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ロイヤルファミリー DVD-BOX2 |
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ユンソも登場し、コン会長に‘嫁同盟’とも言うべき状況になっていると示したのです。インスクは、ユンソを表に出すことは考えていたようですが、そこにジフンが絡んでくるとは思って無かったようですね。
ともかく、ジフンは、インスクを無実だと信じ、その証拠を見つけ出そうと思っているのです。
でも、会長は、ここでインスクを黙らせるためにジフンを標的にしました。
アメリカ青年ジョニーの殺人事件の容疑者として拘束させたのです。検察上部にも威力を発揮するJKなんです。でもねぇ、あんなに会長の勝手な思惑通りに動く検察って何 信用できないじゃんねぇ。
ま、とにかく、ジフンは拘束され、ジュンギが取り調べをすることになったのですが、一切自供しません。
この時証拠とされたのが、あの熊のぬいぐるみ。ジフンが、少し前に捨てちゃったんで、事件の現場にあったぬいぐるみがが自分のモノではないと証明するのが難しいんです。その上、ジフンの昔の事件で真犯人とされた男性が、ジフンへの恨みから、そのぬいぐるみがジフンのモノだと嘘の証言をしたんです。
ますますジフンの立場が悪くなります。
インスクは、ジフンだけは守りたいと、切り札を出すことを決意。その前に、オム執事だけは逃がそうと、アメリカに行って息子を守ってほしいと告げました。
一旦は、それを承諾したオム執事なんですが、インスクの様子に疑問を感じ、アメリカ行きを中止。インスクの元に戻りました。
インスクが出した切り札は、自白書…とでも言うべき性質の書面でした。自分が本当はキム・マリであり、会長が想像できない位悲惨な環境で育った事、そして、秘密にしていた息子ジョニーがいたこと、ジョニーを殺したのが自分である事・・・。正確に言うと、殺したのではなく、刺した…と書いてあったんですが。
とにかく、そんな書面を見て、会長は心底驚愕の表情でした。
これが表沙汰になる事は絶対に避けなくてはいけないからで。インスクは、今現在、JKの嫁として、JKクラブの社長、奉仕の精神を貫く人物・・・と世間では清廉潔白な人物と受け止められていますからね。
コン会長は、ジフンを釈放させるしかありませんでした。
でもね、一方で、ジフンに対して、インスクの書状を見せ、以前ジフンが約束した事、つまり、インスクがジフンが思う様な天使では無かった場合、ジフンの手でJKから排除する・・・という約束を履行すべきと言うのです。
ところで、前々から思ってたんですが、こういう上流階級の方々って、家庭内でのプライバシーって無いの
部屋にはノックもせずにどんどん入って行くし、盗聴はするし、盗み聞きもするし、会長の金庫でも開けて中を見ちゃうし・・・。例えそれが娘のヒョンジンであっても、母親の金庫を勝手に開けてチェックするのって、ど~お
だから、秘密裏に進めてる筈の計画でも、誰かが密議をしてても、他の誰かが見聞きしてて、嗅ぎつけるんですもんね。
それに、すぐに中の話が聞けてしまうドアって・・・ちょっと財閥の屋敷にしちゃあ、安普請じゃありませんこと
だって、立ち聞きも多いんですよ、このドラマ。
インスクの自筆の書類を呼んだジフンは、インスクが最後の勝負に出ようとしてるのを察知しましたね。それも、自爆的な方法で。
だから、インスクが自分を‘計画の邪魔だ’と言って遠ざけようとしても、ジョニーの事件の真相を掴むために、インスクを守るために動くのを止めようとはしませんでした。
長男のドンジンは、妻がインスクと手を組んだ事を知り、それがオム執事も関わっている事を知り、嫉妬の嵐です。
で、オム執事から何か情報を得ようとして、彼を拉致したんです。
ところが、オム執事が監禁場所から逃げようとしたことから、乱闘になり、オム執事は廃ビルから転落。駆けつけたインスクの前で息を引き取りました。
ドンジンは、直接手を下したわけじゃないけど、結果的にオム執事を殺してしまったわけで。これはコン会長もとーっくにお見通し。
有能なオム執事は、インスクを排除した後でも使える…と思っていたようなので、ドンジンに激怒するんです。
ドンジンは、しらばっくれてましたけどね。
オム執事は、死ぬ前にジフンに言い残しました。
「マリを頼む。万が一マリが殺していたとしたら、弁護してやってほしい。」
オム執事は、マリにもいいました。
「私がお前をカンマダムのところに連れて行った人間だ。すまない。しかし、あの時私に出来る最善の方法だったんだ。飢える事が無いとおもった。」
以前、インスクが言ったのです。自分は駅に捨てられていた。そこで拾ってくれた人がカンマダムのところに連れて行った。その人が5分来るのが遅かったら、別の善良な人が拾ってくれて、別の人生を歩めたかもしれないのに・・・と。
オム執事の言葉を聞いた時、インスクもいいました。
「知っていたわ。アジョシだったってこと。」
オム執事は、そんな縁だったため、インスクを守る責任があると思っていたのかもしれません。娘とも妹とも思って来たのでしょう。もしかしたら、女性としても想っていたのかもしれませんね。
インスクは、ジフンを自分から離れさせ、オム執事も居なくなった今、守るべきものは無くなったわけです。
どう出るのでしょうか。