろしい母の呪いの血塗れの遺言を忘れ 心のままに生きようとしたけれど
髪ふり乱し手を己の血で染めた母が夢に現れる

「お前 お前 どうしてわたしを裏切る
殺せ!殺せ!殺してしまえ
母の望みを 母の願いを・・・」

毎夜 母の幻影に怯え兄とその妻を殺したことをエランドは恥じている

それでも夢に出てくる母は満足しない

ールルディアの子供達 何故生かしている 殺せ!殺せ!殺せ!-

冷や汗と共にエランドは目覚める
平和になったルルドス
ソロクレスは王としてよくやっている
それでいいではないか・・・

神官としてのエランドの祈りも母の魂には届かない
効果がない

母の呪いの念はエランドの身体を乗っ取り操る

どれだけエランドが心の底では静かに生きたいと願っていても 心の中で暴れる母親にエランドは勝てない

地揺れのことでもソロクレスの危惧は正しいとエランドは思っている
彼の素直な気持ちではソロクレスもディアネージュも可愛い
彼にとっては身内なのだ
家族といってもいい

この苦しみから逃れる為に無謀な攻撃をしソロクレスか城の兵に殺されようともしたが
エランドに心酔するダイレントがそうはさせなかった

ダイレントのエランドを信じる気持ちを その信仰を真実を告げることで打ち砕こうともしたのだがー


事実を知らないルルドスの人々は まだ信仰の対象としてエランドを見ている
神官としての自分はまだ使いようがある

エランドはソロクレスの言葉を信じず暮らす場所にとどまろうとする人々を訪ねては 取りあえず用心の為に船に乗り避難するよう説いていた
この国土を大きな災いが襲うと神が教えてくれたのだ
ルルドスの人々が暮らす場所に困らぬようオランプを神が遣わしてくれたのだと・・・

歩いて回るうちに足には豆ができ 皮が破れ血が滲む
その痛みすらエランドは心地よいものとしてとらえていた

ー神官でありながら自分の兄夫婦 そして他の人々の命も奪った罪深い自分
とうに神官の資格など喪っている


それでも「神官」としての自分がこの国の人々の命を救うのに少しでも役に立つのならば ならば・・・・・

生きていて母の恨みや呪いから逃れられず生き方を縛られる身であれば・・・・・
母の全ての呪いはこの身に引き受け我が身で終わらせるのだ

もっと早くにそうすべきであったのだ
人の死を願う者が王位に就いてはならないー



城には戻れず行き場所を失ったダイレントもエランドに付き従っていた
エランドの口からエランドのした事を聞いても ダイレントの中にある神官エランドへの信仰は完全には消えなかった
友としてのソロクレスやイリアッドを大切に思う気持ちよりも

いつしかダイレントの悩みを静かに聴いてくれるエランドを敬愛する念が勝っていた
ダイレントは自分が間違った方向へ進んでいることを認めたくなかったのかもしれないが

反比例する?!体重と体力

2017-09-16 00:26:39 | 子供のこと身辺雑記
男子バレーボールの試合が終わって暫くして長男がお風呂に入りにきて

「ちょっと起きていられないから横になってくるー」
そう言って寝室に行き横になって眠って

気が付けば午前零時を過ぎていた

長男も寝たようで静か

このまま寝ていたいけどお風呂だけは入ろう
お風呂から上がると髪が乾くまで少しだけ起きていようとパソコン開いて
気になる台風情報チェックして

神戸の叔父の家には台風通過後の月曜日行くことにして

迷ったけれど土曜日はかなり激しい雨が降るとかで自重


時々ある体力のバッテリー切れ
一番の敵は睡眠不足
無理のできないトシ^^;になりました

名物にうまいものありーだったとか

2017-09-15 20:40:17 | 子供のこと身辺雑記
長男が買ってきたお土産 別便で届いたものから















サッポロ生ビール 黒ラベル


牛タンの缶詰

利久の牛たん

蔵王温泉で買った湯の花3種類

名物の丸いこんにゃく

すぐ食べられる山形いも煮

山形大学米沢牛パイ


空き時間には仙台にも足を運び 行ける範囲内で観光してきたそうです

牛タンがとっても美味しかったのだとか