少し前に、NHKBSの「コズミック フロント」で“はやぶさ”の快挙について放送がありまして。
それを見たアルフィーは感動のあまり、涙が出た・・・とか。一応、その番組は録画しDVDにダビングしております
私は生憎、見てなかったのですが、今回、この映画を見た後、復習の意味で番組を見ました。
泣けました。
映画でも泣けましたが、番組でもじんわりと泣けてきました。明るいリビングでしたので、恥ずかしいという気持ちが強くて(アルフィーが傍に居ましたからね)、必死になって泣くのを我慢したんですけどね。
一昨日、ナイトショーで「はやぶさ」を見て来ました。
夜遅かったのと、晩御飯でお腹一杯だったし、映画館の椅子は気持ち良いし・・・で、もしかしたら寝ちゃうかも・・・なーんて目覚まし用のガムを持って入りましたが、必要ありませんでした。
ストーリーについては、多分ご存知の方が多いと思いますので述べませんが。
私自身は、細かいトラブルとか成果の意義とかをまったく理解できてませんでしたので、全てが勉強の作品でした。
一応、主人公・・・となるのが、竹内結子さんではありましたが、やっぱり本当の主人公は‘はやぶさくん’。
この作品が良かったのは、多分、人物の一人の手柄とか、発見とか、思いつきとか、或いは根性とかを讃えるものじゃなかったところだと思います。
チームとしての努力と知恵が結集したからこその成果だというのが良かったです。
だから、個人的なエピソードについては、さらっと流してて、所謂‘根性モノ’的な雰囲気が無かったのが良かったと私は思いました。
肩に力が入る様な仰々しさもありません。
とにかく、一つの目的に向かって、ただただ真面目に、ひたすら真面目に取り組んだ人たちの物語です。
顎のところまで涙が流れたのは本当にお久しぶり・・・。
号泣というのではなく、静かに静かに涙が一筋流れ続ける・・・という感じ。
ラスト、はやぶさが大気圏で燃え尽きる瞬間の映像は、もう、今思い出しても泣きそうになります。
流れ星のように綺麗で、でも、それは燃え尽きようとしている姿で、また、それが彼らの努力の結晶であるはやぶさ本体で、60億キロもの旅程を経て帰還したんですからね。
そして、全てが燃え尽きてしまうんじゃなくて、本体の光が消えてしまっても、一つだけ‘星’が飛び続けていて、それがカプセルだと言うのも、何とも言えない感動のシーンなんです。
言葉が足りませんな、わたくし。
ご覧になってみてください。
もし、機会があったら、NHKの≪コズミック フロント≫の「大冒険!はやぶさ」の回もご覧になると、映画とほぼ同じ足跡を追う事が出来ます。そして、映画と併せて見る事で、理解もすすみます
映画のHPは、こちら。
NHKの番組は、こちらからチェックしてみてください。
余談ですが。
渡辺謙主演の「小惑星探査機はやぶさ」が来年公開だとかいうのを、映画館の予告で知りました。これって、どーよ
同じテーマで別の作品というの、時々ありますが、これだけ公開時期が近いのは、何故
良くないとは言わないけれど、なんか、人間模様に焦点が当たる作りになりそうで、私としては疑問です。