韓国時代劇歴史大全 2013年度版―韓国5000年の歴史を人気時代劇で解説! (扶桑社ムック) | |
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顕宗はもとより、ミョンファンも、居並ぶ医官たちも、オ・ギュテが自分の足で宮殿に現れたことが信じられません。
顕宗は、ミョンファンや他の医官に、ギュテを診察させました。それで、本当に完治したのかどうか判断させようとしたんです。
ところが、医官達は皆、ミョンファンの立場を慮って何も言えません。イラつく顕宗。
そこに、ジニョンが現れました。立場を考えず、申し訳ないけれど・・・と前置きをして、ジニョンは言いました。
「完治しています。」
これで、ミョンファンの立場は一気に悪くなりました。
サアムが施療庁が見捨てた患者を・・・という一件についても、報告書が嘘だったと判明しましたしね。
顕宗は、ミョンファンを信用できないと言い切りました。
ところが、世子の腫れものを治療してるということで、王妃と大妃がミョンファンの肩を持つので処分する事も出来ず・・・。
顕宗、悩んでいます。
恵民署や施療庁では、患者が猛抗議し始めました。
高いお金を払って治療を受けたのに、なかなか治らない。あの医官はお金を取らずに、きちんと病気を治してくれる。私たちは騙されたんだと、ここを出て行く、だからお金を返してくれ・・・と言うのです。
存続自体が危ない事態になって来ました。
顕宗は、とうとう自分が調べて来た事等を根拠として、施療庁や恵民署を調査しろと命じました。
事は一層混乱の様相を呈して来ましたよ。
ここに至っても、クァンヒョンは姿を現しません。オ・ギュテも名前を明かしませんでしたしね。・・・と言うか、クァンヒョンの名前知ってたっけ?医員・・・とだけしか呼んで無かったように思いますが。
たった一人の若造にやられた・・・とミョンファン。
クァンヒョンの噂が都中に広まりました。
キベやジャボン、ジャンパクはそれがもしかしたらクァンヒョンでは?・・・と期待しています。
ソンハの似顔絵が義禁府で作成されました。薬契を取り締まる過程で邪魔したわけですから、一味だと思われても仕方がありません。
その顔を見て、ドゥシクはすぐにソンハだと気づきました。と言う事は、薬契にジニョンが関係してるのは明らかです。
ソンハに直接手配書の似顔絵を見せ、事情を聞きましたが、ソンハが喋る筈はありません。でも、ドゥシクには反応だけで充分察せられました。
また、ドゥシクとウンソのところに、清で雇った者から、クァンヒョンについての消息が届きました。それには、どうも清の皇帝夫人の治療の事が書かれてあったようです・・・多分ですが。確かに生きている、そして、既に朝鮮に戻っているかもしれない・・・と分かったのです。
ウンソは、それをすぐに王女様に伝えました。そして、ドゥシクもまたソンハにその事を知らせたのです。
ソンハは、それで自分を治療して命を救ってくれたのが、クァンヒョンだったと確信しました。
王女様は、涙を流して喜びました。
でもね、待っていた人は、自分ではなく、別の人を想っていると分かっています。
切なくて切なくて仕方が無いんだけど、その気持ちを抑えて、ジニョンに知らせに行きました。
大人になりましたね、王女様。
王女様がクァンヒョンの生存を知らせに来た時、ジニョンは既にその事に気づいていました。
と言うのは、謎の医官がオ・ギュテを治療した時の診療記録を手に入れたんですよ。その文字を見て、ジニョンはそれがクァンヒョンの手の物だとすぐに気がついたんです。
生きている、そして、自分のすぐ傍に居る…と気付いたんです。
クァンヒョンは、やっとキベとジャボンのところに帰って来ました。
自分がいつ帰って来ても良い様に・・・と高価なロウソクをともして待っていてくれたキベたち。ちゃぁんとそれをクァンヒョンは知ってました。
いつもは、勿体無いから・・・と消していたクァンヒョン。
でも、その夜は、自分が点しました。自分の顔をちゃんと見てもらえるように・・・と。
このシーン、本当に泣けましたね。キベはもう、本当の親なんですよ。
そんな時、清から使節団がやって来ました。夫人の病を治したお礼の為です。
ミョンファンは、もう得意満面。これで、顕宗も自分を罷免する事は出来ないだろうとたかをくくっています。
国の威信を保った訳ですから。
この使節団の中に、夫人の兄が居ました。当時は、さんざんクァンヒョンのやり方に怒っていたのですが、妹を完治させてくれただけでなく、傷痕も最小限にするという気配りも心に響いたようで、今はクァンヒョンに絶大な信頼を抱いています。
使節団を招いての祝賀パーティが開かれました。
清に行った医療団のメンバーは皆出席しました。インジュも、ジニョンも・・・です。
夫人の兄は、まず、ミョンファンたち医療団にお礼を言いました。しかし・・・と夫人の兄は言葉を続けました。
「しかし、最大の賛辞を受けるべき者がおります。病を完治させたのは朝鮮の別の医員なのです。」
そして、ミョンファンたちが治療をして一旦は回復したようにみえたが、その後病状が悪化した事を話しました。夫人の命を救ったのは他の若い医員なのです・・・と。外科術で命を救った事も付け加えました。
その場に居た者たちは、皆、ざわめき始めました。
「お連れしろ。」
そう言われた部下が案内してきたのが、クァンヒョン
何故・・・と、生きていたのか・・・と、皆、口が開いてましたよ
なーんて爽快な
でも、まだすんなりとはいかない雰囲気の予告