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男を見つけたコ・ジソク&ユ・リョン。
確認して応援要請を・・・と言うジソクの言葉も終わらないうちに、ユ・リョンは男とその仲間が集まる個室に乗り込んでいきました。
言葉巧みに男たちからいろんな形態の麻薬を差し出させたユ・リョン。
隙をついてそれらをかき集めて逃げ出しました。
部屋の外にいたコ・ジソクに麻薬を渡し、駆け出したユ・リョン。
地下鉄構内に逃げ込み、ある一角におびき寄せました。
そこにあったのは、消火栓とホース。
強力な放水で、一味を一網打尽にしました。
しかし、捕まえた一味は、仲介をするだけの小者ばかり。
詳しいことは知らないと白状しません。
ユ・リョンが脅すように尋問しても無理。
そこで、コ・ジソクが罪の重さを説明しました。つまり、このままでは相当な年数服役することになるぞと言ったわけです。
取引しようと言いました。ま、司法取引のようなものです。
男は、仕方なく白状しました。
その時、病院から連絡が入りました。
暴行を受けたアジョッシが拉致されたと。
一刻を争う状況になりました。
青い自販機の下に代金を置いておくことになっているらしいと男が言いました。
地下鉄駅の無数にある自販機のうち、青いものの位置を知っているのは、ユ・リョンだけ。
他の捜査隊にも応援を要請し、ユ・リョンが指定した駅を手分けして張り込みました。
コ・ジソク、ユ・リョン、そしてタンサン警察隊のコン班長が張り込んでいた青い自販機に売人が現れました。
売人を追跡中に、コ・ジソクはユ・リョンに自分の銃を渡しました。
これまでの経緯を考えると、いつまた危険な状況になるか分かりません。なにせ、無謀に突っ込んで行くユ・リョンなので。
「護衛用だ。撃つなよ。当たったら懲戒だ。1発目は空砲。2発目から実弾だ。」
渡そうとしたものの、なかなか手を放すことが出来ないコ・ジソク。
何度も何度も念を押しました。撃つなよ・・・と。
渡した瞬間から、後悔したような表情を浮かべるコ・ジソクが笑えます
売人を追い詰めたユ・リョン。
そこには、拉致されたアジョッシもいました。
アジョッシにナイフを突きつけた売人。銃は偽物だと売人は強がっています。
その時、後ろからコ・ジソクが飛び掛かり、売人を抑え込みました。
ほっとしたその時、売人は隠し持っていたもう一本のナイフを、コ・ジソクの胸に突き立てたのです
みるみるうちにTシャツに広がる血の色。
降ろしかけた銃を、ユ・リョンは売人に向けました。
引き金を引きました。空砲が鳴り響きました。
「2発目からは実弾。」
そう言った時、売人がアジョッシに再度ナイフを突きつけました。切りつけようとしました。
ユ・リョン、引き金を引きました。
弾は売人の足に当たりました。
「撃つなと言ったろ。」
コ・ジソクです。なんと、ぴんしゃんして立ち上がってます
ナイフが刺さったのは、ジソクの胸に入れていたアジョッシのお弁当のキムチでした。
おいおい・・・なんで、こんなところにキムチを入れてるわけ経緯、見逃しちゃったかしら、あたくし
とにかく、一件落着です。
ところで、行方不明のユ・リョンの双子の妹ジンは、もしかしたら、自閉症とか・・・
一緒にいる時は、苛立つことも多かったようですが、いなくなってしまった今は、その苛立ちさえも懐かしく幸せだったと思えるようですね、ユ・リョンには。
『地下鉄の幽霊』は、やはり何らかの目的をもって犯行を犯しているようです。
そしてその始まりは、ユ・ジンなのかもしれません。