前回の記事は、こちらから。
ジンジンがジンジュの役で出演しているドラマは、秘密裏に撮影が進められてます。ジンジンは、主役を食う演技で監督やスタッフの注目を浴びてます。
でも、ジンジンは、演じながら時折寂しい悲しい表情で立ち止まってしまう事があるんです。自分の実際の思い出が甦って来て、たまらない気持になるようですね。
ジンジンを演じてる子役が撮影最後の日、ジンジンはその子役をそっと抱きしめました。そして、褒め言葉をつぶやくんです。それは、昔の自分に対するモノでしたね。頑張ったね・・・と。
このシーン、かなりじ~ん・・・と来ました。遠くから見つめてるガンソクも、ジンジンのその思いは分かってる様ですね。
また、ジンジンは、他の仕事も、オファーがあったら絶対に断りません。周囲のスタッフが仕事を選択しようとしても、ジンジンは全てを引き受けるんです。
ジンジュも、ジンジンの身体が心配で、ゆっくりと・・・と言うのですが、ジンジンは聞く耳を持ちません。一生懸命走っても、ジソクの立場にには追い付かないのだから…と言うのです。
ガンソクも、そんなジンジンが心配でならない様子です。
ところで、ここにきて、ドンア父が末期のガンだと診断されました。
ドンア父は、ジンジュ達への贖罪の気持ちから、手術を受けず、このまま死ぬ…と言うのですが、ジンジンがそれを許しませんでした。
そんな簡単な死なんて、許されない。このまま必死になって手術を受けて、生き続けないといけない。それで、死にそうになっても、生きたいとしがみつかなくちゃいけない。そうなったら、初めて、私は許せると思う・・・とね。
ジンジンの気持ち、分かる様な気がします。でもね、本心は、死んでほしくないと言うドンア父への愛情なんだと思いますよ。ちょっと聞くとかなり冷たい言葉ですが、その奥には、優しい気持ちがあるんだと思います。大家さんのハルモニも、そんなジンジンの隠れた気持ちを、充分理解してるようです。
結局、ドンア父はジンジンの気持ちを受け入れ、手術を納得しました。成功率は低いらしいんですけどね・・・。
ドンア父の病院に皆が詰めてる時、なんと、ジソクが救急で運ばれて来ましたよ。
手下として使っていたヤクザに、約束の謝礼金を払わず、さんざん侮辱しまくりだったので、堪忍袋の緒が切れたって感じで、刺されてしまったんです。
傷は浅く、命に別条ありませんでした。
知らせを聞いたドンア元妻のハルモニは、すぐ病院に駆けつけ、必死になって祈りました。命を助けてくれなくては、復讐が出来ない、このままあっさりと死んでしまうなんてことは許せない・・・と。ドンア父と同じ状態ですね。違うのは、ドンア父は実際に短い余命で、ジソクは、そんな心配が全く無いってことです。
ジソクは、あっさりと回復。
自分の責任を棚に上げて、自分を刺したヤクザを警察に通報。そのヤクザは指名手配となりました。
原因は全て自分にあるのに、まったく分かってません
でもね、ヤクザを警察に訴えたため、却って自分の首を絞める結果となりましたね。
ヤクザのアジョッシーは、ずっと敵対してきたドンアに情のある言葉をかけてもらい、目が覚めたようです。
今回の事件だけでなく、ジンジュを襲った事件も自白したんです。ジソクの命令だった・・・とね。
当然、ジソクも警察に事情聴取で呼ばれました。もしかしたら、その事件で逮捕されることになるかもしれません。
またも、ハルモニ達は焦りました。
この殺人の指示という件はかなりの重罪のため、長期の拘留になる恐れがあるからです。そうなったら、自分たちの復讐は、実を結ばないからねぇ。そんな軽い苦しみじゃ気持ちがおさまらないってわけです。
でも、ハルモニの予測通り、ジソクは有能な弁護士によって釈放されました。
ヤクザのアジョッシーの悔しそうな顔ったらありませんでしたね
ユンソは、つわりが酷くって、苦しんでいます。でも、両親が結婚を許してくれたので、いくぶん気持ちは安らいだようです。
ユンソ父は、ハルモニから、ドンアの人となりを聞き、初めて正式に会食の席を設けました。
そこで、ドンアに対して、大学に行って勉強するよう言うのですが、ドンアは、丁寧に、でもしっかりとそれを拒否。両親はこれ以上ない申し出を断るなんて…と理解不能でしたが、ユンソは、嬉しそうでした。大学出かどうかなんて、人間性には関係ない・・・、そう思っているからです。
ハルモニは、ジソクの仕事を全方位からじわじわと攻めて行ってます。
彼が担当している工事も、それを認可した区長の汚職だかを公にして、頓挫させようとしてます。
そして、とうとう復讐の意図を明らかにし始めたようです。
以前、ユンソ父が手を引いた事から資金難に陥りそうになった時、金融会社からジソクが借金していたんです。その金融会社の社長は、ハルモニの息のかかった人だったわけで、その人の代理人としてドンアをジソクのところに向かわせたんです。
ジソクは、ヤクザのアジョッシーの自白で危ないところを免れた・・・と、母や父と安心しきっていたところに、ドンアの出現です。すっごい不意打ちを食らったって感じで、言葉を失ってました。
イイキミ・・・って感じ
ガンソクとジンジンは、気持ちは募るばかりで、でも事情が事情で・・・と、本当に苦しんでいます。
ガンソク=ソ・ジソクssi、すっごい演技が上手くなったとまぎぃは密かに思ってます。…密かに思う事でもないけどね
最初の、会社のトップを狙っていた時の、愛情や人情のかけらも感じさせない表情、ジンジンと付き合い始めたころの、にこやかなひょうきんな表情、そして、今の、ジンジンへの想いと、それを遂げられない苦しみ、謝罪の気持ちなどの様々な全く違う感情が入り混じってる表情。
これらの表情が、微妙に微妙に違ってて、すっごいなぁ・・・と思いながら観てます。
別人のようですもん。
あと4話です。
ジソクへの復讐は、どう完結するんでしょうか。