前回の記事は、こちらから。
ジヒョンを店に連れ戻したガン。でもね、それでどーなるのかしら・・・。
これは完全にガンの気持ちがジヒョンに向き始めてるって事の現れだよね。でも、ガンは気づいてません。ってか、そんなはずは無いと思ってるのかな。
ジヒョン父は脳腫瘍で、すぐにでも手術を…と勧められてるのに、娘がああいう状態の今、自分が死ぬことは出来ないと、手術を拒んでます。そして、自分に何かあった時の為に、会社とか全てをミンホに譲ると言う遺言書を書いたのです。
そして、証人のサインと共に、自分の印も押そうとしてるんです。
それを聞いたジヒョンは、慌ててスケジューラーに何か阻止する方法が無いかと頼み込みます。
スケジューラーは、先輩に聞いて、ある一つの策を提案。49日の内、一日の代わりに、一回だけ物に触る事が出来る…と言うのです。ジヒョンは、霊の姿で父のところに行きました。
父が遺言状にサインし、印を押そうとしたその時、その印鑑を手でパッと払いのけるんです。これが、唯一、物に触れた瞬間です。ジヒョン父は、不思議に思いましたが、まぁ、気を取り直して、判を押そうとしました。
効き目が無かったと焦るジヒョン。
その時です。人間の事に一切関わってはいけないと言う決まりを破って、スケジューラーが、ジヒョンの写真が入ってる写真立てを机から落としたんです。
ジヒョン父は、それで気持ちが揺れました。もしかしたら、ジヒョンが嫌がってるのかもしれない・・・と。それで、その日判を押す事は止め、延期としました。
一安心です。
で、スケジューラーですが・・・
見つからなかったかも・・・と喜んだのもつかの間。先輩スケジューラーが大型バイクにまたがってやって来ましたよ 「華麗なる遺産」の、イ・スンギくんのハルモニをやってたあの方です。黒のカッコ良い衣装でしたねぇ
結局、全てお見通しだった先輩に、7日間の仕事延長を言い渡されました。
チョン・イルくん、すっごくいい味出してますこの役で彼のファンになる人も多いかと
ところで、イギョンは、自分が変だと確信し始めてます。それで、例の精神科医に相談しました。
余談ですが、このお医者さん、最初見た時ソン・チャンウィssiかと思いましたよ。似てませんか
で、見たては‘夢遊病’。ま、そんなもんでしょ。
ある日、定休日の店内で、ピアノを弾いているジヒョンを見たガン。
驚いてましたね。姿がジヒョンとかぶって見えたりしましたし、歌ってる歌が、昔ジヒョンが歌ってた物らしいですから。
で、いきなりジヒョンに向かって言いましたよ。
「お前、ジヒョンか」
ちょっと見には、理解できない言葉ですよね。見た目、姿はイギョンなのに、‘ジヒョンだろ’・・・は。冷静に見たら、変でしょ、その言葉。
その場は、店長がやってきて険悪なムードに割って入ってくれたので、どーにか誤魔化せました。
でもね、とうとうガンはジヒョンの家に行った時、イギョンと会っちゃうんですよ
その時、勿論、イギョンはガンを知らないんで無視しますわな。
ガンは、もう、狐につままれたようですよ。顔はそっくりなのに、全く自分を知らない様子だからね。
で、もしかしたら双子?とか、妹?姉?・・・と混乱しまくり。
イギョンがバイトしてるコーヒーショップに行き、イギョンの前に立っても、全くガンを知らない様子に、余計に苛立ち、心配し、混乱するんです。
そーだよねぇ。
昼間会った時は、小憎らしいほど馴れ馴れしくて、勝手に振舞っているのに、夜会ったら、初対面の表情をする・・・。
そのどちらも、‘ソン・イギョン’らしい・・・。
ジヒョンは、ミンホの家の金庫に、何か重要なモノが隠してあるとふんで、どーにか取り出したいんだけど、暗証番号がわからず、出来ません。
そんな時、ミンホが帰宅してきました。
とっさに、
「鍵を返しにきたんだけど、先日洗濯もしないでほったらかしにしちゃったのが気になって。」
なんて言いながら洗濯ものを抱えて部屋から出て来た・・・というフリをしたジヒョン。
セーフ・・・です
ところが、そこに、インジョンもやって来たんですよ。
ミンホは、まずいってんで、ジヒョンを部屋に隠し、リビングでインジョンと話をしました。
インジョンは、ジヒョン父の脳腫瘍の事は知らなかったのね。夫の病気を知ったジヒョン母が、手術をするよう説得してほしいとインジョンとソウに頼んだんです。
だからジヒョン父が遺言書の作成を急いだんだ・・・とインジョンは理解できました。
それを、ミンホに突き付けたのです。ジヒョン父の病気を知っていたのか?・・・と。
そして、全てを早く終わらせてしまおうとミンホをせっついたんです。
驚いたのはジヒョンですよ。
全てを知ってしまいました。父の病気の事、遺言書を急いで作成しようとした事、ミンホの企み・・・。
ジヒョンは、イギョンの姿で父にミンホの企みを全て話そうと決意しました。信じてもらえないだろうから、自分はジヒョンなんだと、ジヒョンが憑依してるんだと言う事も父に話そうと決意したんです。それはすなわち、自分が生き返る可能性を捨てたと言う事です。
ガンやガンの店の人たちに別れを告げ、自宅に行きました。
でもね、そこで聞いたんです。父が手術を受けないのは、自分が目覚めるのを待ってるからだ・・・ということを。
死ぬわけにはいかない
・・・そうジヒョンは思いました。
しかーし、誰も自分の事を愛して本当に悲しんで涙を流してくれません。生き返るチャンスを失ってしまいそうなんです。
思わず、泣いてしまうジヒョンです。
ところが、その瞬間、ペンダントに一粒の涙が
ジヒョンの涙
そんなわけは無いよね。