前回の記事は、こちらから。
ミニョンが、母親に愛想を尽かして会社を辞め、家も出ようとしてると聞き、スヒョンは最後の仕上げにかかりました。
ミニョンに全て話したんです。
スヒョンが結婚式場やドレスのキャンセルをしたと聞き、直接尋ねに来たミニョンに、スヒョンは一気に打ち明けました。
茫然として、立ちつくすミニョンです。
移植のドナーがスヒョンだったと聞き、一層ショックを受けたミニョンですが、一応、自分は何も知らなかったと弁明しようとしたんですよ。でも、スヒョンは、今更何を…てな感じで、聞く耳持ちません。
そして、言い捨ててその場を去って行きました。
まず、ソナのところに事情を問いただしに行き、そのあとで母の元へ行ったミニョン。
スヒョンの言葉が全て真実だったと確認しました。
自分は何も知らなかったとはいえ、スヒョンやスヒョンの家族を追い込み苦しめた事には変わりはありません。
絶望して、そのまま消息を絶ちました。
妹のミネもまた、兄の気持ちが分かると、一切母の味方はしませんでしたね。
ミネが一番筋の通った考え方のできる存在ですよね。
スヒョンに取り返しのつかない事をしてしまったけれど、一応、弁明だけはしておこうと思ったんですね。ミニョンは何も知らなかったということをスヒョンに打ち明けました。
スヒョンとすると、全ての復讐が終わったと、自分なりに一息ついてるところだったのに、ミニョンは何も知らなかったと今更聞いてもね・・・。
そこいらへんを確認しないまま、ミニョンに復讐したのは、酷い事だった・・・と、自己嫌悪に陥ったみたいです。
会社を続ける気にもならないでいるスヒョンに、テウが、荒療治をしました。
海に連れて行って、そのまま放り込んだんですよ、スヒョンを。
それで目が覚めたみたいです。
そのまま、結婚へと一気に走りましたね
ミニョンは、スヒョンへの想いと、自責の念で、立ち上がれそうにありません。ただ、スヒョンの幸せだけを願ってる状態ですね。
母にも、スヒョンとテウの邪魔をするなら、もう自分が黙っていない・・・ときっつく申し渡しましたからね。
でもそれがミニョン母に、伝わったかどうかは疑わしいもんで・・・。
だって、ミニョン母、この期に及んでまだデリーシューを手に入れようとしてますもん。
自分の株ではテウ父の持ち株に負けてしまうってんで、有り金はたいてまでも株を買い占めようとしてます。
ところが、それでも足りないので、なんか怪しげな相手から株を買おうとしてますよ。秘書が
「危ないから・・・。」
と、止めても、目先の事しか考えられなくなってるのでしょうかねぇ。相手に連絡しちゃいましたよ。
この会社の株関係では、スヒョンの継父チュニが、裏で動いてくれてます。
ミニョン母が株を買い占めようとしてるのを耳にし、自分も株主だとわざと表に出て来ました。それで、これ以上画策すると自分も黙ってないぞ・・・という事を匂わせましたね。
スヒョンとテウの結婚を知った時も、またもテウの父が別の人だと言う事を公にするぞ・・・なんて脅しましたが、もう、その手は承知済みのチュニ。そう出るなら、こちらは、例の臓器移植をしたのに捨てられた・・・というストーリーの本のモデルがミニョン母だと言う事をばらすと言ったんです。
そんなこと、へっちゃらよぉ・・・てな感じだったミニョン母なんですが、チュニは言いました。
「それが真実かどうかは問題じゃない。そういう噂の的になるということは、あなたの地位と名誉を失墜させるに充分だ。嫁のソナが、噂で退社せざるを得なくなったのを覚えてるでしょう。」
ミニョン母が、二の句を継げず怒りで震えてるのが、なーんて気分良いのかしら